自分もかつてはそうだったんだ
過労モードの職場を一息ついて無理やりに取ったこのGWに発生した、
ちょっとしたトラブルの発生のおかげで家に篭っている日が多かった。
その対応のために外出できず、かといって家の中でたまりにたまった
ハウスキーピング作業もそのトラブルのためにできず、と散々な連休に
なってしまった。ため息しか出ないなぁ(苦笑)
その詳細はまた改めて書くとして(現在進行形でもあって、今日も
まだその対応をしているので)、今回はそのヒキコモリ生活で発見した
HPを紹介しよう。
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寝る前にネットを彷徨っていたら、どういう偶然か、こういうまとめ
wikiにたどり着いた。
色々な悩みや問題の中で、それに対応するうちに、実は家庭の中に、
一番身近な味方であるはずの配偶者が、一番の原因であったり、
そもそも最初から味方ではなかった、という事に気づく、という趣旨の
2chでの書き込みをまとめたサイトだ。
色々あったので、元カミさんも自分の敵であったと思うけど何よりも
自分自身が、元カミさんのあの短い間の生活の中で味方ではなく
敵だった(実親の味方についた、とかではなく、直接的な敵とでも
いうべきかな)。夫婦って、互いに相手を思いやって暮らさなければ
成り立たないっていうのにね。
自分の離婚日は2003/5/30、気が付けばもう丸々6年前の事になる。
すべてが枯れ果てて、過去の思い出になった今では、とても冷静に
分析できる。それでも読み進めてゆくのはとても痛い事ではあったが
毎日寝しなに数日かけてこのwikiをすべて読みきった。
結婚して平穏な生活を送っている人も、平穏ではない生活の人、
結婚していない人で、将来結婚する気がある人は、男女問わず
必見だ。ぜひこのwikiに目を通して欲しい。そしてそこにある記載を
見て、「自分はこうはならない!」、なってしまっているのならば、
「今すぐ改心する!」と思って欲しい。
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しかし、ここに出てくるエネミー配偶者は、なんでこんなパターン化した
行動をとるのだろう?本当に判を押したように、同じパターンなのだ。
あ、言い訳しとくけど、自分はそんなことはしてないよ(^^;)<ばき
でも、そう言ってる自分も、引越し後に出てきた私物を送り返す時や
第3号被保険者だった元カミさんの年金手帳を離婚後に勤務先から
回収して郵送した際に、元カミさんと元義理親に手紙を書いたっけ。
もう二度と会うことの無い元カミさんに感謝と今後の激励をして、
騒動が持ち上がる前に会ったきりで、離婚話が出てから完結する
までの間、これは当事者だけで話すべきことだから、と一度も顔を
あわせずに連絡もせずに赤の他人となった義理親にその非礼を
詫びた。
間違っても「やり直したい」、とか、「いつまでも待っている」とかの
wikiに出てくるような見苦しい文言は書いてないと思うけど、きっと
元カミさんから見れば大爆笑して飲み会のネタになるようなトチ
狂った文言を書いていたと思う。すまなかったな、元カミさん。
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そんな見苦しい自分ではあったが、唯一元カミさんと一家に良い事を
した、と今でも認識しているのは、当たり前の事なんだけど、それを
最後に、それ以降一切の連絡をせず、一度たりとも手紙も、メールも、
電話も、当然直接会う事も全くしてないことかな。元カミさん関連情報や
連絡先は事後処理完了後にまとめて破棄してる。
不思議とその話を周囲にすると、「連絡取った方がいいんじゃない?」
という反応が多かった。(驚くことに、6年もたった今でもたまにある)
完全なる断絶こそが元カミさんのためには(そして自分自身のためにも)
一番いい、と思って行動していた自分にはその反応が不思議で仕方が
無かった。
たけど、上記のまとめwikiを見ていると、やっぱり周りはそう思うようだ。
そんな無責任な声に押されて実家前で何時間も土下座とか、勤務先に
花束もって待ち構えるとか、何年もたってから読むに耐えないロミオった
メールとか、そういう猛烈に恥ずかしい行為をして痛い話としてネット
上に残るんだろう(苦笑)
これは多分、ドラマやアニメのような、劇的な復縁展開が起これば楽しい、
そうでなければ修羅場でワクワク!、みたいな無責任なノリでけしかけて
いるのを、本人が「みんな!オレのために!」と勘違いして、しかもタチの
悪いことに「もしかしたら(オレがそうであるように)相手もオレに未練が」
などという勝手な妄想があるから、起こるんだろうな。
自分は元カミさんに恋慕の思いが残っているとか、今も会いたい、とは
無いし、何の必要も無いのに連絡を取ろうとも思わない。万が一偶然
どこかで出会っても、常に赤の他人であろうと心に決めている。それが
元カミさんの人生には不要とされた人間として出来うる、最後のお勤め
だから(^^;)
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離婚して自分は幸せになれたのか、というとそうは思わない。
今の状況は自分をちっとも幸せにはしてくれていない。
では離婚をしなければ自分は幸せだったのか、と問われると
それもそうではなかった、…と、今ならばはっきりと答えられる。
唯一はっきりしてるのは離婚によって人生の大局の目標を失った事。
道しるべを失い、暗い霧の中を暗中模索しながら自暴自棄気味に
ガムシャラに突っ走っていたら、今の位置に立っていた。だけど今も
その霧は晴れていない。だから今でも先が見えない。
ただ、時間は冷酷に過ぎ去っていて、その間に失った可能性はもう
ひとつも取り戻せない。
行楽地で楽しそうに過ごす子連れの夫婦とかを見ると、オレもそう
いう未来に行きたかったな、とセンチメンタルな気持ちになるのも
老いた歳のせいだろうか?
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今が目指した末に立っていたのなら達成感があるのだろうけど、
決してそうではなく、まだ『何か』を成すための途中に過ぎない。
ではその『何か』とは何だ?…まだ良くわからない。
ホント、何やってんだオレ。不惑の歳だっていうのに _| ̄|○
せめて自分の周りに立ち込めている暗黒の霧(過労フィールド)が
晴れて、先が見えるようになれば、今後進むべき方向くらいは
見定められる気がするんだけどな<ばき
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