(今のところ)安さが光る食材で生きる
ここ1年くらいの物価の上がり方はもはや狂乱的で、体感でいうと特に普段の食料品の買物は20%~40%くらいの値上がり率だと思う。
なので貧乏節約生活者としては、危機的な状況なんだけど、今のところ色々な手法を駆使して生活しているので食費、光熱費、生活費、道楽関連費も、一年前から少し減らせるくらいの家計管理で済んでる。とはいえ、医療費は昨年が一年間で16827円で済んだのに対し、今年は今日付けで276930円も使ってるけどね(;_;)
で、食費の抑制策の一つを紹介。最近よく食ってる安い主食級の食材がこれ。
業務スーパーで売ってるラトビア産、500gで128円(税抜なので込みだと138円)なので、バカ高くなって庶民が食えなくなった精米と比べるとやたら安さが目立つ…あまり美味くなくて、西洋のお子様が嫌がるという下馬評を大昔に何かの少女漫画で見たような記憶があるオートミールだ。
なぜこれに目を付けたのか、というと、単にコストウェイトレシオが高いからだ。1kgあたり税込276円もするから、500gで100円とかの激安パスタに比べれば高いほうだけど、5kgに直せば税込1380円だから今のコメの価格からすれば激安の部類。じゃあ食ってみるか、と今まで見向きもしなかったけど、モノは試し、と買って食ってみた。
パッケージに書かれてる通りに、
・50gのオートミールを器に入れて
・250mlの水を入れて
・塩を一つまみ入れて
・さっと攪拌して
・電子レンジで加熱(時間は適当)
これだけやってみた。
そうやると、押し麦のようなオートミールは水分を含んでやわらかくなって膨らんでくる。水分も残るのでお粥のような状態、と言えばイメージつくだろうか?。それを恐る恐る食ってみると、見たまんまの「麦のお粥」というイメージ。なのでこれ、もしかしてお粥の代替としてそういう味付けにしたら…まぁそういうもんだ、というレベルで食えるんじゃないの?、と思って色々試したら、まさにドンピシャ!
梅干しで食うもよし、シソ風味ふりかけやお茶漬けの素で食うもよし、海苔の佃煮や漬物で食うもよし、普通のご飯おかず系の食材とも合う感じ、肉みそとか鮭フレークとかもイケるし、カレーっぽい味でもOK。なので本来の調理方法や食し方であろう、西洋風味の付けや牛乳で煮る、とかは全く試さず、常時和食のお粥代替品として電子レンジで即席調理して普通に食うようになった。
ただ麦の比率が高い麦飯がダメな人は多分辛いはず。自分は元々コメと一緒に色々なものを混ぜて炊く代用食をさんざん試してきた人なのでそれのコメ比率がゼロになったこれでもご飯(お粥)代用品として食えてしまうのだけどね。激安パスタと比べた場合、鍋で茹でたり電子レンジの調理だとかなりのエネルギーを要するけど、これだと電子レンジで数分で食えるから時間とエネルギーコスト面でも優秀、特に最近値上がりしてるカセットコンロ生活者だから、そのあたりは結構重要な話になってくるのよね。
オートミールって乾きものだから長期保存も出来そうだし、水と熱源があれば食えるから、生米より非常食に向いてるし、何より安い。後付けになるけど健康面でもいいみたい(自分はそれには期待してない、安さが正義なので)。食生活で味にこだわらず、安さを追求する人なら、和風味付けで一度食ってみて欲しい。麦お粥だけど、意外とイケルイケル(あ、自己責任でお願いします)
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