令和コメ騒動に思うこと
最近はかなり改善したと思うけど、少し前までどこに行っても米粒が品切れていて無かった。
生米が無くなって、しばらくしたら、いわゆるレンチンするパックご飯まで全部なくなってた。廃れてた米需要が最近の物価高のせいで割安になって売れるようになったのかなと思ってたら、地震と台風といった天災の後で在庫が減っていたところにご老人のパニック買いが発生して売り切れちゃったらしい、という話をあちこちで聞いた。
これ、新型コロナの頃のマスク騒動や、トイレットペーパー騒動と全くロジックが同じじゃないか…(-_-;)
某ドン・キホーテでは、タイ米だけが売り場にあるという、なんだかデジャブを感じる状態になってた。
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米は精米してから3か月くらいが美味いという下馬評がある。実際そうだと思う。でも自分はそんないい状態のコメなんてロクに食ったことがない生活をしてるので、以前標準価格米が売ってた頃は古米や古古米ブレンドの安いそればかり食ってたし、長い時間かけてどのくらい古い米でも自分は美味いと感じてモリモリ食えるのかを実生活をベースに検討し続けた結果、ある程度の時間が空いてもちゃんと保管すれば気にせず美味しく頂けて大丈夫という結論に至ってる。
よって自分の生活では生米は主食であり、また災害対応の備蓄食材として扱っていて、常に在庫を持ってる。今現在で、未開封で保管庫に積んであるだけで70kgあるし、画像はないけど非常用兼突発的に食いたい時用で少しパックご飯も持ってるし、乾燥アルファ米とかもあるから、ご飯粒だけでそこそこある。本格的に物流などが壊滅して食料供給が途絶えても、しばらくは生きていける分はあるということだ。
またこれはどう考えても中年独身男一人が災害などで生きてゆくには多めなのだけど、これは自分一人で延々食い続けるための備蓄じゃなくて、自分の身内や知り合いなどの有事用の分も含めて持ってるという事だったりする。助ける義理が無い、全く見ず知らずは悪いけど助けられないけど、自分が助ける甲斐や恩義や義理があるところには、いざという時に喜んでもらえる差し入れくらいは出来るようにしてあるのよね。今回は身内はみんな十分な備蓄があったので配布しなかったけど、コメ不足で困ってたご近所の老夫婦世帯とカイシャの同僚に5kgずつ配ったよ。
米だけじゃなく、それ以外にも長期保管可能な非常食用パンの缶詰とかも少し在庫を持ってるし、
比較的日持ちがする(賞味期限が過ぎててもちゃんと食える)フルーツグラノーラとかも併せて少し備蓄してる。
今回は映さないけど、前回紹介したように飲み水や、オカズ系食材もそれなりの備蓄はしてるので、その点はご安心を。750mlくらいのPETボトルの100%野菜ジュースも常時段ボール箱単位で在庫を持つようにして不足しがちな野菜成分も代用品とはいえ確保してる。気休めにしかならないかもだけど、無いよりは有った方がいいだろう。
なお、生米もそうだけど、こういった備蓄食材は日常生活の中で少しずつ食って消費しているので備蓄と言うより自分の中では食材レパートリーの一種と言う感覚。そうやってローリングストックすることで極端に古い在庫を作らず劣化させたり捨てたりしないですむように、また非常事態であっても日常食として喰い慣れておくために、定期的にこういった食材だけで数日過ごすとかをしてたりもする。ご飯は飯盒やコッヘルで炊いて炊飯技術の再確認もしてる。とはいえこれらは、いわゆる保険契約と同じで、発動せず全てが無駄な努力になってくれるのが一番幸せなんだけど、発動した時に役に立たなかったら本当の無駄になるから油断はしない。
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そういう生活行動を長年して習慣化しちゃってるので、今回の米騒動は始まり時点で十分な備蓄があったので全く影響を受けなかった。
むしろ5kg+5kgのおすそ分けをして備蓄を減らしながら困ってた知り合いを助けられてよかった。お代もお返しも要らないよ、と言ったのにお返しに美味しい返礼品を貰ってしまったのでかえって生活が潤った感ある役得もあったし(笑)
だけど、そんな令和の米騒動も新米収穫の季節がやってきたのでこれで収束するだろう。家の近所の水田はもう稲穂が色づいて稲刈り寸前になってる。農家の皆様ありがとう、おかげで毎年(一年前のだけど)お米が美味しく頂けます。感謝感謝(^^)/
こういった実生活に影響するくだらないハプニングが、いつぞやのマスク騒動とかトイペ不足騒動とかと同じように、過去の笑い話しになって、二度と再発しませんように…(-人-)
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