さようなら、ニューえびぞう君
昨夜まで元気いっぱいに水槽の中を駆けずり回ってた、ニュ~えびぞう君、今朝起きたら半年ぶりに脱皮してた。
前回が今年の1月だから7カ月ぶり?、もうこのままずっと脱皮しないのかとも思ってたよ(^^;)
フニャフニャなえびぞう君をそっと手に取り、慎重に恒例のサイズ測定(リファレンスは1円玉)
やー、横幅が一円玉20mmΦとほぼ同じか、大きくなったなぁ♪
…でもちょっと様子がおかしい。なんだか頭?の所に生々しい肉片みたいなのが覗いてフワフワしてるのだ。
脱皮をする時にケガしたのかな?、でもまぁまだフニャフニャだけど普通に水中を動けるし、時間がたって柔らかい殻が固まればふさがるだろ、と何も出来ないので放置するしかなく、そのまま家に残して出勤。
-----------------------------------
…夕方帰宅したら、もう水槽のなかで動かなくなってた。…えびぞう君、死んじゃった(T_T)
きっと命がけの脱皮に挑んで、多分ほんのちょっとしたことで失敗してケガしてしまって、それが元で死んでしまったんだろうな。昨日もその前も同じくらい気温と室温が上がってたけどピンピンして水底を走り回ってハサミ振り上げてエサをねだってたもんなぁ。あんなに元気だったのに、本当に残念。
かれこれ丸2年間くらい一緒に暮らして成長を見守りつつ可愛がっていたから、たかが小エビ一匹とはいえ、喪失感が半端ない。でも自分の所で一生懸命生きてくれたし、自分と一緒に生きてくれた。それに深く感謝して見送ろう。庭に埋めたけどきっとアリが亡骸を発見して食ってくれる。えびぞぅ君の命はそうやって次に引き継がれてゆく、決して無駄死にじゃないよ(^^)
----------------------------------
ここの更新が滞ってた時も、えびぞぅ君とはよく遊んでた。ダイソーで水質浄化の素焼きの球を買ってきて、それを使って「えびサッカー」、まぁ厳密には「ザリガニPK戦」かもだけど、巣とした陶器の中で構えるえびぞぅ君に向かって上から差し込んだ割りばしで素焼きの球を転がして、両手を上げて防ごうとするエビキーパーをかいくぐってゴールする、という遊びをしてた(笑)
これが楽しくてねぇ、えびぞぅ君としては巣の中に邪魔ものが入るのは嫌らしくて必死に防戦するし、ゴールを決められたらそれをどうにか頑張って担いで外に出すんだけど、そのしぐさが凄くユーモラスで必死で可愛かった(^^)。あんまりやり過ぎるとエビとはいえ疲れちゃうだろうから夕飯食ってから一日一晩に一回だけ勝負してたんだけど、たまにその球を担ぎ出したえびぞぅ君がこんなオブジェを作ったりするのが楽しかったなぁ(^◇^)
このまま一緒に暮らし続けて、もう少し大きく成長したえびぞぅ君を見てみたかったけど、運命のいたずらで今日で突然のお別れ。
残念だけど、この2年間の共生は楽しかった、ありがとう(^^)/
| 固定リンク
コメント
出会いと別れ・・・
短命種だから別れはありますよね。
また出会いがあるかな?
投稿: 剣片喰(けんかたばみ) | 2024.07.25 06:31
剣片喰さん:
コメントありがとうございます、今は日曜に日中ですが無茶苦茶暑いですね、朝方はバイクで外に出ようかと思いましたが、その後の気温上昇でグッタリしてしまいそんな気になれず、正午ごろからエアコン入れた室内に逃げ込んでいます。くれぐれもご安全にお過ごしくださいませ。
今まで大小さまざまな生き物と死に別れてきたので、悲しいという本能的な感情に変わりはありませんが、万物は諸行無常であるという理性が、正しく見送り弔いそして悲しさを乗り越えてゆくことを支援してくれてる気がします。傍からみれば死に対する感情が鈍くなったように見えるカモですが、自分としては旅立つ命に己の魂を強く鍛えてもらっていると思ってます。
小さいエビでしかないザリガニとはいえ自分を認識して反応してくれる生き物がいるのは凄く楽しく幸せな時間を貰った気がします。完全孤独と違って、両ハサミを振り上げて「おお帰ってきたな、はよエサくれや!」とやる姿はホントにかわいかったです。
出張三昧生活だった以前では絶対飼えませんが、今の暮らしならこういう小動物なら飼えるので、また機会を見つけて用水路ガサゴソやってみますかね。ただ野に戻せる命であるならば、しばらく一緒に暮らしてから自然に返す方が、良いような気もしてます。そのためこの夏は見つけたクワガタとかを数日自宅でカブクワゼリー食わせたら、また自然に戻してます。
アメリカザリガニは一度身請けしたらもう自然には戻せないのでそのまま死ぬまで面倒見る覚悟が必要ですけどね(^^ゞ
投稿: ino | 2024.07.28 13:00