2022.01.03

2022年もバイク乗りとしてスタート

毎年毎年元旦は、箱根駅伝のコースをバイクで走って芦ノ湖へ、そして大観山に登ることを恒例行事としてる。

なので今年もそれを敢行。今年はどのバイクで行こう?か、と大晦日に考えてたけど、ふと一度も元旦走行に使ったことのない原付2種で行も帰りも下道で行ってみようと思い立った。

チョイスしたのはDF125E。理由は、入手したのは2007年だから、今年でウチのコになってくれて15年という節目であること。そっか、もうそんなにたつのか。なんだか数年前にやってきたようなイメージあるんだけど、そういや震災前に牡鹿半島走ってたから確かにそうだ。入手した時は950kmくらいだった走行距離は、15年弱経過して現在こんな感じ。

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14年と半くらいで約5500km走行か、年平均だと376kmくらい。このバイクは燃費が平均で35km/Lくらいだから、年間ガソリン10Lくらいしか食ってない。ガソリンタンクが13L入るから、ざっくり算出すると1年に給油して、オイルは10年に1回で交換、タイヤはまだ未交換、みたいな距離しか走ってない。いやガソリンは劣化を防ぐために入れ替えしてるし、バッテリも3回かえたし、オイルも5回くらい換えてるし、タイヤも山はたっぷりあったけど亀裂激しくてさすがに数年前に変えた。つまり距離は走ってないけどちゃんとメンテしていい状態を維持している。
こういうおとなしく静かで燃費のいいバイクはこれからの初老時代には重宝するだろうから、これからもよろしくなp(^^)q

あとはガソリン代高騰の昨今、元旦走行とはいえ低燃費でローコストであることも重要なチョイス理由、さらにこれにはグリップヒータを装着してるから、厳寒の箱根の山道を走っても、熱源+こうやってハンドルカバーを装着しておくことで、手のひらがコタツに入ってるかのようにヌクヌクしたまま走れる。

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歳を重ねるごとに寒さに弱くなるので、グリップヒーター&ハンドルカバーといった防寒耐寒装備は必須になってくるのよね。

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そのうえでガッツリ着込んで、さあ出発。原付二種は高速道路有料道路を使えない下道専用のバイクなので、いつものように箱根駅伝のコース到達するまで下道で行かねばならず時間がかかる。またスピードも出ないので、一般道路最高速である60km/H以下をキープして淡々と正月の街中を走って毎年元旦に走るコースまで到達。明日はここを駅伝の選手が走る。テレビ中継の準備が進んでいて、国道を中継専用のカメラ車や、テスト走行のバイク、駅伝やマラソンでしか見られない特殊な撮影用のバイクなどがあちこち走ってた。明日は選手とともに頑張って!、自分はテレビ持ってないので見れませんが<ばき

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正月の国道1号は箱根駅伝ムード満載。こういう立て看板や歩道橋の垂れ幕がいやおうなく箱根駅伝の、つまり正月のムードを醸してる。これを見に来たのよね(^^)b

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小田原を抜けて箱根の駅前にくると、道は大渋滞、歩道は観光客でごった返してた。新型コロナ感染のリスクはもう無いかのような超密密な店前の待ち行列やぎっしりの歩道を見てると、もう感染リスク無いのかなと思ったりもする。もしここにオミクロンキャリアが一人でもいたらもうダメだろうな、とも思ったり。

…で、狭い国道一号を登って行ったんだけど、ここでDFで来たことを後悔した。いやはや、箱根駅伝の五区登り坂には4st125ccの非力なバイクでは辛い、平地だと6速でタラタラ流せるのに、ちょっと登りになると5速→4速、とギヤを落とさないと失速しちゃう。登坂がきついあたりでは3速まで落とさないと登りで加速出来ない。自分が大好きない4st200ccならこんな低トルクではなくちゃんと登っていけるのに、それより小さい4st125ccはかなりきつい。2st80ccの方がまだラクかも。

まぁここまで来てしまったら登るしかないから、頑張って道の両脇に残雪が残る急坂の国道1号をギャンギャンエンジンを回して登ってゆく。国道1号最高到達点を抜けて芦ノ湖方面に下るとここでエンジン虐めは終了。…ふう助かった。しかし寒いな、これグリヒ&ハンカバでなかったら絶対無理だったよ。下半身冷え切ってるけど背中に張った使い捨てカイロと、グリップヒーターからの入熱のおかげでどうにか耐えられた。

駅伝ゴール地点から大観山に向けて再び登り始める。ああ登り坂辛い、きつい、4st125ccは街乗りバイクだよなあ、これまたギャンギャンエンジンを3速で引っ張りまわしながら登る。途中の電光掲示温度計が―2℃!!!、寒いわけだ、それでも目的地はあと数キロ!、鼻水たらしながら最終目的地の大観山まで到達。晴天にくっきり見える富士山が美しい!、その手前の芦ノ湖とのコントラスト最高ゥ!、寒さを忘れ…られない!、寒い寒い!!、でも、今年もバイクでここまでこれた、バイク乗りとしての一年のスタート儀式コンプリート!!

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今年も一年通してここにバイクで来れて、また来年もバイクでここに来れますように…(-人-)安全第一

神妙な心持で富士山を眺め、一年間の交通安全をこの景色に誓った。さあ帰ろう!寒すぎる!!!

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いつもなら、帰りは箱根新道に乗って一気に小田原まで駆け下る。または550cc以上のバイクなら、畑宿ラインのタイトワインディングを楽しんで下る。でもDFは原付二種、つまり原付に毛が生えた、というジャンルのバイクなので、さっき鼻水たらしながら登ってきた坂をそのまま下って平地に到達。いや~暖かいな小田原の街中。箱根程度の高さでもやっぱり違うわ。これなら電熱武装したDFの敵じゃないぜ(^^)

そして自宅近所のガソリンスタンドで、走って減ったガソリンを給油。こうやって一年の家計簿の一番最初の支出に二輪費であるガソリン代や有料道路の通行料を記載するのがバイク乗りとしての走り初め(&家計簿記載初め)の儀式のクローズ処理。箱根登りでギャンギャン回したけどその他は60km/H未満でタラタラ走ってたので燃費は38km/L。よしよし、去年1年間の走行距離の半分を今日で走っちゃったけど、まあいいよなDF(^^)

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そして無事帰宅。無事故無検挙で一年のスタートが切れたぜ!、グリップヒーター&ハンドルカバーはino的絶対オススメの冬バイク装備、カッコ悪いなどと言わず、使ってない人はぜひぜひ導入を、冬のバイクライフが良い方向に激変間違いなし!

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2021.11.29

ちょっとした備えでどうにかなる

先日ウチのポンコツXTで高速道路を使って遠出をしたときの帰りの話。

600cc空冷単気筒のXT-Zはバランサー内蔵とはいえ、やっぱりそれなりの震動がガンガンに出てしまう昭和58年式なので、新東名高速の120km/H区間を順法速度で巡行しているとミラーで後ろが確認出来ないくらいブンブンと振動が発生する事になる。

新東名高速を走り切り御殿場JCTで旧東名と合流したあたりで、陽が陰って薄暗くなり、一気に気温が冷えてきた。こうなると防寒対策をしないと血流が衰えた中年の肉体はオーバークールになってしまうので、持参していた冬装備を装着すべく足柄SAに一旦入った。

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うんうん、ポンコツ君だけどカッコいいぜ(^^)b、と、思って車体を眺めていたら、なんだか違和感が‥‥あっ!!!

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マフラーのエキゾーストパイプについてるヒートガードが脱落しかけてる!!

どうやら、数年ぶりの高速巡行による振動でネジが緩んで落っことしてしまったらしい(冷汗)。こういうボルト脱落や応急修理のためにインシュロック(結束バンド)は何種類かを何本かずつは持っているが、ここは高熱になる場所で樹脂なんてあっという間に溶けてしまう。なのでそういう応急修理は出来ない。かといってヒートガード外してしまうと万が一の際に大やけどしてしまう。安全装置を外して運用なんて絶対にしたくない。じゃあどうする・・・・

と、書いたけど自分はこんなことでは悩まない。ちゃんと備えを用意し手持ち歩いてた。それはこれ。

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そう、事務用品のゼムクリップ(大)だ。自分はバイクに乗るときにこれや安全ピンやらも一緒に持ち歩いてる。それはこういう時にこうやって使うため。


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こんな感じで伸ばして針金化させてから、車載工具のプライヤーで閉める!、すると…

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はい、高温部位でも大丈夫な応急処置の完了!、これで帰宅するまで問題無く走って帰ってこれた(^^)b

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いつ何時何が起こるか判らないバイクに乗るときは、こういう感じで何かが起きてもどうにかできるように、色々な事を考えて便利で使える汎用性の高いものを必ず持って行く。何事も無ければ使わずただ持ち歩くだけ。でもひとたび何かが起きると、たったゼムクリップ一個でも有能に使えてピンチを救ってくれる。

映画「アポロ13」を見たことがある人なら判るだろう、何か緊急事態が起きたらそこにあるものだけで創意工夫しないと帰れない。四のバイク乗りはそういう事を一杯経験して、常日頃考えてバイクに乗っている(と自分自身がやってるからそう思うけど、やってるよね?)

バイクは危険が常に隣り合わせなのでこういう危機管理能力が必要だけど。実生活でも天災人災労災等々、トラブル発生した場合に同じように手短にあるものをフルに使わないと切り抜けられないようなピンチに遭遇することがある…かもしれない。自分はバイク乗りなので日常生活でも仕事でも、こういう石橋を叩いて渡るような準備と備えを欠かさない。そういう性分というか性格というか…いや、「生き様」がしみついてしまってるんだよねきっと(苦笑)

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2021.02.07

私的バイクライフに必要不可欠なモノ(タンクバッグ偏)

TWネタでコメントを頂いたのでちょっと取り上げてみる(^^ゞ

我が最愛の、と言うかもう自分自身の一部であるTW200は、日常使いや砂遊び泥遊び、そして長旅でも使えるいいバイクだ(^^)

そのTWで旅するときに、自分が絶対に欠かさない必須アイテムがある。それがこれ、タナックス製の オフロード タンクバッグの MF-3597。(先のコメントのやり取りでは「オフロードタンクバッグ2」と言ってたけど、よくよく思い出したら2は別のバッグでしたすみません)

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入手したのはTWに乗り始めてから数年後、当時はただ白青カラーのTWと色が合うな、くらいしか考えてなかった。オフロードバイクにタンクバッグという習慣が当時全然無かったので、これ欲しい!、ではなく確か何かの在庫処分セールとか新春セールといった安売り時に何となく手にした。オフ車なんだからタンクバッグなんてダセェ!、必要ならデーバッグでも背負えばいいじゃん、くらいに考えてたので当時はそのスタイルを貫いてた。

でもTWで行く北海道旅の何回目かの出発前のパッキング時に、デーバッグだといちいち荷物の出し入れが面倒だし、肩に荷重かかってなんだかんだで身体が疲れるんだよなぁ…もう止めてぇ、と思ったので、内心では邪道と思いながら入手ていた(けど使う気にはならず放置してた)それをその年の旅に使った。そしたらこれが無茶苦茶便利で使いやすく、かつ自分のTWとの旅スタイルを全くスポイルしないので好印象だった。

とはいえ、これだけだったらそれ止まりの話。

このバッグの優位性を決定付けたのは、翌年の北海道旅の時だ。その年はリヤに括るアウトドア用品を新型に更新してぐっとコンパクトになったので、じゃあタンクバッグ無くてもいいんじゃね?、とその年あえてこのタンクバッグを使わなかった。その結果…初日から帰宅するまで「何でこんなバカな事したんだろう?」と後悔する羽目に。ホントに不便で、前年はあんなに便利に使ってたのに!、と何度も自分で自分を責めた(苦笑)

それ以降、自分のオフ車の旅にこの手のタンクバッグは欠かせないものとなり、経年劣化や転倒などで使えなくなったら旅スタイルが成り立たないため、枯渇を恐れるとともに、赤いバイクに青いバッグは似合わないよなぁ、といった色遊び感覚も加わって、自分がバイクに乗っている間は絶対に!欠かさないように…と、予備を集め始めた。このあたりは自分の性格というか習性というか…ともかく備えを万全にしたい人なのよね(^^;)

その結果、今ではこんな状態に。タナックスのMF-3597の青や赤だけでなく、他のメーカーのサイズが違うモノもあるけどそこは掻き集める際に発生したノイズというか、ご愛敬ということで(^^;;;)

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青い方はTWだけでなく、XTZ660や、他の青系や黄系のオフ車で使うし、赤いのはR1100GSやXT600Zなどの赤系バイクで使う。複数あるのは各車専用としてるためじゃなく、一つを使いまわして、何らかの理由で使用不可になったら次のを卸して使うという織田家VS武田家の長篠の戦での信長流3段火縄銃戦術的イメージ。

このタンクバッグを自分が具体的にどう使いこなしているか…はここで紹介しても多分意味が無いので(旅のスタイルは人それぞれだからね)割愛するのであしからず。

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ここからは、このタンクバッグをこれから入手しようとされる方へのアドバイス。

タンクバッグの主室はこんな感じ、注意すべきポイントは外壁の型崩れを防止しつつ、中に入れたものがオフロード走行や転倒時にダメージを受けにくくする(注:全く受けない訳ではない)、主室の外壁内側をぐるりと取り巻いてる厚さ10mmくらいの緩衝材パッド。

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中古で入手する際には、取り外し可能なこれが無くなってるモノがあるので注意。中にカメラとかスマホとか貴重品を入れるのならあった方がいいんだけど、その分だけ容量がどうしても減るから、め一杯詰め込みたい人は抜いちゃってそのまま無くしちゃうんだよね。

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もしそれがない物があったらどうするか?、自分もそれが無い中古をヤフオクで入手したことがあるけど、結局そのバッグには厚み2mmくらいの発泡PPボード(商品名:ベルポーレン)をそのパッド形状にカットして入れてる。そうすることで、タンクバッグの形状は保たれて、隔壁が薄くなることでバッグの容量も増えると踏んだ。

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この経験から、長旅やオフロードがあるルートでの使用はパッドを入れて、オンロード100%や荷物が多い時などはPPボードカット品を入れて使うようになった。自分は実物のパッド付きのバッグからそれを外して直接型取りしたので簡単に切り出せたけど、無い状態から切り出す時は最初カレンダー紙や厚みのあるボール紙とかで型紙を作ってからPPボードをカットがオススメ。またPPボードは薄いと形状維持が出来ないので厚い方がオススメ(厚いのを使うと、キレイに切り出すのが大変だけどね)

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次に、タンクバッグらしい用途の、地図やチケット、雨の時のスマホやタブレット等々、色々なものを差し込んで走行中にチラ見出来る透明マップケース部。これが経年劣化でひび割れてたり、くすんだり曇ったりしてるものがあるので注意されたし。長くタンスや押し入れで日の当たらない所で保管されていれば透明度も高く柔軟性も残ってるけど、ガンガン日の光に充てて気温も変動し、雨が降ればゴシゴシこすったりすると擦り傷も入って透明性柔軟性が無くなって見にくく使いにくくなって、最後は割れる。

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イマドキ地図なんて使わないよ!、というのなら別にその状態でもいいんだろうけど(事実最近はタンクバッグ上面に地図を入れて使うバッグは徐々に減ってきていて、その機能が無い、ただのマグネットマウントバッグや吸盤マウントバッグも多々登場)、割れてると、とっさの大雨とかで浸水して中に挟んだものを台無しにするかもしれないので要注意、ビニールとはいえ割れた断面はちょっと痛いこともあるしね。

なお自分は旅の際はここにツーリングマップルを突っ込んでいる。STDのでも、Rでも、今いる場所を見開いて1ページだけ見ながら走って地図の外に来たら面倒でも止まって今いる場所に差し替え、を繰り返してる。こうやって延々走り続けず、こまめに立ち止まるきっかけを自分自身で作ってその場所をただ通過するだけでなく、ゆっくり一瞥するくらいの余裕をもたせてる。モチベーションGPS使ったナビ万歳な現在でも、そんな理由で紙地図は自分は欠かせない旅アイテム。高速移動時はSAで貰えるチャチイ地図でSA,PA、ICの位置感覚を確認するのにも使ってる(^^)

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最後に付属品のレインカバー。これも欠品してるモノがよくある。現在タナックス補修部品で購入可能なレインカバーにはジャストフィットするサイズと形状のものがないので欠品してたら1000円どころではない価値ダウンと思っていい。シートバッグ用の大きいカバーなら被せられるけど、大は小を兼ねるだろ!、とそれをかぶせると、高速とかで風が入り込んでエアバッグのように膨れたりする事もあるので注意されたし。

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先のマップ収納部に入れた地図等が雨天でも見えるように、レインカバー上面は透明素材になってるんだけど、古い製品なので、この透明部と黒部の熱溶着で切れがあるものが多いので、そこも要確認。完全な状態のレインカバーが付いていれば安心。ダメならその切れ部をダクトテープなどで応急処置してそれ以上切れ目が広がらないようにしてね。

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おっと、忘れてた。タンクバッグを運ぶときに肩にかけるベルトが付属してるはず、これは無くても適当なモノが流用できるからマストじゃないけど、このベルトをバイクの車体に回して止めることで、タンクバッグの脱落防止になるので付属してれば良し、無ければ適当なのを買ってね。

ちなみに脱落防止、と書いたけど、実際に脱落するような事態は高速走行、一般道走行、林道走行でも相当ガタガタしない限りまずない。じゃあなんでベルトをステム下に回して留めるのか、と言うと実はこれガソリン給油時にタンクバッグをずらす操作をするときに必要なんだよね。やり方は説明しないけど実際に給油するときにバッグを横にのけて見れば自分が何を言っていたのか理解してくれると思う。

ホントの最後に、ガンガンオフロード走るならマグネット追加またはより強力なモノに交換を推奨。これもやってみれば何を言ってたか判ってくれると思うので詳細は割愛。

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…ということで、このタンクバッグ是非使ってみて!、タナックスのオフロード用では現行のオフロードタンクバッグ3よりも(鉄タンクなら、だけど)圧倒的にこっちの方が使えるよ、なにせタンクバッグ3も持ってるのでそれは断言出来るよ(^^)
 

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2021.01.17

今年もバイク乗りとして一年をスタート

昨年は日本が、というより世界全体が新型コロナに蹂躙され、今年もその激震が収まる気配がない。

観光立国とやらで外貨を稼ぐことが数年前まで日本の目標だったはずだが、今では社会はその真逆のベクトルが作用していて、人の動きを止めて人との接触を避けてウィルス感染予防することが至上命題となっていて、その逆風にさらされたかつての花形の観光業や外食産業が壊滅的な状態になっている。まぁその数年前は、約十年前に起きた大震災のせいでそれまで順調だったのに壊滅した業界でその後の尻拭い的作業に従事していた自分からすると、平家物語が謳っていたこの一節を思い出す。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」

決して非があったからこうなったわけじゃない、いわば天災、不可抗力にして本当に不幸な出来事ではあるけど、飛ぶ鳥を落とす勢いだった業界にその試練が不幸に回ってきた、という気がしないでもない。今は無事な産業も(個人も)明日にはそうなるかもしれないということ。だから誰もが何が起きても耐えられるように備えることが必要にして重要。だって十年前に誰もが「想定外だった」は許されない、絶対安全など軽々しく口にするな、そんなものはないんだ!、とその当時、東電を徹底的に殴りつけながらみんな言ってたよね?

かくいう自分は、色々な意味で煮詰まっていたそういう職種からオフラインして社内だけど転職に成功。今では全く別の仕事に関わってる。それは自分にとっては成功物語だけど、何のデメリットもなかったか?、というとそうでもなくて、ぶっちゃけると結構大きい年収ダウンを伴った(手取りで言うと軽く-10万/月以上)。でもそのデメリットは、対価として得られるメリットよりも(自分的にには)小さいと踏んだ。そしてそれで生じるリスクを自分自身でヘッジ可能なことを事前検討&準備した上で踏み切った。今のところ備えは十分に機能していて、自分の人生に対する影響は無いとは言わないけど最小限に抑えられてる。人生とはこういうことの連続にして積み重ね。明日には自分も生活破綻するような事態に陥るとも限らない。逆にジャンボ宝くじが当たるかもしれない。だから備えは日々怠らないで頑張り続けるしかない。自分の尻は(出来うる限り)自身で拭く覚悟だけは持って生きてるつもり。

…という人生感は、自分ば若いころからバイクに乗ることで養ってきた(そして今も継続して切磋琢磨してる)つもり。危険であるから危険を理解して避けるように努力し、リスクに対する備えを行って対策を続けることで危険をマネージメントして、対価として得られる素晴らしい世界を堪能する、それが濃厚に味わえるのがバイクに乗る行為だと思ってる。

今までとは違う世界感の2021年も、可能な限り自分はバイク乗りとして生きてゆくつもり。

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と、いうことで、今年も元旦に恒例行事としてるバイクで箱根駅伝のコースを走って芦ノ湖湖畔まで行って、大観山から富士山を眺める「走り初め」を実施するところからスタートを切った。

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今年は去年入手したばかりの人生初のアメリカンバイク、スズキのサベージ650を使用。猛烈な寒さでこの場には長くいられずすぐに下ってきた。この寒さはヘッジする必要がある、ということで、その日の夜にネット通販でグリップヒーターをポチって、成人の日にはもうグリップヒーター化を終えていた。

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掛けたコストに見合う以上の素晴らしきグリップヒーター!、真冬にバイクに乗るなら絶対のオススメ(^^)/
なお、当Blogはアフィリエイトを一切やらないので広告は入らないしここから一円も収入は生じませんのであしからず。

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また正月休みには、昨年再開した無線趣味とバイク趣味を融合させるべく、バイク専用の無線機をBMWに仕込んだ。

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これバイクに乗りながら無線通信出来るだけじゃなく、AM/FMラジオ、航空無線等々の様々な受信道楽も満たしてくれる優れもの。これで高速走りながらハイウェイラジオがバイクでも聞ける、最高だね(^^)♪

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そして成人の日の少し前に半休取って1月末で車検が切れるTT600Rのユーザー車検を実施。

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昨年は軽自動車1台とバイク6台の車検があって大変だったけど、今年は普通車1台とバイク2台『しか』車検がないのでちょっと息継ぎ出来る。車は外注に任せるけど、バイクはもう自力でユーザー車検通すのが当たり前になったので費用もそんなに掛からない。数が多いから、節約効果も大きいよ、店に出せば5~7万する車検が、ユーザーなら1.6万だもの。8台ある車検付きバイクの節約効果は2年間で35.2万、つまり年間約17.6万円も節約出来てる。まぁバイクなければゼロ円だけど、ソコは言っちゃダメよ(^^;;)<ばき

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そんなこんなで2021年も無事スタート出来ました。バイクだけでなく節約生活も継続しているし、ハウスキーピングも止められないし、新たに始めた道楽の無線趣味等々もこれからやるよ~、という事で今年もよろしくお願いします(^^ゞ

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2019.12.02

この時期のキマリゴト

なんだか妙に暖かい10月から11月の頭にかけてを過していたのでここ1~2週間の気温の低下に身体が付いてこれてないようで、なんだか体調があまりよろしくない。朝から昼にかけて微熱(37.2℃前後)、ぼーっとするのでロキソニンを割って服用して一日をどうにか乗り切るような、そんなサラリーマンライフを過ごしている。体調が単なる不調ならいいけどな、大病の予兆でないことを祈ろう。

そういえば、現場生活から今の自宅サラリーマン生活に戻ってはや半年。六か月の通勤定期を使い切って更新したけど、それがおそらく10年以上ぶり。会社の規定で定期は6か月を買わねばならないけど、大体その期間の前に他の現場に飛んでゆく(そして定期は解約して清算する)のを繰り返していたからね。春、夏、秋、そして冬の入口に、同じ場所で過ごした事が久々だよなぁ、ホント。

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で、どこで暮らしていても、この時期になるとやることが2つある。一つはクルマのタイヤをスタッドレスに履き替えること。雪国にいたら当たり前だけど、雪国だろうがなかろうが、決め打ちでタイヤを交換してしまう。スタッドレスタイヤを後生大事に温存してもしかたがないし、少し標高が高い所にいったりすれば、北側の斜面に残雪があったりするし、突然雪が降っても事前に換えておけば何も困らないからね、スバルの4WD+スタッドレスは心強いよ、保障する(^^)

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このBPレガシィとも気が付けば長い付き合い。2006年新車購入だから、もう13年と8か月か、もう少し一緒に頑張ろうぜ相棒p(^^)q

タイヤは交換した日付と、装着してた期間に走った距離、付いていた場所を必ず記録して貼り付けて、空気圧を落として、直射日光をさけて保管。実はこの純正ホイールに付いているタイヤは新車購入時に付いていた2006年製のタイヤ(!)。ちゃんと管理してるので亀裂等は出てないし、山もある、普段使いではグリップもまだある(レガ2.0iは非力で軽いから、というのもある)。でも、さすがにそろそろ寿命かな。次また履くかは検討中。夏タイヤは17インチホイールももってるから次はそっちを履くので、この16インチホイールを次に使うとすれば2021の4月になる。もういいよね(苦笑)?

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13年チョイたったけど、まだ8万キロ弱しか走ってない。今回もこの半年間、夏タイヤで868kmしか走ってないや。すまんなぁ、かまってやれなくて。でも、インチダウンしたナローなスタッドレスで武装したオマエはどんなハイパワー車よりも雪上では強いぞ、自信もっていいぜ(^▽^)b

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なお、画像はないけど、サンバーもスタッドレスに交換。デフロックパートタイム4WDだから、これもまた雪にめっぽう強い。さあ雪よ!いつでも来いや!(笑)

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あともう一つは、庭で育てていたサツマイモの収穫。実はサツマイモはイモだけを先々週に掘り出してすでに秋の味覚として頂いていたりする。

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今年は普通のベニアズマが数本、ちっこい安納イモが数本、ムラサキイモが一本だけ取れた♪。画像は安納イモとムラサキイモを焼芋にしたところ。安納イモ甘くておいしぃ!、ムラサキイモは甘味は少ないけど目で美味しい!

イモだけ掘りだしたけど、イモヅルはまだそのまま生やしていた。だって暖かくて元気だったんだもの。でも土曜の朝に霜が降りて、地面も霜柱がバンバン立って、南国育ちのサツマイモの葉っぱとイモヅルは壊滅してしまったので、亡骸を刈り取って、念のためにスコップで深く降ったら、掘り残していたイモが何個か残っていて取れた♪

その中で今まで歴代新記録?のイモがとれたのでUPしておく。

Imo201902

まるでミニチュアのような、ミニミニサツマイモ。こんなちっちゃいけど、ちゃんと「ボクだって、サツマイモ!」を主張しているのは初めてみたよ、ちょっと面白かったのでくだらない話だけどUPしとく(^^;)<ばき
 

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2018.11.06

スバル、ダメダメじゃん

このブログを始めてから買った、とはいえもう気が付けば
12年前の事なんだけど、スバルのレガシィBPの2.0i。

十年は乗るぜっ!、という意気込みで買ったけど、本当に
こんなに長く乗るとは思わなかった。この12年間、他に
買い換えたいと強く思うウチのレガを超えるクルマが世に
出てこなかった、という事。決して速くないし、地味な実用
車なんだけど、乗ると今でも楽しいし、奥深いんだよなぁ、

Rega201811

そんなレガシィ2.0i(5MT)も、12年たって気が付けば走行
距離も7.6万キロ。メーカー推奨のタイミングベルト交換時期
が10万キロだけど、なんとなくチキチキ音が出てきてる。
今のペースだと、そこまであと何年もかかる判らないから、
今のうちに交換しておこうかな…

出張先に持ってきて置きっぱなしなんだけど、今年は待望の
バイクを一台持ってきたこともあって、晴れた休日はバイク、
雨の日の休日や、雪の休日に近所に買物、くらいしかこの
1年間乗らなかった。なので最近家計簿を見返してみたら、
今が2018年の11月だけど、最後にガソリンを給油したのが
今年の6月で、その前は去年の10月だった(^^;;;)

つまり1年に2回しか給油していない。オイル交換じゃないよ
ガソリンをそれしか使っていない、ということ。今もまだ半分
くらい残ってるから、次に給油するのは年明けになるかも。

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その位しか走っていなくても、日本の制度では2年に一度
車検を受けねばならない。2006年に買って、最初は3年、
その後ずっと2年毎に車検なので来年2019年の3月が次の
車検。今回はさすがに地元に戻れないので出先のこっちで
車検を通そうと思って、最近のスバルのリコール連発騒ぎを
思い出した。

そういやウチの年式のもたしかリコールかかってた件が
あったような・・・。

リコールが宣言されると、それが対応されないと次の車検は
通らない。なのでリコール未完は困る。以前タカタエアバッグ
騒動ではうちのも対象となって一部部品を交換したけど、
その後で確かGW明け頃に燃料タンク云々の話があった気が。

その話を盆休みに帰った時に顔なじみがいたディーラに行って
時に話をしたら、リコール対象の車番の中でも対象にならない
ものがあって、inoさんのは通知が来てないなら対象外です、
と言われていたのでそのまま忘れていた。

でももしかして新しい何かが出てると車検に通らないから、と
スバルのHPに、車番を打ち込んで対象リコールが無いか
調べてみたら・・・

Regarikoru

タカタエアバッグ対策は終わっているという記録が出てきた。
そしてその燃料タンクポンプハーネスのリコールもしっかりと
対象になって、未完になってるじゃんかよ!!

あわてて出張先から地元のディーラに電話したら、2年くらい
前にベテランが辞めてその後をついだ若い担当者が出て

「あれ?やっぱり対象でした?、ならやらないとですね~」

コラ!、だから盆休みに入る前に行ったとき話したじゃんか!
幾ら古い車でもう持ってこられるのが迷惑なのかもしれない
けれど、それでもこの対応はないだろ!

レガシィやサンバーを新車で買った時の担当さんやフロント
サービスの人はこまめに対応してくれて、次車を買うなら
またここでだな、とずっと思ってたけど、そういうベテランが
去った今、しかもスバルはもう自分が大好きなMTを見限って
しまっていて、楽しいMT車を作ろう売ろうという勢いというか
匂いすら一切なくなってしまったから、なんかもういいかな。

次はMTを本当に大事にしているマツダか、面白い車を作る
スズキかな?、十年チョイ前はスバルがそういうメーカー
だったんだけどな。またはそろそろ人生の〆に入ってきた
時期だから思い切って外車とかでもいいかもね。

まぁスバルに対する愚痴はこの辺にしておいて、どうにか
しないと次の車検が通らない。だけれど地元のディーラに
何を期待しても無理なので、出先にあるメーカー系ディーラ
(地域に一軒だけあった!)に行って、リコール対象らしい
調べてくれ、と頼んだら、そうです、対象です、部品も在庫
していますよ、との事。あーよかった(汗)

作業する日を予約して(代車借用が必須なので当日作業は
無理だった)、ついでに車検の見積も出しておいて、と
頼んで店を後に。

地方のディーラーには、スバルがまだ富士重工だったあの
頃のディーラと同じ匂いというかリズムというか雰囲気を
感じた。でも自分の地元のディーラは明らかにキャパが
オーバーフローしてる状態、各種リコール対策が忙しいのか
大体いつも30分くらい待たされるので正直近寄りがたい。

B4の頃からの長い付き合いで、クルマの車検は高いけど
ずっと新車で買ったそこで通してきた。でもこれがいい機会
ナントカの切れ目は縁の切れ目。サンバの維持管理には
必要な店だけど、レガはもう別にそこでなくてもいいや。
 

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2017.11.23

約束をついに果たす

今までに無い職責を背負って、今までの仕事人生で
一番遠い所でキツい仕事をやりはじめて数ヶ月間、
ここに来る前から、この日は絶対に休んで家に帰り
ますからね!、と宣言しまくっていたのは11月の頭の
連休。

文化の日から土日をまたいでの3連休、これを使って
1998年の11月7日に亡くなった友人の墓参りをして、
彼がその時乗っていたバイクで、あの夜に通り抜け
られなかった交差点を無事故で通り抜けて、自宅に
無事に帰る、という自分にとって悲願だった法事を
するために、どうにかして自宅に戻ってきた。

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すっかり放置してしまった自宅の庭にはそこそこの
雑草が繫ってしまっていたけど、その中に放置した
ままだったサツマイモが結構元気にイモヅルを
伸ばして育っていた(^◇^)

Imoduru2017

ナントカは居ずとも*は育つ、とは言うけど、よくぞ
お前ら、こんなに繫ったな(^^)♪

早速雑草をある程度毟ってから掘り出してみた、
そしたら大小4本のイモが取れたよ、幸せ~♪
(手が泥だらけだったので撮影しなかったけど)

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さて、法事の準備をしなくっちゃ。

自分の友人が乗っていて事故にあい亡くなった
バイクは以前何度か紹介したスズキのSX200R

今ではすっかり快調となり、沢山いるウチのコの
一員として、元気に走り回ってくれている(^^)。

でも以前レストアしたときに履き替えたタイヤが
もう経年劣化で亀裂まみれになっていたので、
サビだらけのスポークホイール共々交換する。
あらかじめ程度のいい中古ホイールを通販で
入手しておいたので、

Wheelsx

前後ホイールごと差し替えて、大事なファイナル
ランを無事に終える準備をした。交換したのは
こんな状況。バーストしてもおかしくなかった。

Wheelsxold

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友人の命日は平日なので、やむなく三連休に
このイベントを設定した。そのおかげで以前に
SXが不動状態の際に復活させるために集った
かつての仲間たちが再び彼の墓前に集った。

以前自分が精霊馬として旧宅に借りてきた
友人のもう一台の愛車3VD-TDM850も来た。

Bozen2017

友人の墓前に友人の愛車が2台とも自走して
揃ったのは彼が亡くなって19年もたってから
初めての事だ。個別ではしょっちゅう来てたし、
不動状態のSXを車載してだったら過去に一回
だけこの2台が揃ったことはあるけど。

…ついにこの日が来たなぁ、長かった…やっと
約束を果たせるよ、待たせたな友よ(^^)/

彼が亡くなったのは31歳の時だ。そこからもう
19年も経ってしまった。もし存命なら…50歳?
はっはっは!、いい歳したオッサンじゃないか、
どういう大人になってたかな?、と自分らを棚に
あげて仲間たちが彼の墓前であの頃と同じよう
に笑う。

まぁ自分や他の友人たちも外観は老けちゃった
けど、その中身はあの頃から何も変わらない、
オマエだってきっとそうだろ?、なんて話を
墓前でしてから、姿の見えない彼をバイクの
後ろに乗せた。さあ!目的地に向けて出発!

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集った仲間の中に原付もいたので、下道を
淡々と走って友人が亡くなる直前にやってきて
いた食堂にたどり着いた。それは横浜の青果
市場の中にあった秋葉食堂。2年前の命日に
SXでやってきたときにはこんな感じだった。

2015

今年そこに万感の想いを持って辿りついたら
なんと!その店自体が無くなっていた!

Akiba2017

あれれ?、どういう事?、近くを走り回って
いたフォークリフトのオジサンに話しかけて
聞いてみたら、二年くらい前に閉店した、
との事。とすると、上の2年前のタイミングが
最後の会食のチャンスだったのか…(-_-;)

19年という時間の長さをヒシヒシと感じたよ。
よし、会食は無理だったけれど、現場はまだ
ある。そこに向けて出発しよう、友人が嘗て
ここから出発して、タクシーに跳ね飛ばされて
通り抜けられなかったあの交差点を抜けよう。

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そこはどこにでもある、普通の交差点。

少しだけ身構えたけど、何事もなくあっけなく
SX200Rと、TDM850はその交差点を超えた。
正真正銘事故現場をこの2台が通過したのは
初めてだ。

Kousaten2017

19年前に彼がそうやって通り抜けていたら
この場に50歳になった友人はまだ居たはず。
ほんのわずかだけタイミングがずれていたら
友人は助かっていたかもしれないし、自分は
逆に死んでいたかもしれない。

でも、友人は亡くなって、自分は生きている。
…色々と深く考えさせられた。

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集った仲間と会食してから別れ帰路に着いた。
この日の最後の目標は、無事に家に辿りつく
事。市場食堂を出て、あの交差点を通り抜け
無事に家に帰り着く。友人が成せなかったその
一連を完了することで、自分が彼から預かった
遺品であるSX200Rを、その役目から開放して
普通のバイクにしてやらないとね(^^)。

Kitaku2017

すっかり暗くなったけど、自宅までやっとこさ
帰ってきた。ちゃんと無事故で、無検挙でね。
ただいま、そして長いことお疲れ、SX。

やっと、やっと、やっと!、…終わったね(^◇^)
 

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2017.07.19

旅2017・4日目 意力

ライダーハウス・クリオネの快適な夜は近くで
寝入る他者のイビキをシャットアウトする耳栓に
よってもたらされた。

北海道の旅に耳栓は必須なのでこれから行く
人は悪い事いわないからダイソーで耳栓を購入
することをオススメする(^^;)<ばき

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結構深く寝れたので、目覚めは早かった。

6時前に目覚めたので便所に起きたら、前夜に
色々話をした女性がもう荷造りして出発しようと
していた。これから小樽まで一気走りして今夜
フェリーで関西に戻る、と昨夜聞いていたので
出発を見送った。道中気をつけて(^◇^)/

よし!今日は天気もいいから自分も早く出よう!
そそくさと荷造りをして、ポンコツに積み込む。
ここで知り合った何人かと別れの挨拶を交わし
早朝のクリオネを出発!、さらば、もう二度と
泊まる事はないのが残念だけど、泊まれて
良かったよ、ありがとう!

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斜里町に東から入ったし、反時計回り方向に
これから北上しようとしているんだけど、朝から
すごく天気がいいので、絶景を見たくて、少し
逆行して国道334をまっすぐ東に走った。

昨日の朝か午前の前半に出たXTの不調は
まったくなく、空は雨が降る気配もない晴天!

04sharichokusen

まっすぐの道を10kmくらい走って、辿り着いた
のはこんな景色。さっき走った道が全部見える。
ここは通称、「地平線まで続く道」と紹介される
ライダーにだけ知られた絶景の名所だ。
(画像の解像度を少し高めでUPしてみる)

04chiheisennmichi

この空の下を走りたくて、ライダーは北海道に
来るんだよね、もう最高ゥ!!うぉおおおお!!

そこからすぐ右を見るとこれまたこんな北海道
らしい景色が広がっている。それを見るために
こじんまりとした展望台があるほどいい景色だ。

04yeahhhhh

この絶景の下で朝飯でも食おう、モグモグ。

04meronpan

そんな事をしてたら、さっきクリオネで別れの
挨拶をしたばかりの赤CBR250Rなワカモノが
やってきた。やっぱりここに来たかぁ(^^)♪

04redcbr

ついさっき、こんなシャッターを押してもらった
ばかりなのに、また遭遇するとは(^^;)<ばき

04clionemae

少し話しをしてから、ご安全に!と旅人同士の
挨拶を交わして自分は出発。この道を下って
西へ向かう。

初日といい、二日目といい、天気に散々やられ
バイクの不調なんかもあっていい所が無かった
けれどこの日は違うぜ♪、なんていい天気だ!

04seaskyblue

色々なモノが一気に報われるような、気持ちが
次々と溢れてくるような高揚感を感じながら、
XTは快調に走る。ただXTはやっぱりTWよりも
速すぎて、快調快適ではあるけれども、景色を
楽しむというより、快適な走りを楽しむような
「旅」ではなく「ツーリング」になってしまっている
けれど、まぁそれはそれでいい、それもまた実に
楽しいからさ(^^)。

そういう点でビッグシングルならではの低速の
鼓動を楽しめるXTで良かったよ。同じ空冷600の
ほぼ同じエンジンのSRXやTT-Rはもっともっと
飛ぶように加速して速い速度で巡航してしまう。

でもXTはもっと低い2000rpm以下で使えるから
ズダダダン!、という低周波パルスを心地よく
思う存分に楽しめる。

青い空、青い海、心地よく力強い怒涛のトルク感に
満ち満ちた意のままのクルージング感覚、(TWで
感じる最高の幸福感までは得られないけれどね)

バイクに乗って、こんな気持ちいいワクワク感は
そうそうないよ、なぁXT、北海道に来て良かった
だろ(^◇^)?

04finerun

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5年前には海岸線の斜里国道244号を走らずに
少し内陸側の斜網広域農道を走ったけど今回は
海岸線を走って、そして鱒浦の駅の手前で農免
農道、通称「感動の路」で内陸に入ってみた。

でも、正直そんなにいい景色が楽しめる道じゃ
ないような…まぁ美しい事は美しいけど電柱と
電線がすごく邪魔なんだよね。

04kandoumichi

内陸に入ったから、とりあえず女満別に行こう。

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天気は良いまま、どちらかというと暑いくらいだ。
走り始めて大して経ってないけれど、道の駅の
看板を見たら猛烈に便所に行きたくなったので
道の駅メルヘンの丘めまんべつに入り用を足す。

蛇足だけど、女満別は自分が始めて北海道に
足を踏み入れた場所。学生の頃に所用があって
飛行機で羽田から女満別に降り立った。
バイクじゃないし、一泊二日の超ショートステイ
だったけどね。おっと話を元に戻そう。

最近の道の駅はキャンピングカーが車中泊する
場所、という状態になりつつあって、この道駅も
キャンピングカーだらけだった。
 
今回はバイクで来たけど、老後はバイクじゃなく
サンバーでビンボー車中泊をしながら北海道を
回ってみたい、という願望もあるので、ちょっと
だけ様子を観察する。でも家のように立派な
キャンピングカーに家族や犬まで連れて旅を
するこの人達と、サンバーの荷室に最低限の
荷物を積んで、鉄製のテントを背負った状態で
ヤドカリのように走りたい自分の目指す車中泊
ライフはかなり違いそうだな、と実感。あまり
参考にはならないや。バイクと同じで自分の
力と経験を積んで自分なりの車中泊スタイル
(=四輪での旅生活)を作らないとね。

さあ行こう、ガンガン!行くぜっ!

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前回(2012年)と前々回(2007年)とは違う道を
行きたいので、地図を見て、まず網走湖の南を
走り、道道248号で少し北上して道道104号に
乗り換えて西へ進む。大空町のあたりだ。
そうすると、道道104号はすぐにこの辺りの大
動脈、網走道路という別名のある国道39号に
ぶつかるので、それをさらに西に進んだ。

すると右側に通称「遠軽国道」の通り名の国道
333号があるので右折してそちらに入り、淡々と
西へ向かう。すぐ北側にはサロマ湖があるけど
そっちは過去二回で散々走ったのでパスだ(笑)

04engaruroad

どこを走っても、天気がいいので最高の気分♪
そのまま遠軽まで行って、さらに国道333号を
行く。でも333号ま丸瀬布で南側に曲がるので
そこから北上方向に舵を切るために、道道305
号に入って、滝上方向に進む事にした。これは
サロマや紋別といったオホーツク海岸線をパス
する裏ルートだ。普通バイクだったら走らない
地味なルートだけど、今回はそれを進む。

途中、金八峠とかいう愉快な名前の峠と、同じ
名前の金八トンネルとかいう名前のトンネルを
抜けた。陽射しが暖かいを通り越しているので
メッシュジャケットで走っているので、トンネルに
入ると涼しくて、いや寒い、と言った方がいいな。

04kinpachi

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道道305号は、それほど長く走ることなく次の
道道137号に突き当たって終わるのでその道を
さらに北西方向に行く。あ~キモチいい~♪

いい道なんだけど、自分以外にだれも走って
いない。同じ方向に進む車も皆無、対向車も
殆どいない。最高の天気と最高の緑、最高の
路面を全部独り占め!!!

あ~北海道来て良かった!!

04doudou137

全てを独り占めしたまま、XTは滝上に入る。
道の駅・香りの里たきのうえ、があるので
そこに止まった。

04michiekitakinoue

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特筆すべき事は無いんだけど、ちょっとだけ。
この道の駅では車中泊対応だと思うけど、
外来者のゴミの持ち込みを許容していた。
ただし有料のゴミ袋を買ってね、という形で
だけど。これはもしかすると不法投棄される
くらいならいっそ、という苦肉の策なのかも
しれないけど。

でも数十円のゴミ袋だけじゃなくて、処理費と
いう形で+100円とか300円くらい徴収しても
いいんじゃないだろうか?、堂々と出せる方が
旅する側しやすいと思うんだけどな。

04takinouegomi

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地図を見ながら、これからどう進もうか考えて
いた。基本的には北上して、いけたら宗谷岬を
経て稚内に行くつもりだった。天気が良く、XTも
快調で、自分の体調やメンタル、全てがオール
グリーン!、じゃあ行くか、と思ったところでふと
気がついた。そういえば厚岸で給油してから
まだ一度も給油してない事に。

気持ちよく走れたからすっかり忘れていたけど、
前回給油してからこの時点ですでに550kmほど
走っていた。そしてそれだけ走ってもまだコックは
リザーブになってない。

XTの燃料タンクは30L。そしてリザーブは約7L。
ということは550km走ってまだ23L使ってない、
という事になる。燃費で言えば24km/Lだから
悪くも良くもないフツーの状態。とはいえ、燃料が
減ると、液体偏り防止のバッフルが気中で共振
して嫌な音を立てるので(まるでXTが空腹だよ!、
と腹の虫を鳴化しているようにも思える)、どこか
適当なところでそろそろ給油してやるか。

このまま道道137号を北上していけば、西興部に
ホクレンがあるようだ。そこまで行けばホクレン
フラッグも道北Verになってるだろ、よしそこまで
ゆくぞXT!

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相変わらずバイクはおろか四輪車も殆ど走って
ない道を気持ちよく心地よく淡々t走って風で
魂の洗濯をしながら、西興部に着いた。町に
入るところでこの景色に見覚えがある事に
気付く。二十年くらい前に確かにここに来た。
たしかこの先にセイコマートがあったはず…
あるじゃん!、やっぱり!

記憶って覚えていないようで忘れてないモン
なんだよね。少し戻ってホクレンで給油給油♪

04kyuuyuhokuren

そして道北Ver青いホクレンフラッグもget!
やっぱりセルフより、こうやって人の手で
給油してもらって、色々しゃべるのが楽しい。

570kmで22.8L…24.9km/Lくらいか。まぁ
34年前の600ccと考えれば頑張ってる方。
これで逆算すると、リザーブ分7Lもフルに
使って走ると、約25km/Lとして30Lだから、
無給油で750kmくらい走れる計算になる。

…北海道旅としてはこんな容量必要ない。

長くてもせいぜい300kmくらいで一度給油
する方が、身体も休まるし、地元の人との
コミュニケーションも取れる。自分はそういう
旅のスタイルなので、XTのアイデンティティ
であるビッグタンクは個性として必要では
あるけど、旅の道具として必需品ではない
と今回つくづく思った。そう考えるとテネレは
この後どんどん燃料タンクの容量が減って
行くけれど、メーカーも必要以上に大きくする
事はないよね、と気付いたという事なのかも。

0430ltank

いい所も悪い所も全部ひっくるめたこいつの
全てが大好きなんだけどね(^◇^)♪

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西興部からは道の選択肢が西に行くか、
それともオホーツクに出るか、しかない。
国道239号を天北峠方向に行くと、前回の
北海道旅のときに怪我して消防署の人達や
病院などで思い出深い、名寄に入る。

この時点で実はまだ11時30分くらいだった。
天気がいいのとスタートが6時台だったので
結構な距離を走っているのにまだ時間が
たっぷりある。なので、前回散々走った名寄
方向には出ず、久々に走れるオホーツクの
方向に行くことにする(^^)

04besttenki

緑が目に染みる~、青い空が高~い♪

心地よい道を興部の方に向かって進むと、
オホーツク海沿いを行く国道238号に出る。
そのT字路の赤信号で止まっていたら、
突然大音量で牛の鳴き声?が街中に響き
渡った。何だぁ?、と思ったら12時だった。

つまり、12時の時報。興部といえば酪農が
盛んなところだけど、こういう所で町の特徴を
出してるのね、ちょっとホノボノしたよ(^◇^)

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オホーツク海沿いに出ると、雄武の街中を
抜けたらその後の景色はずっとずーーっと
左が山で、右が海。それが延々続く直線道。

さっきまで美しい景色だ~、と思っていたのに
それが延々変わらないと、まるで放送事故の
TVのようなもので、徐々に飽きる。というより
イライラしてくる。そして思い出した。

雄武から枝幸に入るこのあたりは、過去に
一度走ったけど、その後は懲りて、次からは
近寄ると風烈風林道とかを使って内陸側に
入り込んで、いつも枝幸市街をバイパスして
内陸側に行ってた事を。そしてそっちはいい
景色が楽しめるお気に入りのコースなのだ。

でも今回は走ったことが無い道や出来るだけ
久々の道を行きたかったので、判っていたが
そのまま国道238号を宗谷方向に向け進む。
気分を変えるためと便所に寄るため、近くに
ある道の駅・マリーンアイランド岡島に入った。

04okajimamichieki

ここに、自分が来た方向に行きたがってる
外人のヒッチハイカーが居た。大きな紙を
抱えて、道の駅の入り口あたりでそこを
通りかかる車にそれを差し出して乗せて~
とやっている。

大変だろうけど頑張れよ!、と思って便所に
行って、戻ってきたら、もうその外人さんが
その場から消えていた(^^;;)

こんな短期間でクルマをキャッチ出来るのか
ならヒッチハイク旅も悪くなさそうカモ、と
ふと思ったり<ばき!

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その道の駅を出ると、枝幸市街地は目の前。

何回も北海道を走っているけど、枝幸市街に
入ったのは二十数年前に一回だけだ。当時は
まだ親友と一緒に北海道を走っていたよな。

そうしう、たしかヤマハのバイク屋の二階に
あったライダーハウスのえさしYOUの全盛期
だったはず。でもそこに恐れをなして泊まらず、
近くにあるウスタイベ千畳岩のキャンプ場に
テントを張ったな(風が強かったなぁ)、そして
えさしYOUの隣の銭湯に入って、そこのコイン
ランドリーを使ったっけ、むちゃくちゃ懐かしい。

そんな昔の記憶を、あちこちにあるカンバンで
思い出しながら、枝幸市街地を抜けたら、また
同じ景色が続いた。途中で神威岬があって
ああ!、これは覚えてるぞ!、なんてちょっと
喜んだりもしたけど、この辺りから空に雲が
出てきて、だんだん気温も下がってきた。
そして進む先、宗谷岬方向はもっと雲の色が
ドス黒くて、行ったら絶対に雨にやられるな、
と思える雰囲気になってきた。

ここからしばらくの間の感情は、正直なところ
北海道を長く走って旅してきた自分の経験で
多分初めてのものだと思う。

同じような景色をただダラダラと走ってきて
晴れ空に雲が掛かって進む先が真っ黒い
雲に覆われてきて暖かった気温が下がって
きた。そして向かう先は5年前には物凄く
強い目的意識を持って突き進んで目指した
宗谷岬、でもその目的を大願成就し叶えた
今となっては、自分にとっては大した目標
ではなくなっていた。

要はただのテッペンであって大衆ウケする
普通の観光地という事だ。しかももう何度も
行ってる。別に行かなくてもいいなぁ、と
だんだん思い始めた。

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つづく

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2017.07.18

旅2017・3日目 温情

前日散々雨にやられて寒さに震え上がった日の
夜、そして朝の釧路はやっぱり寒かった。15℃
くらいしかない。そしてシトシトと雨が降っていた。

心底ガッカリしながらも、でもこの日の昼からは
道東は晴れる、という予報だったので、それなら
最初だけ頑張れば、きっと事態は好転する!、と
前向きに考えて、仕舞い支度を始めた。

使ったシュラフをパリッ!、と干したいけれども
そうもいかない。前日に濡れた服類は完全では
ないけれど、泊まった部屋に全部吊るして置いて
いたら、悪条件にもかかわらず結構乾いた。

悪い事ばっかりじゃないさ~、何事もきっと良い
事につながってゆくさ~、と心の中で口笛を
吹きながら支度を終えてカッパも着込んで荷物を
全てバイクに持って行き、さあエンジン始動!、と
思ったところで保護めがねを食堂に忘れた事に
気がついた。

自分はシールドつきのヘルメットであってもそれを
開けて走ることもあるので眼球を保護するために
度の無い透明の保護めがねを必ず着用する。
目は保護するに値するものだし、仮に外傷を負う
事がなくても例えば埃や羽虫が目に入るだけで
下手すると何秒か視界を奪われるかもしれない。
バイク運転中にそれは命にかかわる事なのだ。

そんな保護めがね、前日夕食を食った時に食堂に
置いたまま部屋に戻って寝てしまったので回収
するのを忘れた。カッパも着てブーツカバーまで
装着した状態なので、それを一旦解除しないと
取りにいけない…運がやっぱり無いのか…、と
思ったら、同室だったライダーさんと、宿の主人が
二人でやってきて、自分の保護めがねを持って
きてくれた。ありがとう!、助かりました(^^)

せっかくなのでその同室ライダーさんにカメラの
シャッターを押してもらってこんな写真を(^^)

03kusiroyadomae

ヒットエアはカッパの外側に着ないと意味が無い
ので、こんなチグハグなカラーリングになった(汗

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小雨がシトシト降ってはいるけど、出発だ!

キックペダルを蹴り飛ばし空冷600ccの燃焼室に
火を入れる。小気味良く走り出して一路向かうは
根室方向!、…と、100mもいかないうちにXTは
突然不調になって、エンジンが止まってしまった。
燃料コックがoffのままだったかな?、と思って
見てみたがちゃんとonになってるし、ガソリンの
残量もちゃんとある。なんだ?、と思って数回の
キックを繰り返すと、突然銃の発射音のような
「パン!!!」、と言うアフターファイヤーが。

…んん?、これは混合気が薄い時にXTが出す
症状じゃないか、何でだ?、と思って気がついた。
そうだ、出発前に夏セッティングで薄くしたんだ。
なのに今は15℃しかないので空気が冷えてて
酸素濃度が濃い状態。つまり空燃比としては
薄い方向になってしまっている。

ためしに工具無しで調整が可能なアイドリング
回転数を上げてみたら、ちゃんとかかる。回転
数を上げてゆくとちゃんとついてくる。つまりは
スローの領域で燃料が薄い状態。PNを少し
戻してやれば、どうにかなる。

でも、PNを調整する工具を積んでない_| ̄|○
精密ドライバーセットを百均で買えばどうにか
なるけど、今はまだ7時半、コレは困った。

アイドリングを上げればどうにかなるけど、でも
エンブレが効かないし、信号待ちでウルサイし
それでもやっぱり止まってしまう。

出発15分で、走行不能になるとは…なんて
ついてないんだ…、とXTを歩道にあげ、雨に
打たれながら途方にくれてた。

------------

すると、作業服を着た人が横断歩道を渡って
きた。自分に「どうかしましたか?」、と声を
かけてくれた。

ino:「いや~、不調になっちゃって…」
  「工具がなくて手も足も出ないんです」

するとその人は交差点のはす向かいのビルを
指差して、

 「そこがうちの会社なのでそこに入れて
  ください、どうにかなると思います」

と言ってくれた。その人はそのビルに入って
いる会社の若社長さんだったのだ。

途方にくれていた状態だったので、ありがたく
XTを押して会社の駐車場まで持っていったら
倉庫の扉を開けて「この中に入れてください」
と社員の方も声をかけてくれた。

ino:「ありがとうございます、こちらに精密
   ドライバーのマイナスはありませんか?」

するとみなさんがあちこち探してくれて、ついに
自分が欲していたそれを見つけて貸して頂けた。

  「直るんですか?」

ino:「ええ、大丈夫だと思います、ここを
   チョイチョイと…半回転緩めてやれば…」

出発前に調整したPNを元に戻す操作をして
祈るようにキックペダルを踏みおろすと、XTは
何事も無かったかのように普通に始動して
規則正しいビートを刻み続けた。アクセルを
あけてもちゃんと回転が付いてくる。しばらく
そのまま様子を見ながらそこの会社の皆様と
少し会話をさせて頂き、エンジンも支障が無い
様子なので、これならイケル!、と再スタート
することに。最後に社長さんが、自分が現場の
人な事もあってか、OS-1のペットボトルを一本
差し入れてくださり、困ったライダーを助けて
くれただけでなく、もう感謝感謝&感謝(T_T)

03kusirotamura

釧路の株式会社村田の社長さん&皆さん、
始業前のお忙しい時間なのに、こんな流れ
者に何から何まで良くして頂き、本当に
ありがとうございました!

------------

空燃比の調整により快調となった昭和生まれの
ポンコツXTは、だんだん強くなる雨に打たれ
ながらも快調に走る。寒いのは寒いけど、でも
最初からカッパを着込んでいたし、さっきの不調で
その服装のまま何度も何度もキック始動を試みて
いたので服装の中は結構熱が篭っていた。

でも雨に打たれながら30分もすると、どんどん
冷えて、寒さになってゆく。

そして、釧路と根室のちょうど中間くらいまで来た
所で、ポンコツXTは突然失火⇔着火を繰り返し
始めた。おいおい今度は何だ!、さっきのように
スローの燃調があっていないだけならアクセルを
開けて高回転に保てば走れるはずだが、今度は
低回転でも高回転でも、アクセルも低開度でも
高開度でも、どこでも失火を繰り返している。

これは点火系のトラブルだぞ…一体何が不満
なんだよXT、雨に打たれているけど夢の北海道
ツーリングじゃないかよ。

走行中にチョークを引いたり、回転数を変えたり
しながら回復を待ってみたけど、国道44号の
厚岸湖を少し過ぎた辺りで、ついにXTは完全に
沈黙して止まってしまった。

0344gouenkobasho

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さっきの不調は街中だったし、ご厚意によって
助け舟を頂いたのでどうにかなった。でも今度は
野っ原の真ん中を走る国道の脇。雨も降ってる。
どうすりゃいいのさ?、JAFを呼ぶのか?、でも
こんな場所じゃ何時間待たされるか判らないぞ…

さっきの不調はキャブレターのセッティングを
出発前に戻すことで解決出来た。今度のはそれ
とはちがう事象で起きてる。出発前にオレは何を
やった?、そこにきっと原因があるはず…失火、
つまり点火しない…そうか!、プラグだ!、
猛暑対策で1番プラグの熱価を上げてきたけど
今の気温、そして雨に打たれてプラグが冷える
状態なのでそれが何か悪さしてるとしか思えん。

偶然だが、出発前に熱価の高いプラグを買った
際にどうせ秋にはまた戻すんだから、と通常の
プラグも同時に買って、車体の工具箱に入れて
いたため、交換することは可能だ。よしやろう!
どうせダメでもまずはやれる事を全部やろう!

通りすがりのダンプカーのタイヤから水はねが
バシャ!っと掛かるような道端で、そそくさと
プラグキャップを外し、プラグレンチを立てて、
数日前に交換したばかりのプラグを外す。

8番のプラグ、見た目で特に異常は無いように
見えた。でも交換するのだ。ノーマルの7番の
新品プラグをセットして、復旧した後に祈る
ように所定の作法をしてキック始動してみた。

 「ダダダダダダダダ!!!!」

さっき村田さんのところで復活した時と同じように
あっけなく再始動し規則正しい打音を奏でるXT。
恐る恐る再発進すると、さっきの不調は完全に
消えていた。

------------

そこからしばらく行ったところでホクレンを発見。
北海道に上陸してから初めての給油をする。
もしもそこで再始動が出来なければ工具を借り
少しバラしてみるか、それともJAFを呼ぶかして
この旅をここで終えねばならない…

と、思ったが、給油してからの再始動は問題が
全く無かった。…な、直ったのか(^^;)?

快調なので根室まで行く事に。おっとその前に
せっかくホクレンで給油したんだから、ホクレン
フラッグください!、はい100円!、…え?今は
150円なの?、はいはい、いいよ~買うよ~♪

大洗で給油して、ここまで366km走って17.5Lの
給油。21km/L?、不調もあったけど悪いじゃん。

03hokurengreen

今年度のホクレンフラッグ(道東Ver)を無事入手して
一路根室を目指した。もう止まるなよ~XT!

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そのまま国道44号を東に向かい、厚床にある
交差点で左折すれば別海羅臼方向で、直進
すれば根室納沙布方向、というカンバンを見る。

根室方向はドン詰まりなので直進してもまた
ここに戻ってこなくてはならない。なので無駄な
感じもした。でも5年前の前回はこっちは来て
いないし(過去には何度も行ったけど)、XTは
初めての場所なので、ここまで来たら端っこに
XTをつれていってやろう、と直進する事に。
最悪根室は大きな町だからそっちでエンジンが
止まってもどうにかなるかな、という気持ちも
少しあったのはナイショだ(^^;)

このあたりから雨は止み、そして空が東に
行くにつれてどんどん明るく、青くなっていった。

直進して目に入った道の駅「スワン44ねむろ」に
入り、カッパを脱いで荷物のレインカバーも取る。
これまでたっぷり冷や汗をかいてきたので
低い気温とあいまって寒いが、な~に大丈夫!

03nemuromicheki

さあ、先に進もう!

03nemuro44gou

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浜中街を走っていたら、途中でルパン三世
云々、な看板をいくつか見たような気がする
けれど、何でだろう、と思ったら、作者である
モンキーパンチ氏の出身地なのね(^^;)

ごめん、あまり興味ないや、と通過し根室へ。
前回根室に来たのは20世紀の終わり頃…
だったような気がする。今回も末端に行く
ために通過するだけで一度も止まらずに
通過してしまった。回復してるとはいえ不調
の恐れのあるXTが沈黙してもらっては困る
から、走れるうちに走り続けたかったため。

根室半島を反時計回りに回り、ポンコツXTは
ついに(事実上の)日本の東端についた。
本当は北方領土だけどね。

03nosappu

や~!、XTよ、ここまで来ちゃったぞ(笑)

時刻はちょうど昼、ツーリングマップルには
ここの鈴木食堂という所でサンマ丼が名物
とあったので、じゃあ折角だからそれを食って
みるかな?、と入ってみた。だが、ちょうど
昼時で時間がかかります、と言われたので
じゃあいいや、とそのまま出た。先に行く!

03suzukishokudou

帰りは根室半島の北側を回ったけれど
実はこれは初めて走る道。前回来た時は
すごい濃霧で危なくて走れなかったけど、
今回は大丈夫だった。ぐるっと回ってきて
根室市に戻って、さっき走ってきた国道
44号を戻って、さっき通り過ぎた厚床の
分岐路から国道243号に曲がって北上、
そして海沿いを走る国道244号に移って
淡々と海岸線を走っていった。

野付半島は過去に走ったからもういい。
通過したら国道244は西に曲がってゆき、
5年前に走った野付国道、そして5年前に
行かないとした羅臼や知床方向に進む
国道335号の分岐に出た。

03torausu

となると、当然十年ぶりに行くだろ!羅臼
知床方面にさ(^◇^)

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しかしこのあたりから、気温がどんどん
下がっていった。羅臼に近づくにつれて
もう耐え切れないくらい寒くなっていた。

この時点で着ていたのは

Tシャツ+夏用長袖シャツ+モトジャージ
+ウィンドストッパー+夏ジャケット+カッパ

手持ちで着れる服を全部着ていた。でも
羅臼に着いた頃に、気温は夏とはとても
思えない数値になっていて、耐え切れず
道の駅の屋内に飛び込んだ。

0313degree

ガチガチ震えながら自動販売機でホットの
缶コーヒーを買って、震える指先で開封し
体内から暖めるべくそれを啜った。
おや?こんな所にメロンパンが…買おう。

03kitameronpan

ちょっと身体も温まったので頑張って知床に
抜けよう。曇り空の羅臼を出発し、知床峠を
登り始めたら、すごい濃霧で視界が10mも
無い状態。しかもシールドに水滴がびっちり
着いてしまうくらいウェットな霧。コレは辛い、
身体も冷えるからね。でもどうにか知床峠を
登りきった。…霧で何も見えないけどさ(泣)

03siretokotouge

これは知床側から登って来たKLX乗り女性に
話しかけてシャッターを押してもらったもの。

この女性、天候の良かった知床側から来て
途中でクマを見て、上ったら霧が凄くて
羅臼に抜けるのを断念したそうな。知床は
天気がいい、という有益な情報を得たので
とっとと下る事にした。すると霧が晴れて
空が明るくなってきて、気温もどんどんと
暖かくなってきて、青空まで見えてきた。

03siretokoharema

03siretokohizasi

十年前と全く同じ
状態だね(^^;)<ばき

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知床の道の駅の前のセイコマートで停まり
暖かい陽射しの下では暑さにしかならない
着込んだウェアの一新を図る。カッパを脱ぎ
ウィンドストッパーを脱ぐとちょうどよくなる。

この季節に太陽の暖かさが嬉しい、という
のはある意味贅沢だよなぁ。でも助かった!
さあ、陽射しを浴びながら先に行こう!

03atatakaihizasi

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この時点で時刻はもう16時近かった。

今夜の宿は釧路の宿で聞いた、50歳以上の
オッサンはお断り!、というライダーハウス、
クリオネ。それは知床のすぐ隣の斜里町に
ある。途中で何度も来て、見たことのある
オシンコシンの滝を一旦路肩に停まって
そこから眺めたりもしたけど、

03osinkosin

ここから斜里はあっというま。目的地である
クリオネに到着。凄く有名なライダーハウス
だけど、今まで一度も使った事がないので
しかも、もう少しすると利用上限である50を
越す自分としてはこれが利用出来る最初で
最後のチャンス!<ばき

03clione

ライダーハウス利用者に年齢制限を加える
事は賛否両論があるんだろうけど、自分は
全面的に賛成。善意でやってもらっている
ライダーハウスはオーナーの意向がもっと
入ってもいいと思うし、今のライダーの高齢
化は誰の目にも明らかで、こういう対策を
しないとおっさんの集団だらけの異様な
場所になってしまう。かつて自分がそうで
あったように、若者にもっと北海道のバイク
文化を楽しんでもらう為にオッサンを排除
する作戦は悪くない。たとえ自分がこれから
排除される側になるとしても、だ。

受付の女性と出身地が近いですね~等と
少し会話が盛り上がってから、その話を
したが、でもボクはギリギリセーフですよ!
と言ったらオヤジボケなんだけど、これが
意外にウケた(^^;)<ばき

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クリオネは寝具があるので寝袋が無くても
寝れる。値段も安く、フロもあっていい所だ。

03clioneheya

03clionehuro

ベッドルームには、こういう怪しいグッズも
あったけど、まぁ男子部屋でワカモノ限定
ならブラックジョークという事でいいだろ(^^;)

03kuukiyome

荷物を置いてから、近所の食堂に夕飯を
食いに行く。マップルにつぶ貝のカキアゲ
丼が美味い、という店があるとあったので
店に入り躊躇わずそれを発注して待つ。

03kakiagedon

こういう所はケチらない~美味しく頂いた。
ごちそうさま~♪

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戻ってきてからは、食堂空間で話をしている
グループから離れて第三のビールでチビ
チビ一人飲みしてた。そしたら女性部屋から
若い女性がやってきて自分に話しかけた。

 「明日の天気予報が知りたいのでスマホ
 があったら見せてもらえませんか?」

はいどうぞ、こんなのでよかったら御自由に
お使いくださいな。Wifiルータ経由の白ロム
だけどね~

一人で旅をしているというその女性と天候やら
北海道旅のアレコレや、野生動物の行く末、
なぜか自分らの飼い猫の話まで、話がずっと
途切れる事なく1時間程?延々しゃべってた。

自分の旅の途中でこういうシチュエーションに
なるのは珍しい(苦笑)。でも自分は若くない
ので、会話は凄く楽しいだけで十分満足だ。

キレイな女性だったので、もしも自分があと
10歳若かったらなぁ…、などと一瞬思ったりも
したが仮に自分が10歳若くてもあまりにも年の
差がありすぎるし(自爆)、そもそもどっちかと
いうと、今の自分に娘がいたら、このくらいの
歳かしら?、というくらい若い人なので、完全に
親世代として若い旅人を見守っているつもりに
なってしまった。

こんなオッサンと話すより別にいた若い連中と
仲良く話しをしたほうが、旅の出会いとしては
夢のある話なんだろうけど、その機会を初老の
オッサンが奪ってしまったのだとすれば申し訳
ない話だ。やっぱりライダーハウスはワカモノ
限定の方がいいな(^^;)<ばき

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…しかしまぁ、この一日は色々濃かったなぁ。
色々な人と出会って会話して、色々なトラブル
にも見舞われて、雨から晴れから寒い所から
暖かい所を色々走って、美味しい物を食って…

少し疲れたかな?、もうオレもトシだな<ばき
それでは、おやすみなさい…


本日の走行距離:400km

 「旅」のエッセンスをを一日と言う短い枠に
 沢山押し込んだ、濃厚で長い一日だったよ。
 

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2017.07.17

旅2017・2日目 敗走

波もなくほとんど揺れない大型フェリーでの睡眠は
きわめて快適。ただ困ったことに、少しの揺れで
船倉に積んだ乗用車の盗難防止センサーが働く
ようで、突然クラクションが断続的に鳴り出す事が
あった。実は出航前に、そういう設定の四輪車の
持ち主が船内放送で呼び出されて、アラームを
切ってくれ、という依頼をされているのをロビーで
聞いてたが、こういう事か…迷惑だなぁ(-_-;)

それでも朝の目覚めは悪くない。まずは昨夕に
ものすごく混んでいて入る気がしなかった風呂に
行き、朝風呂を頂く。北海道に向かう場合、男湯は
東側を向くので、朝日がキラキラと湯船の水面に
輝いてなかなかいい雰囲気だ。まぶしいけどね。

フロの後には使ったタオルと適当な手すりに干し
食堂の近くで北海道の地図を見ながら朝飯の
バイキングが始まるのを待つ。貧乏ライダーとは
いえ、フェリーを運航してくれる商船会社に少しは
利益を落とさないとね、航路がなくなって困るのは
利用者側だからさ。なので朝飯だけはちゃんと
1050円を正々堂々と払って食うのさ、モリモリと
食って昼飯を食わなくてもいい位にね(^◇^)<ばき

02asamesibiking

これをペロリと頂いた後に、ご飯をもう一杯と
サバをメインにおかずをもう一回り食って満腹♪
ごちそうさまでした~(^^)/

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この時点で時刻は0830。下船までタップリ時間が
ある。なのでここから作戦タイム。北海道の地図と
たまに陸地からの電波を拾って繋がるタブレット
端末の天気情報を見ながら、今回はどういう旅を
するのか検討する。

この時点で北海道の北側は雨確定。南側も雨模様。
これから到着する苫小牧は70%の降雨確立_| ̄|○
でも、東側の下側、釧路~根室だけはどうにか曇り
から晴れが見込めるようだ。

その後の週間予報を見ると、道東の天気が良くて
道南が悪い。道北は2日後あたりから良くなるようだ。
そして週末は全域で大雨、予定している最終日は
晴れるみたいだが、一週間後の天気なんてアテに
ならない。重要なのは今日の行動だ。それが命運を
分ける!

自分が今まで、苫小牧に上陸してから移動する
パターンは大きく分けてこんな感じ。

 1)北東に進み夕張~富良野方向へ(2007年
 2)支笏湖方面に進みGo westで羊蹄山~積丹へ
 3)南東に進み日高~襟裳~大樹方面へ
 4)室蘭方向に進み長万部を経由して大沼公園へ

なのだが、5年前は

 5)支笏湖方面に進み千歳で一泊、翌日日高へ

という変則的な動きをした。これは過去のネタ
ある通りだ。

今回はどうするか?、まずそれほど長大な休みが
あるわけじゃない。そして雨はやっぱり避けられる
ならば避け続けたい。そして今回の相棒はいつもの
非力で楽しいTWではなく、過去にプライペーターが
パリダカに何台も持ち込んで走っていた600ccもの
排気量を持つ大型ラリーレイドマシン、XT600Zだ。

となると、答えは一つだ。14時に上陸したら、一路
釧路方面に突っ走る。…どうやって?、高速道路を
使うのだ。

過去に北海道で高速道路を使ったのは一度しか
ない。それは十年前の旅で、帰りを急ぐあまりに
最短かつ最速コースを選んで走った、その時だけ。

北海道で高速に乗って長距離を突っ走る、と
いうのは正直自分の旅のスタイルから逸脱が
激しい。…でもね、北海道の高速道路なんて、
こんなチャンスがなければバイクで走るなんて
機会はもう無いかもいれない。一度も走った事が
無い道ならば、一度は走ってみたいじゃん(^^)

よし、決めた!、船を下りたら、一気に釧路だ!
苫小牧から釧路までは約290kmくらい。XTに
掛かればなんてことない距離だ。帯広くらいまで
雨にやられるかもしれないけど、まぁいいだろ、
明日からはカッパ要らずの旅にしてやるぜ!

…と、この時点で北海道を反時計回りする
大方針を決めた。道東の天気が今後ずっと
良ければ、道東のみの旅でも十分OKだしね。

じゃあ後は最新北海道ガイドを見て過ごそう。
昨日ツーリングマップルを買った時に一緒に
こういう雑誌を買っておいた。自宅で直ぐに
ナイフで裂いて、北海道ネタのページだけを
持ってきた。タンクバッグに上手く入らないので
フェリーのロビーのおねぇさんにハサミを借り
面取りしたのでこんな感じ。必要なのは情報。
媒体はどんなにみすぼらしくてもいいのさ(^^)

02bikezassi

ちなみにこれは今後の道中も持っていたけど
ページをめくったのはこの行きのフェリーの
中だけだった。情報としてはほぼ全て知って
いることばかり、あまり参考にならなかった。
途中で捨てていれば少し身軽になれたな。

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船が苫小牧に近づくにつれて、快晴だった空が
どんどん曇天になってゆく…勘弁してよ(-_-;)。

02kaijyodonte

陰々滅々な気持ちでベッドに戻る。下船の準備を
するよう、船内放送が流れたため支度を整えて、
着岸した状態でもう一度甲板に出たら…

02tomakomaiminato01

路面は完全に濡れているので、雨が降っていた
ようだが、空が…空が青い!晴れてるじゃん!

02tomakomaiminato02

よし!よし!、幸先いいぞこれは(^▽^)!
しょっぱなからカッパを着て上陸かと思っていた
だけにちょっとうれしい。晴れた状態で無事に
上陸を果たせた。

02tomakomaiminato03

苫小牧港の回りは5年ぶりだというのに馴染みが
あるのでちっとも懐かしい感じがしない。そこから
北東に向かう国道234号に乗り早来方面へ進む。
ここから約290kmを突っ走る、あまり懐かしんでは
いられない。でもついついうれしくて、5年前と同じ
場所で停まってXTで来たぜ!、と記念写真(苦笑)

02tokiwacamp

青空はあっというまに曇りになったけど、でもまだ
雨は降ってない!、行ける!、行ける!行け行け!

ここで、初めて自分は5年前と今との大きな違いを
体感する事になった。タンクバッグに収めた北海道
ツーリングマップル、この地図がなかなか読めない。
どういう事か、と言うと単純な話なんだけど、巨大な
30Lタンクの上に載せたマグネットマウントのタンク
バッグ、その地図を入れる面が小さいタンクのTWと
違ってかなり顔面に近くなる。そして自分は5年間で
確実に手前が見えにくい老化現象を発症していた
ようだ(つまりこれって老眼ってやつですか?)

02mapmienai

その二つがあいまって、地図の小さい文字が全然
見えない!、国道なのか道道なのか、マークの形
だけでなく、その形の中にある3桁の小さい数字が
見え~~ん!!!(T◇T)<ばき

でも、この画像にあるように、今回はハンドルに
秘密兵器を仕込んできた。それは知人から借りた
白ロムスマホ。以前使っていたやつでもう使わない
というのでこの旅のために借りた。マウントは電源
付きのやつをamazonで1500円程で買って配線済。
これにフリーのカーナビアプリを入れ、Wifiルータで
地図情報を読み込んで現在位置をリアルタイムで
判るようにしてきた。これはやって正解だった。

なにせ地図よりも遠くにあるので良く見える(^^;)

表示が小さければ拡大も出来るしね。いや~、
科学技術の進歩に感謝だな(^^;;;)

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追分町から初めて走る道東自動車道に入る。

02kousokuiriguchi

昭和のポンコツのXTだけど、ETC化してあるので
休日割引がちゃんと適用される。さあ、行くぜ!

02kousokusoukou

…判ってはいたが、ちっとも楽しくないな(^^;)

高速道路は内地も道内でも大体同じ造りで景色は
確かに北海道なんだろうけど、それを楽しめる筈の
「旅の速度」をはるかに超した速度で走れば視界に
入るのはこんな景色ばかり。

これを延々と続けて走るのか・・・せっかく北海道に
来たというのに、一体何やってんだろう、オレ、と
今までで最も北海道らしくない場所を走りつつ自問
自答していた。

でも、雨にやられるよりはマシだ>。そして短い
日程では、これは辛抱我慢するステージなんだ。
そう言い聞かせて走っていた。そしたら段々気温が
下がってきた。走り始めは大洗と同じメッシュの
ジャケットだったけど、夕張から占冠に向かう頃は
とてもじゃないがそんな薄着じゃ寒い!と思える
くらいに体感気温が下がってきた。

あれ?北海道は暑いんじゃなかったの?

さっき上陸した苫小牧も確かに少し涼しかったけど、
今は寒いくらいだ。20℃あるか無いかくらい?でも
まだ耐えられるな。長いトンネルに入ると暑さを
感じるしね。などと考えていたら、ついに小雨が
降り始めた。涼しさを感じる気温で小雨で湿った
メッシュジャケットは正直寒い。

でも長いトンネルに入って出ると、小雨は止みまた
段々ジワジワと小雨っぽくなると、再びトンネルに
入って、出ると小雨が止んでいて…、を繰り返して
いた。このまま小雨程度でカッパを着ないで最後
まで行けるかな?と思ってたら、ある所で突然
豪雨
になった。

あひゃひゃ~1、これはダメだ。でも停めてカッパを
着れるような場所が全然無いよ!、仕方なくズブ
濡れのまま少し走って、やっと安全に停められる
場所まできた時には相当に濡れてしまっていた。

この状態でカッパを着るのもなんだけど、着ないと
もっと状態は悪化する。なので大雨のなかカッパを
着てブーツカバーをつけて、荷物やタンクバッグに
レインカバーをはめて、再スタート。

…結局雨にやられるのか、まぁ覚悟はしてたけど、
でも出来ればズブ濡れになる前にカッパを着る
タイミングが欲しかったなぁ。

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そこからさほど離れていない本別を過ぎたあたりで
雨は止み、無料区間に入った頃は路面が乾いて
いた。なので上浦幌PAに入りカッパを脱ぐ。その
状態で走れば走行風でズブ濡れた服が乾くからだ。
そう思って走り始めた。外気温はこの時18度くらい。
そしたら濡れたメッシュジャケットが走行風を浴びて
気化熱で一気に体感温度が下がる!、

まるで冬のよう、というと大げさだが、正直耐える
のがキツイくらいの寒さ!、手が悴んで指先が痛い。
そして次に全身が寒さでガタガタしだした。

でも濡れた服が乾けば少しはマシになるはず…
そう思って寒さに耐えつつ、腕と膝が震えながら、
白糠あたりまで来たらまた突然の豪雨!
せっかく服が乾き始めたのに再びズブ濡れ!、
チクショー!完全に裏目!泣く泣く再びカッパを
着て阿寒まで走り切る。カッパのおかげで下は
ズブ濡れだけど寒さは少し緩和したので釧路
までがんばれそう。でも寒い寒い!

阿寒で国道240に右折して入り、そのまま釧路
市街地に向けて走る。寒いよ~寒い~寒い~。
この時点でもう18時、北海道を楽しむ余裕など
全く無いのでとっとと今夜の宿に入る事にする。

02kusiroginrin

市街地の外れにある民宿の銀鱗荘がやってる
ライダーハウスを、さっきのPAに居る時に電話で
予約しておいたのだ。こんなに天気が悪い時は
ライダーハウスに逃げ込むに限る。釧路は都会
だから小奇麗なビジネスホテルも沢山あるけど、
こういう場末感ある(失礼)、相部屋のライダー
ハウスの方が自分の旅には適しているのさ(^^)

荷物を降ろし、他のライダーとの相部屋になる
着替えて濡れた装備をそこらへんじゅうに吊るし
干してから、一階に下りると食堂で夕食。これも
事前に電話でお願いしておいた。

02kusiroginirinnmesi

花咲ガニ丸々一匹と、刺身等々、そしてこの後で
鯨肉等も出たりそれなりに美味しいご飯を頂けた。
お値段は…まぁそれなりだけど、十分満足。

ライダーハウスは宿代自体が格安故にこうやって
そこで夕飯を提供してくれる所ではちゃんと夕飯を
食って利益を得てもらうのさ。無くなったら困るのは
ライダーや旅人だからね。

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他のライダーや電車旅の人、宿のご主人らと旅人
らしい会話を一通り楽しんでから部屋に戻って、
キャンプ用のエアマットを膨らませて寝袋を取り
出して展開する。このライダーハウスは民宿の
一部屋を寝具無で相部屋利用するのがルール、
自分はそれらを持ってるので問題なく利用できる。

しかし苫小牧から釧路まで、寒いわ雨にも散々
やられるわ、で完全に負け戦だったな、普通
ならば二日間くらいかけ移動する距離をたった
4時間弱で一気に走りきってしまった。反省反省。

じゃあもう寝よう、今回相部屋となったNC750Xの
ライダーさん、おやすみなさい~(^^ゞ

明日の天気予報だと曇り→晴れらしい。ならば
明日からやっと北海道らしい旅になる…はず。

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本日の走行距離:290km

 ま、こういう弱り目に祟り目みたいな日も
 人生にはあるよね。代わりに明日からは
 いい日になりますように …(-人-)
 

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