楽で実用的なヤツが、無くなる前に、14年ぶりに
気が付けば、今日で2025年も半分が終わり。時がたつのは早い!
古人が「光陰矢の如し」と言ったのがホントによくわかる歳になった、ということなのかもしれない。まぁ自分はいわゆるドリフ世代なので、「KO門、屁の出口」というフレーズが同時に脳内に出てしまうけど(冷汗)
-----------------------------------
2025年は2月末の膝の負傷でいつもと全然違う生き方をする羽目になった、と言ってもいいだろう。今も治っておらず機能回復のリハビリ通院と日々の自主リハビリを繰り返している。でもそんな中でジワジワとそれまでの日常を取り戻してきてもいる。
現状は、こんな感じ、
・頑張れば10回くらいなら屈伸運動出来る(痛いし左右バランスまだ取れない)
・片道20分くらいなら歩ける(ジョギング的ないわゆる「走る」はほぼ無理)
・歩道橋くらいの階段なら上り下り出来る(長い下り階段は特にNG)
・平地なら自転車乗れる(急な登坂は変速ついててもNG)
・バイクは小さいのから大きいのまで一通り乗れる(長距離は無理)
・四輪車も運転出来る(渋滞だとクラッチワークがちょっとツライ)
しゃがんでの雑草毟りとか、膝立ちしての作業とか、重量物の持ち上げとかはまだ難しいけど、回復はしてきてる。
ただ、どれもこれも実行する頻度は落ちてる。特にバイクはなかなか乗れてない。最近も最重量のR1100GSに乗った後の収納時に、メインスタンドがなかなかかけられなくて、体力低下を実感。仕事に支障が出ないようになるべく土曜にリハビリ通院を入れるので、純粋に乗る機会も減ってる。実は今年に入ってから一度も乗ってないコもいるくらい。
…飼い殺し状態になってしまってすまんなぁ。もう少し回復したら、乗ってやるからもう少し待っててくれよなp(^^)q
------------------------------------
…と、舌の根が乾かないうちに、ぢつはバイクを1台買いました(^^;)
買い替え?、いえいえ当然買い増し。ぶっちゃけ、その方が自分らしいでしょ?
今回やってきたのは、ごくごく普通の50ccのスクータ。ホンダのDio(形式AF68)。中国製の廉価版で、排ガス規制でキャブレターからFIに替わったくらいの年式。リヤブレーキ操作でフロントブレーキも少し作動するコンビブレーキという余計なメカニズムが入ってる。バイク乗りの友人の所からお友達価格で譲って頂き、めでたく養子縁組成立。
50ccのスクーターといえば、以前ここにもUPしたけど、14年も前になるのか、2011年に当時ひょっこりウチにやってきたスズキの2stスクータ以来の投入になる。
バイク仲間のトランポに乗せられ、ウチに届いて、必要書類と旧ナンバー持って行って役所で名義変更したら、あとはもう前回同様に「ウチのコ仕様」にしちゃう、さぁ♪、前カゴ付けてぇ~♪、トップケースも付けて~~♪。…、ハイ出来た(^^)/
自分にとっての原付スクータはこれが標準スタイル。今回も殆ど乗ってないけど、ためらうことなく早々にこの姿にした。…あ、車体色に合う洗濯バサミまだ用意してなかった、このコなら透明ポリカーボネートのが似合いそうだ、百均で買ってこなきゃ(^^;)
---------------------------------------
14年前よりも、さらにバイクの台数が増えてる現状(ざっと数えて5台か6台)、さらに用途的にはモロカブリする原付二種のスーパーカブ110も手元にある今、あの当時でも持て余した原付スクーター、しかも50ccの原付一種をこのタイミングで入手したのは一応自分なりに理由がある。
1)スーパーカブは日常実用性に欠け左脚の負担が極端に大きいので軽くて小さいスクータが欲しかった
2)排ガス規制で今後50ccのエンジンのバイクが世の中から無くなって行くからその前に入手したかった
世間の下馬評はとても良いホンダが誇るスーパーカブ。いい事ばっかり謳ってる。でも自分が実際に所有して乗ってみて思うのは、スーパーカブと言うバイクは思ったよりも実用性に乏しく、操作も面倒で、正直いわゆる趣味性も低い。まぁ一言でいうとそんなに楽しくない。ただ特定のシチュエーションだと面白いし、維持費も安い、いつまでも弄っていられる。その組み合わせが今の自分にはアンマッチなんだけど、来たる将来老齢化したバイク乗りにはマッチするとは思う。だからまだ持ってるし、当面手放す気はないのでそこは悪しからず。
でもカブのロータリシフトと自動遠心クラッチの組み合わせは、今回ケガして初めて判ったけど、ケガをして衰えた状態の左脚に対するダメージが大きく、普通のバイクより疲れるし痛い。具体的には、シフトチェンジの際に左脚先をステップから外して持ち上げて、つま先やかかとでペダルを踏みしめるんだけど、その左脚を空中に持ち上げる機会が普通のバイクと比べてかなり多いので、短距離でも痛めた左脚に負荷が高い。今ではウチにあるどのバイクよりも、カブに普通に乗るのが一番つらくて痛い、といえば判って貰えるかも。
なので、通院や買い物といったちょっとしたお出かけにはカブを使う気が全く起きない。左膝がよっぽど楽なKSRとかDFを使ってもいいけど、今のアシの状態だと置き場から気楽に引っ張り出せない。なので当面でも短期間でもいいから、最も左脚がラクなスクータが手元に欲しかった。
あとバイクの排ガス規制の関係で、2025年を最後に50ccの内燃機エンジンの乗り物が新車販売されなくなる、という社会情勢がある。
50ccの原付一種は普通四輪運転免許でも乗れるので一定需要はあるけど、小さいエンジンだと排ガス浄化機能が働かせられず排ガス規制をクリアできないので、今後50ccのバイクは消えて、代わりに、より車体が大きくて、ずっしり重たくて、その分おそらく値段も高い125ccまでのバイクをむりやり出力規制して、50ccくらいの馬力に落とした「新原付一種」としてこれから売るらしい。
つまりこの世からいわゆる「原付」が消えてしまうわけじゃないけど、50ccエンジンの、小さくて軽くて安いバイクは絶版となって、今後入手できなくなる、ということ。なので自動二輪免許がある自分は特に必要とはしてなかったので持ってなかった50ccエンジンの原付一種を、格安で入手できるうちに1台持っておきたい、という気持ちがあったので、今回譲渡話が回ってきたので飛びついた、と、そんな理由。
-----------------------------------------
今まで乗ってきた原付スクータは、みんな2stエンジンだったのでそれなりに走ってくれたけど、今回やってきたコは4stエンジン。全然パワー無いからアクセルガバガバ開けても全然怖くない。Vベルト無段変速なので、一応実用的な加速はしてくれるけど、ウチのラインナップの中でダントツで遅い。長い登坂はどんどん速度が落ちて30km/H出ないくらいになるけど、まぁそれでも大昔乗ってたパッソルみたいに途中で止まっちゃうこともないから一応合格。
それに原付スクーターと言う乗り物はホントによく研究されて作られてて、小さいし軽いし運転がラク。左脚が壊れていても関係なく乗れるし、モータで走る電動モペットとか特定小型原付自転車といったモノと比べて一般道を走ってても圧倒的な安心感がある。自転車にモータ積んだようなそういうのが2~3万で買えるなら試してみたかったけど、20万近く?も払ってまで乗りたくない。今回のコなんてタイヤ新品に換えてくれて自賠責も数年残ってて、自転車の新車を買うのと大差ない*万だったもの。じゃあ乗り物道楽者の自分はコッチがいいや、ガソリン1Lで本当に70km/くらい余裕で走るから経済性だって悪くないし。
14年前は健康体だったし他のバイクの方が楽しくて、非力なスクータを持て余して手放してしまったけど、今回は自分がケガして弱ってることもあり、非力さ遅さを楽しめる精神状態(よく言えば熟成、平たく言えば枯れた、悪く言えば日和った)なので、前回よりは長く乗れそうな気がしてる。少なくとも110ccのスーパーカブよりは、こっちの方が今は楽しい。
なので、せっかくの縁でウチのコになってくれたからには、しばらくは乗らせてもらうよ、よろしくね。ケガが回復しても、もしも自分が今のカイシャでリストラされて失職したら、こんな姿で近所を走り回る用途に使うかもしれないけど、その時もよろしくね<ばき
…あ、これフリマサイトで中古で買ったもので、これで実際に副業してるわけじゃないので、念のため。クルマの後部座席に積んでおいて、冷凍食品とかを買った時に収める大容量保冷バッグとして使用中(^^ゞ
普通のバイクに積んでツーリングバッグとしても使ってみたいけど、原付2種より上のクラスのバイクに積むと「白ナンバーで商売してんのか!」、とイチャモン付けてくる人がいるらしいのでメンドクサイので試してない(苦笑)
最近のコメント