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2024.11.25

そろそろ再起動にかかろう

人生に一大事が発生して、ドタバタした日々を過ごしてきたけど、少し落ち着いて来た。

倒れた母は元の生活を送れるようなことはもうないだろう障害を負っているが、命に別状はない状態になってきた。今は救急車で運ばれ急性期の手当てを行った病院からリハビリを主体とする病院に転院し、最長150日間の入院期間中にどれだけ機能回復ができるかのチャレンジを老いて弱った身体で毎日頑張っている。

ここから先は未来の話しになるが、その結果どこまで回復が叶うかはわからないけど、症状が固定化したと判断されたらそこを出て母は次なるステージに移る事になる。少なくとも昭和の古い建売一戸建ての実家での一人暮らしは無理だから、自分を含めた子世帯で面倒を見るか、介護生活を送れる特養ホームといった施設に移る事になると思われる。この方針はリハビリ入院期間中にある程度見定めて準備を行わなければならない。

それが自分の生活にどういう影響をあたえるのかは、正直まだわからない。第三者的な目線だと、重荷を背負って見えるのだと思う。

でも、自分自身がこういう状態になって思うのは、

「それでも生きていてくれてよかった、生きていてくれることがそれだけで嬉しい」

という、ポジティブな実感だ。高齢の要介護の老人など生かしておくだけで無駄だと思う人もきっと居ると思う。老人に医療費をかけるよりもワカモノや子育て世代にお金を回すべきだ!、とかね。純粋に長期的経済的観点から見たらそういうドライな考えもあるのかもしれない。でも当事者の身内としては、ただ生きていてくれることが、こんなにうれしいのだという事をしみじみと感じている。それに社会にとって老人の存在は意外とそんなに悪いことでもないのだな、と実感してることもあるけど、それは次の機会にでもまとめよう。

きっと母が健全だったころよりも自分の人生の負担は増すと思うけど、この2カ月弱くらいでそれを背負ってゆくくらいの覚悟は出来た。まぁ全てを一人で背負い切ったら多分自分も長く持たないから、それはしないで、同じ志を持つ強力な味方である自分の姉兄妹たちと出来る範囲で協力しあって対応して行くことになる。出来る範囲で頑張って行こう。親孝行は出来るうちにやらないとねp(^^)q

また今回の件で、母と同じかそれ以上に年老いた、伯父や伯母といった高齢の身内親族にも連絡をとり、実際に会って話をして、その過程で伯母が亡くなって葬儀に出たり、と、自分の周りで急にそういうモードが増え始めた。親孝行だけでなく、子供のころに色々世話になった伯父や伯母にも、その子らよりは出来ることは少ないけど、出来る範囲で伯父孝行、伯母孝行をしていきたいと思う。

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…ということで、今年はバイクにあまり乗れないまま終わりそう。大排気量車でも多くて一カ月に1回くらい、小排気量車だと、一年間で4回とか5回くらいしか乗れてない車体もある。それでも手放さないよ、自分が乗れるうちはカワイイ我が子みたいなものだから最後まで面倒見て乗りたいと思ったときにいつでも乗れるようにメンテして保険を生かして稼働状態を保ち続ける。まぁ母の対応で生活に困るようになったらさすがに手放してゆくとは思うけど、まだまだオレは頑張れる、だから頑張るp(^◇^)q

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コメント

 兄弟仲が良いようで何よりです。
 よき方向に向かいますことを願っております。
 

投稿: 剣片喰(けんかたばみ) | 2024.11.26 09:25

剣片喰さん、いつもコメントありがとうございます(^^)

全員良い歳した初老級で、各自の人生を背負ってる大人なので、子供のころのような兄弟仲という感じには戻れないですが、母というハブをそれぞれが違う立場のリムの位置から見てる、と言う感じです。完全に背中を任せられる全幅の信頼を置いても安心、というよりは、同じ目的のために同じ方向を見てそれぞれの立ち位置から手を伸ばしてる、そういう感じです。

母というハブを失ったらスポークはバラバラで崩壊しちゃうのかもしれません、でもまぁ死ぬまで同じ思い出話が出来る存在として大切なんだろうな、と亡くなった伯母の葬式で集った同世代の親類を見て思いました(^^ゞ

投稿: ino | 2024.12.02 20:03

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