2024.01.11

能登の地震に思うこと

今年は正月早々に大きな地震があり、甚大な被害が出た。

自分がサラリーマンになって空で言うと阪神大震災、新潟の地震、東日本大震災、熊本の地震、その他にも被害を生んだ地震があるが、今回は津波被害も出たという事で本当に尋常ならざる被害が能登半島に出ている。

それが起きた時、ちょうどクルマに乗っていて自分の住む地方では全く気が付かなかった。帰宅してAMラジオを付けたら、震度7の地震が起きて、日本海側に津波警報が出て、どうでもいい殻とも書く逃げろ!と絶叫するNHK第一放送の女性アナウンサーの声にただ事でない雰囲気を感じた。

とりあえず詳細は判らないがその翌日にとりあえずYahooの募金システムで、この2年ほど貯めていたTポイントを全額寄付した。正直大した金額じゃないけど、募金が積みあがって行く初動に乗ることが大事かなと、思っての初手。

その後、仕事仲間の実家が能登半島だったことを思い出し、無事かどうかの連絡を試みたが…反応が無い。まぁ通信インフラも途絶えていて生きていたら大変な状態になってるだろうし、知人レベルの自分ではとりあえず何もできないので1/2はそれ以上の対応はしなかった。

明けた1/3、メッセージに既読が付いた。ただ返信はない。少なくとも生きてはいるらしいので、一安心。でも実家は半島の先の方の、北側だったはず、一番被害が大きいあたりだろうから相当大変だろう。無用な連絡はあまりせず、落ち着いたら連絡をくれ、だけ送った。数時間後に既読が付いたのでまた一安心。

クレカによる募金第二段を考えてたけど、ここで一旦休止して大きなシステムには乗らず、自分から知人に直接渡すことに方針変更した、お見舞いとも言うが、それが有効に使えるようになったら送金しようと思う。

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今回は幸運にも自分のいる場所に被害はなかったが、これはただ運が良かっただけであり、今すぐ同じかそれ以上の大震災がいきなりやって来てとんでもない被害が出る可能性はゼロじゃない。少なくとも東日本大震災の被災地に直接入って直接復興作業に従事した経験から、「明日は我が身」という教訓が骨身にしみている。

自分の生活には一般人の目からすると多分過剰気味な災害対応準備が組み込まれていて、各種生活インフラが途絶えたとしてもある程度生き抜くための備えと知識、技量は持っているつもりだが、この正月休みにそれを総点検して、実際に使って生活する模擬避難生活を実施してみた。

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発電機始動テストOK、バッテリー蓄電放電OK、各種コンバーター類動作チェックOK、アマチュア無線のニューイヤーパーティに参加してて手持ちの設備で同一県内だけでなく他県に跨る無線通信が可能な事をチェック。無線機を長時間安定稼働させるための独立した電源は別途用意してあるけどそれも出し惜しみせず使ってみて何時間持つかをチェックした。食生活も貯留水と避難生活用食料、災害生活用熱源などだけを使って3食食って、暖房も最小限で過ごし、それが終わってから使った分の水と電気をため込んで、灯油を貯留可能な最大量まで買って、木炭やカセットコンロガスといった燃料も買い増し、食って減った備蓄食料も買い増しておいた。そして車もバイクも全てタンクはガソリンで満タンにして、タイヤの空気圧も少し高めにしておいた。

その点検結果から、雨水と風呂水主体の雑生活用水が途絶えた場合のポリ袋に貯める簡易トイレ用品を100回分、仮設照明点灯時間を延ばすためのLED電球、ネットワーク機器類を安定稼働させ手持ちの太陽光パネルで蓄電するための少し容量のあるポータブル電源、

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暖房燃料を節約するためのUSBモバイルバッテリを使った電熱ベストなどをアマゾンのセール期間中に買って、それが届いたら今度はそれらを使ってサンバーの車中で一夜を過ごす真冬の車中泊実験も敢行。それなりに寒いけど、段ボールを即興で組み合わせてガムテで組み合わせた棺桶みたいな空間に、ポタ電から給電するUSB電熱グッズを使ったホンノリした熱源、キャンプ用のシュラフ等々、使える限られたリソースをフルに使って寒空の下、フルフラットにした貨物車の荷室でしっかり寝る事が出来た。

…よし、まだ俺はやれる!。ただ地震よ、災害よ、『いつでも来い!』、とは言わない、出来れば来ないでくれ、頼むから。この手の備えも、覚悟も、全部無駄にさせてくれ。本当に住む地域がメタメタになったら困ってしまう顔なじみで仲の良いご近所さんは沢山いるからね、起きない事がベターなんだよ、どう考えてもね。

だけどそれでも「起きたら」を考えて事前にやれる準備と訓練と覚悟は腹を据えて決めておく。それが自分の生き様そのものだからさ。
 

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2020.06.30

泉佐野市の勝訴に思うこと

ふるさと納税をめぐるドタバタの裁判で、今日泉佐野市が国に対して最高裁で勝訴するというニュースが流れた。

これは国が後出しジャンケンで法的には問題が無かった泉佐野市を後から決めたルールで過去の行いを適用させてシステムからリジェクトさせたというある意味トンデモない方策に対する、正義の判決。

泉佐野市のふるさと納税制度を使った寄付金集めに対して、色々言う人たちは居るけど、モラル的にはともかく法的には問題が無かったやり方で、それを一般庶民が非難するならともかく、国が後から決めたルールで、ただ感情をもってその過去の行いを違法とした、という無茶苦茶な事例を最高裁が国に付託せずにちゃんと裁いたという画期的な判例で、日本に法治と社会正義はあったんだなぁ、感情で無罪を有罪にする韓国みたいな無法がまかり通る国ではなかった、という「過ちがあっても正せる良識がある国」である事を公に示せた良好事例だと思う。

確かに泉佐野市の過去のやり方は感情的には非難されるかもしれない方法だったけど、実は違法ではなかった。それに元々国策を押し付けられて財政が悪化して苦しんでいたので、窮鼠猫を噛む的な起死回生を狙った奇策だった。なのにそれを国が暴力的で全体主義的な国家権力をもってイジメるという前代未聞の愚行を自分はおかしいとずっと思ってた。国がまるで醜いジャイアン的いじめっ子のように一方的に弱者を見せしめにして叩いて、それに逆らえない手下のスネ夫的な自治体と一緒になって泉佐野市やその他いくつかの犠牲者をスケープゴートとして吊し上げて殴りつけながら喜んでいるようにしか見えなかった。

これを持ってこれからふるさと納税制度に泉佐野市が復活したら、「おめでとう」の意味を込めて、自分が可能なふるさと納税をいくらかしようと思う。昔みたいな高返還率の返戻品目当てじゃなく、傍若無人な暴力的なふるまいをした国家権力に、正義と法の秩序を持って戦って見事勝利を収めた泉佐野市に対する「お祝い」として、ほんのちょっとだけでも寄付をすることで応援したいと思う、自分には何の関係もない自治体なんだけどね。

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2020.04.25

色々あった4月を総括(休みに入ったので)

新型コロナウィルスが、ここまで蔓延して大問題になるとは…

今の所自分や周囲での感染例はないけど、ここまで感染が広がると明日に発症して数日後に重症化しても何の不思議もない状態。皆様くれぐれもご自身のお身体、生活、あらゆる全てがご安全でありますように(-人-)

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で、あまりにドタバタしていた4月だったのでちょっと更新が止まりましたすみません。昨日から新型コロナ対応でGWが早めにスタートしたので自宅生活に時間が取れそうなのでGWは毎日何かをUPする方向でやってみます。

その前に、これまでの4月の流れを箇条書きで。

 ・新職場(旧職場と言ってもいい)着任、新業務を開始。

 ・社給スマホを渡されて初めて触るアイフォンに四苦八苦(これのおかげで平日の夜時間がなくなった)

 ・1月に入手したニューマシンに任意保険をかけ公道デビュー
  Sabe650
  これの詳細は追って別ネタで(^^)

 ・着任わずか1週間とチョイで緊急事態宣言発令後在宅勤務命令出る。

 ・若い部下から在宅勤務に送り出し全員在宅で業務出来ることを確認してから最後に事務所を閉めて自宅に会社PCを持ち帰り、人生初の在宅勤務実施。

 ・慣れぬ管理職業を全く初めてのテレワークで行う。四苦八苦しながらどうにか対応するも捗らず。

 ・休日も外出自粛要請がありバイクで遠出は出来ず。車両整備や自宅整理や庭草庭木弄りに勤しむ。

 ・そうこうしているうちに新型コロナの感染者数が増大、備蓄食材の買い増しや各種備えを固めてゆく。

 ・今後は自宅生活が続く事、在宅勤務での快適性や感染予防のため自宅待機が増える事に備えるために、長くだましだまし使ってた家電の更新を決意、購入。

 ・年休取ってバイクの車検を2台分通す
  2020xtzshaken
  2020tdmshaken
 ・会社の方針でGW前の平日が休みとなり(遠出や帰省が出来ない)大連休開始 ←今はココ

要約するとこれしかないのか、あんなにドタバタしてたのになぁ(^^;)

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…という事で、明日から上記の内容をベースに新型コロナへの対応等々を毎日1ネタを目標にUPかけていきます。長い連休だから本当は旅に出れたら良かったんだけど残念ながら自宅待機することが自分のためでもあり、社会的な義務でもあるし、その結果として自宅生活時間があるのでBlogをupしやすい環境に突然なったのも何かの縁、という事で(^^ゞ
 

 

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2013.03.27

塀から出てきたホリエモンに思うこと

ニュースで仮出所してダイエットに成功したホリエモンの
画像が流れていた。

それを見て、ふくよかなフクロウがビックリすると細くなる、
これを思い出した。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=U1RPNejyn8Q

この動画のビフォー・アフターが、なんとなく、いやとても
似てるような気がするんだけど、どう(^◇^;;)?<ばき!
 

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2012.02.08

単身男性の四人に一人が貧困?

以前、『単身女性の三人に一人が貧困状態にある』、という
ニュースを見て、それをネタにした事がある、こんな風に

その時に、この集計は女のデータだけだが、じゃあ男は一体
どうなんだ?と思ったけど、数ヶ月後の今日になって、その
答えとなる集計結果がニュースとしてネットに流れてきた。

---- 以下引用開始(改行は当方が挿入) ----

単身女性32%が「貧困」 20〜64歳、国立研究所分析

単身で暮らす20~64歳の女性の3人に1人が「貧困状態」に
あることが国立社会保障・人口問題研究所の分析で8日、
分かった。生活の苦しい人の割合を示す「相対的貧困率」が
32%だった。単身の20~64歳男性は25%で、女性の
苦境が際立っている。同研究所の阿部彩部長は「以前から
女性が労働環境で置かれている地位は低く、貧困状態も
女性に偏る傾向がある」としている。

---- 以上ここまで引用、元ネタは共同通信社配信 ----

前回のデータを発表したのは国立社会保障・人口問題研究所の
阿部部長。で、今回もまったく同じ国立社会保障・人口問題
研究所の阿部部長がコメントを出している…(-_-;)ぉぃ

なんだよ!、去年の12月のニュースがそのまま流れて来た
だけじゃん、詐欺だ!、…と思ったら、今回の記事の中には
以前には無かった、独身の男に関するネタが入っていた。
(とは言え、目新しくないネタが「ニュース」となるのは疑問)

それによると20~64歳の独身男の四人に一人が女性同様に
相対的貧困(ぶっちゃけ年収が114万以下という事)らしい。

トータルの分布を見て、女性の残りの66%と、男性の残りの
75%がどういう形であるのかを公開しないと、女の方が男より
虐げられている、という結論は導き出せないだろうに、何故か
記事ではこの結果を元に、男よりも女の方がより貧困であり
それが際立ってある、と結んで終わっている。

だけどいやいや、ちょっとまて、問題はそういう事じゃなく、
男女問わず一人暮らしの人間の数人に一人は月収が10万
以下で暮らしているって事じゃないのか?

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つまり統計上は、その辺を歩いてる独身一人暮らしの男の
四人に一人は貧困、同様に女の三人に一人が貧困だって?
これって本当の事なのかな?、俄かに信じがたいんだが。

…え、何故かって?貧乏生活に比較的自信のある自分でも、
月収10万以下で暮らすのはそれなりの覚悟と、生き方の
相当な抑制が必要だからね。乗り物道楽生活なんて当然
無理だし、日々の生活だけでも今のレベルをかなり下回り
かねないんだけどな。

逆に自分の周りには、自分よりも給料が高そうな独り者が
(歳も自分より上だが)男女問わずゴロゴロしてるぞ(._.)?

統計ってデータを集計した母集団次第で操作が可能だけど
このデータはどうもそういう人為的な匂いを感じるんだよね。
この統計の「単身者」という定義をいま一度、問うてみたい。
そして20~64歳という分布がどういう分布なのかも知りたい。

若者が数人、残りは数万人の60歳以上とか、そういう偏った
母集団だったりはしない?自分の認識の「単身者」と、その
あたりにどうもとてつもない乖離があるような気がして…。
 


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2011.12.11

単身女性の三人に一人が貧困?(男も集計すべし)

ちょっと前にこんなニュースが流れていた。

「単身女性、3人に1人が貧困 母子世帯は57%」

ナニ?、と思ったが、よく見るとこれは相対的貧困率の話。
アフリカやバングラディッシュのような、絶対的貧困ならば
即刻手を打つ必要のある社会問題だけど、相対貧困率は
基本的にその国に必ず存在する仕組みで、理論的には
国民の所得がすべて同一にならない限り無くならない。

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まあそういう統計の話はさておいて、その相対的貧困率に
ひっかかるというのは、具体的には、2007年の時点で
年収が114万以下の世帯を指すらしい。

専業主婦がよく扶養範囲でパートする上限が108万/年?
つまりそれと同じくらいの稼ぎで、一人で暮らしている
人、という事になる。これはフルタイムで働てるとすると
最低賃金か、それ以下だから、パートかバイトだろうか。

単身者の生活保護はたしか都会で毎月9万チョイくらい?
節約生活をある程度頑張ったつもりの自分でも、全ての
トカゲの尻尾」を切り落として、今の貧乏節約生活を
もう少し追い込んで、サラリーマンとして働くための
最低の生活レベルを保つためには家賃込で月10万
くらいの支出が発生するもんな。

収入がその位だと所得税はほぼゼロ?、地方税の所得
課税は免除されても均等割課税はかかる、500円くらい?
国保は毎月数千円?、そして国民年金は1.5万/月(!)

それに対して生活保護はそれらが全部免除だから下手な
バイトで暮らすより生活保護の方が明らかに豊かで時間に
追われない暮らしが出来てしまう。そう考えると、飢えて
死にはしないにしても、生活は常に苦しい、という感覚で
「貧困」である、といっても良いのかもしれない。

ちょっと前までは昭和の価値観だと馬鹿にされて散々
否定されていたけれど、こうなってしまうと単身で暮らさず
男と結婚して外で働かず専業主婦になるという制度は、
社会保障的な意味もあったんじゃないかな、と思ったり。

でも、自立した女性にそんな事を言ったら失礼だわな。

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世の1/3の単身女性のみなさん、自分は一度は家庭を
持って家族を背負おうとしてみたんですが、皆さま女性
からリジェクトされてその資格を失った身の上なんで、
今となっては何も出来ませんが、同じ単身生活者として、
お互い頑張って生き抜きましょう(^◇^)<ばき

貧乏節約生活も、楽しむ素材にしてしまえば楽しい
自分も乗り物や趣味を除いた実生活費は生活保護や
最低賃金レベルですけど、ちゃんと生きれますよ(^~^)

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元ネタを逆の視点からみると、生活保護レベル以上の
暮らしが自分の稼ぎでちゃんと出来る、つまり国の補助
無しで自立した生活を送ることが出来る単身女性は
全体の2/3もいるのだ、と読むことも出来る。

そうなると、別に経済的な理由で結婚という生き方の
妥協を強いられる必要は無いわけだ:-p

ダンナとダブルインカムになったり、ダンナの稼ぎで
食ってゆかなくても、一人の人間として、大人として、
立派に自立して生きてゆける「貧困ではない層」が
全体の2/3も居る。

そうなれば晩婚化&非婚化もするわな。男と違って
女性は独りでも、颯爽と軽快に生きて行けるだろう。
独りの男は短命だけど、女性は長生きするらしいし。

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世の2/3の単身女性のみなさん、自分も一応家族を
背負って行けるくらいの稼ぎはありますが、繰り返し
ますが、皆さま女性からリジェクトされてその資格を
失った身の上なんで、今となっては皆様と同じように
自立した一人の人間として、単身で頑張る予定です。

色恋沙汰を求めるつもりはありませんし、同じ戦場で
闘う仲間として、仲良くしてくれとは言いませんから
せめて互いで同士討ちだけはしないよう頑張って
このせちがない世を生き抜きましょう(^◇^)<ばき
 
無為に争うつもりはもうありません。そのかわりに
夫婦のように精神的、体力的、経済的、その他で
互いに助けたり、助けられること、支えたり、支え
られたりする事も、この先もう無いのでしょう。

それもまた自立した(孤立した?)大人の人生(^~^)
それしか選択肢が無いなら、せめて楽しむまで♪
  

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2006.07.30

単車乗りが集う島、になるか?

ちょっと前に、こんな地味なニュースがひっそりと流れていた。
ソースは東京新聞の7月18日。URLは以下の通り。

『スモール『マン島』だ』 実現なるか三宅島オートバイレース
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060718/mng_____tokuho__000.shtml

かなり長い記事なので、以下に冒頭の一部だけ引用、なお、改行
位置は変更してある。

 英領・マン島で有名なオートバイレース。これを噴火災害後の
 東京都三宅島で行う計画が進んでいる。石原慎太郎都知事が、
 観光振興策としてぶち上げたもので、今月初めには都やレーサー
 ら専門家による現地調査が行われた。実現すれば国内初の公道
 オートバイレースとなる。急激に高齢化が進む島で、軒先を時速
 二百キロのオートバイが疾走するシーンは、本当に見られるのか。
                   (社会部・長久保宏美)

つまり、一つの島の周回道路をサーキットと見立てレースをする
という話だ。かの「マン島TT」と同じコンセプトで二輪大国の日本で
やろう、というものだ。

マン島TTと言えば、自分は大藪春彦氏の著作「汚れた英雄」でしか
知りえない世界だが、そこに描かれていた、単車の完成度が今より
もっと低い時代、当然路面だって、安全対策だって、全然ダメだろう、
そんなレース出場を目指して夢見る若者、毎回レースのたびに登場
する新型のスーパーマシン、それを跳ね退ける今も伝説を超えた
神話の登場人物として語られる往年の名ライダー…書いてて思わず
読み返したくなってきたよ(^^;)<ばき

さすがに今はそんな時代じゃない、ホンダが250cc6気筒のバケモノを
作って持ってくるなんてありえない。でも一周数キロのクローズド
コースではなく、山あり谷あり橋あり町あり、の中を走るという特殊な
シチュエーションの中を走るそのマン島TTは、一生に一度は見に
行きたい、と今でも思ってる、そんなレースだ。

それが、日本でも見れる、とするなら、それは黙っていられない(^^)
実現したら、とても興味があるし、是非自分も単車にキャンプ用品を
積み込んで、観戦しに行きたいと思う。レーサーが一人でも事故で
死んだりしたら、蜂の巣をつついたように、責任を取りたくない連中が
騒ぎ出すだろう、だから実現は難しいと思うが。

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三宅島は今も火山性ガスの濃度が濃いのでそこでレースをする
わけには行くまい、でも将来的に、山が落ち着いたら、ぜひとも
実現して欲しいと思う。

公道を使ったレースが難しい、と警察の連中が顔をしかめるような
気もするけど、モナコGPのように、地域全体がレースという文化を
盛り上げ、公道でのレースをそこの地域の誇りとしている所もある。

それにロードレースではなく、かつてのレイドカムロや、日高10days
といった地域密着型のEDレースや、歴史のあるイーハートーブ
トライアル
のように、公道をレーサーが移動するレースをやってる
から、それを参考にすると良いのではないかな(^^)?

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以下蛇足:
 マン島TTと同様にいつか観戦してみたい,と思っているレースが
 もう一つある。それはSSDT。最近は練習していないけど、にわか
 トライアラーでもあるので、いつか是非行って見てみたいのだ。

 自然や人工的なセクションに、一人ずつ挑むトライアル競技は、
 ヨーイドン!で競うレースじゃない、ゴルフのようなコースvs選手、
 選手の技量や、心の葛藤などが結果に直結する無茶苦茶に
 高度な知能&技量のレースだ。TVでゴルフを見るくらいだったら、
 是非ともトライアルを生で見てほしい。今はその凄さ、面白さは
 F1や、全米マスターゴルフといったビッグイベントと全くく引けを
 取らないからさ(^^)/
 

 

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2005.12.29

プロに勝ったよ

自分が自宅の庭を耕してイモを作ってそれで食費を浮かせてる自然の
恵みを満喫している事はいつもしょっちゅうUPしてる通りだ。でも所詮は
素人農業だからちゃんと畑をメンテナンスして肥料をやるプロの農家には
勝てないと思っていた。そりゃそうだ、当たり前だ。

でも、今日ネットでこんなニュースを発見してびっくり。以下全文引用。

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中国新聞地域ニュース

3キロ巨大サツマイモ収穫 岩国 '05/12/28

 岩国市黒磯町の無職松本正雄さん(68)が畑で、重さ三キロもある
 サツマイモを収穫した。松本さんは「三年前から栽培しているが、
 こんな大きいのは初めて」と驚き、友人らの評判になっている。

 畑の整地をしていた松本さん。地表から飛び出たイモの頭を見つけた。
 両手で掘り進めると、長さ約三十センチ、外周四十八センチの特大
 サイズだった。

 松本さんは「どこまで掘ればいいのか、とびっくりした」。友人らは
 「立派だね」「焼き芋にしたらいいが、焼きにくそう」などと、目を丸く
 している。

 広島市植物公園栽培展示課の永井親雄さん(46)は「十一月の
 暖かい気候、地中の栄養分の多さなどが原因だろうが、これほどの
 大きさは珍しい」と話している。  (田中美千子)

 【写真説明】松本さんが収穫した特大のサツマイモ

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ニュースに流れるくらいだから相当スゲェのかと思ったけど、
画像を見てガッカリ。なんだその程度の大きさなのか(苦笑)
それならオレが去年収穫した方が断然大きいじゃんか(^^;)

と、すると去年のアレは日本新記録級だったのかもね(^〜^)
今年はさすがにあんなに大きいのは採れなかったけどさ。

 
 

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2005.11.12

犯罪被害者は匿名で扱え

東京町田で女子高生が幼馴染に刺し殺されたという事件が起きた。
でもそれを報道するニュースを見てたらムラムラと不快感が沸いた。

被害者を実名で晒し、過去にティーン雑誌に紹介されていた、とか
小学校の卒業式のビデオとか、部活の集合写真とか、そういった
個人のプライバシーに関する事が、暴力的にタレ流しになっている。

これは酷い、あまりにも酷い。

報道はなぜ、ここまで被害者をつるし上げて、暴露するのだ?
そんなこと知りたくないよ、国民に知る権利があるけど、
無理矢理見せられる義務は無いだろ?

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それでいて、犯人である16歳の少年の情報は殆ど流れない。
未来ある更正する可能性のある少年は守らねばならないと
少年法にあるかららしい。

だが悪いのはそいつのはずだ!なのに被害者だけがマスコミの
オモチャとして弄ばれ、嬲られ、ありとあらゆる辱めを受けている。
そしてマスコミは加害者は手厚く保護し、知る権利を有する国民が
本当に知らねばならない情報を隠匿しつづけている。

我々が知りたいのは犯罪被害者がどういう卒業式をしていたか、
じゃなくて、どんな夢を持っていたか、でもない!卑劣な殺人犯の
実名、顔、そして出所後にどこに住んでいるのか、だ。

何の罪も無いかわいそうな被害者をこれ以上さらし者にするな!
もういいかげんにしろ!やめろ!マスコミ!

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このように、現在の報道は「落ちた犬は打て!」、とばかりに
ただ被害者だけを徹底的に傷つけるためだけに機能している。
もし自分が犯罪被害者になったら、と思うと恐ろしくて仕方ない。
ここまで人権を奪われるのならば、いっそ加害者となった方が
よっぽど手厚く保護して貰えるじゃんか、とまで思ってしまう。

こんなあまりに酷い状況はマズいだろ、と気が付いた行政は
個人情報保護法の観点からも、警察が犯罪被害者を今までの
実名から匿名として発表するようにするらしい。

この動きは一市民として万々歳の大賛成だ
悠長な事を言ってないで、今すぐにでもやって欲しい。

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だがその動きに対し加害者であるマスコミは一様に大反対(-◇-;)。
例えば産経新聞の社説はこんな基調で書いてある。
誤解の無いように全文を引用する。改行位置は変えてある。

2005/11/8 主張 「匿名発表 警察任せは看過できない」

 事件や事故が起きた場合、被害者名が実名で発表されるか
 匿名発表となるかは、報道機関にとって重大な関心事である。
 この問題がいま、個人情報保護法とのからみで論議を呼んで
 いる。
 
 犯罪被害者を支援する政府の「犯罪被害者等基本計画検討会」が
 このほど、被害者名を公表するかどうかの判断は警察に委ねる、と
 いう方針を計画案に盛り込む方向で合意した。十二月に閣議決定
 される予定という。

 しかしこの合意は、報道に携わるものとして、とうてい容認できる
 ものではない。匿名発表が常態化すれば、真実に迫る報道など
 できなくなる。

 議論を呼んでいるのは、計画案のなかに「警察による被害者の
 実名・匿名発表については、(中略)個別具体的な案件ごとに
 適切な発表となるように配慮していく」という文言が入れられた
 点だ。分かりやすくいえば、「実名にするか、匿名にするかの
 判断は警察に委ねる」ということである。

 基本計画案は、犯罪被害者基本法が四月から施行されたのを
 受け、内閣府が犯罪被害者救済の具体的取り組みとして、学者、
 弁護士、被害者らで構成された犯罪被害者等基本計画検討会に
 諮問し、論議を重ねたうえ、事実上合意したとされる。

 日本新聞協会は先月二十一日、「事件や事故を正確に客観的に
 取材、検証し、報道するためには実名は欠かせない」として、警察
 判断の項の削除を求め、内閣府に実名発表を強く要望する意見書
 を提出した。

 現在、事件や事故、災害などが発生すると、メディアは警察発表を
 もとに被害者本人や周辺、関係者に取材し、検証報道するのを
 原則としている。これが仮名や匿名となれば、検証報道など
 不可能となり、ひいては国民の知る権利を奪う結果となる。

 ところが、すでに全国の警察では事件、事故の被害者や容疑者を
 匿名で発表するケースが広がっている。憂慮すべき事態である。

 もちろん、メディア側の責任も大きい。一部メディアの過剰報道や
 興味本位の取材は被害者や家族を傷つけ、メディア不信を増幅
 させている。報道機関は常に被害者感情に配慮し、真摯(しんし)な
 態度を心がけるべきだが、匿名発表では政府に再考を促したい。

報道ってのは、そんなにも偉いのか?偉いから、その既得権益を
失いたくないのか?そりゃそうだろう、イジメて楽しむ対象たる弱者が
いなくなったら、マスコミは困るのだろう。でも我々は全く困らない。

公務員だけじゃなくて、余計なことばっかりしているマスコミも
こうやって無駄な仕事を減らして余剰な人員を5%くらい純減した
方が、日本の未来の為にいいんじゃないの?

------------

ちゅー事で、「知る権利」とやらを振りかざして、犯罪被害者や
その家族を再起不能なまでに徹底的に立ち直れなくなるまで
痛めつけるだけの今の報道が止まって、少しはマシな報道に
変わるのなら犯罪被害者を匿名とすることに自分は賛成だ。

マスコミは一切のモラル、理性ある判断力、社会正義が無い。
だから警察は、犯罪被害者の実名をどこに公表してもいいが、
マスコミにだけは公表してはダメだ。

------------

…今回の事件と上記の政府の方針でつくづく良くわかった。

マスコミが、北朝鮮と大差のない自分だけが正しくて自分の
権利だけをひたすら守ろう守ろうとする偏った主張だけしか、
してない、と言う事がね。

 

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2005.08.15

それならば嫌でも飲まねば<ばき

本業じゃなくて、あくまでも「パートタイム原発労働者」である自分の
7月と8月の通算被曝量は約3.2mSvだった。今回の現場は比較的線量が
低い所だったので、いつもよりは少ないな。

一応健康に害は無いレベルであるはずだが、例えばタバコを吸うよりも
はるかに健康に与える影響は少ないんだけども、でも一般民間人よりは
やっぱり多く被曝し、その量を着々と増やしていることに変わりはない。
いつか必ずガンになる自分としては、ちょっとだけ、その辺りが気になる。

でも、最近こんな吉報(?)が報道されていた。発見したソースはここ。
                        ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050811-00000215-yom-soci

でも、すぐ消えちゃうだろうから以下全文引用(^^;)。

----ここから引用----

 ビールに放射線から体を守る効果…放射線医学総合研

  ビールに放射線から体を守る効果があることを確認したと、
  独立行政法人・放射線医学総合研究所(千葉市)が11日、
  発表した。

  放医研は、ビールに含まれているシュードウリジン、メラトニン、
  グリシンベタインと呼ばれる微量成分をそれぞれ血液と混ぜて
  エックス線や重粒子線(炭素イオン)を照射し、最大34%も
  血液細胞の染色体異常が減ることを突き止めた。

  放射線を浴びると、体内に遺伝子を傷つけるフリーラジカルと
  呼ばれる反応性の高い分子ができる。アルコールにはそれを
  捕捉する働きがあり、放射線防護効果がある。このため、
  ビール大瓶1本を飲んだ人の血液を採取してエックス線などを
  あてた場合、飲酒前の血液と比べて染色体異常が顕著に
  少なくなることも確認されている。ただ、ノンアルコールビールでは
  防護効果がなく、アルコール単独よりビールの方が効果が
  高いことから、ビールの微量成分が複合的に作用していると
  みられる。

  放医研の安藤興一グループリーダーは「作用のメカニズムを
  解明すれば放射線防護薬の開発につながる」という。

               (読売新聞) - 8月11日23時35分更新

----ここまで引用----

ちゅーことは、管理区域に突入する前にはビールを一杯飲んで
それから作業に掛かった方が「安全第一」なのかもなぁ<ばき

まぁそれは悪い冗談だとしても、このニュースを見たら飲兵衛な
現場の労働者達は高々とビールジョッキを掲げて乾杯するに違いない。
だって仕事後に堂々と飲むための大義名分が出来たんだもの(^^)/d□☆

でもこれって、やっぱり「本物のビール」じゃなきゃ効果は出ないのかな?
発泡酒や、「その他雑種」じゃ効果が無いのかな?一介の庶民としては
是非そのあたりを何よりも早急に検証して頂きたいんですケド(^^;)<ばき
 

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