2023.12.30

脱皮を忘れたエビ

昨夜投稿したはずが下書き保存されてUPされてなかったので、この行を打ってるのは大みそかだけど12/30投稿にしますのであしからずです。

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初老に足を突っ込んでる中年男の一人暮らしに彩を与えてくれる、楽しい同居者のニューえびぞ~君、今日も元気に水中を闊歩してる。

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…でもそういえば、最近脱皮しないな?、と思って過去ログを見ると、最後に脱皮したのは8月末だった。とするともう4か月間脱皮してない。
どうしたんだろう?、まぁ元気いっぱいだから、このまま様子をみよう。彼女(メスなので)の生命力に掛けるしかないからね。

一緒に暮らし始めてからすでに1年と4.5か月、ザリガニの寿命は自然だと7年くらいらしいけど、飼育下だと3年というから、すでに彼女は人生ならぬヱビ生を半分経過している。なのにまだ小さい若いザリガニのサイズのまま。エサはいつも通りやってるから少なすぎということはないと思うんだけど、どうしちゃったんだろうね(._.)?

Ebi1230b

まぁ出来るだけ長く一緒に暮らせるよう自分も色々調べて工夫してみるから、来年もよろしくな(^^)

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2023.08.27

親は亡くなってもヱビは育つ

暑すぎて、バイク乗りなのに休日バイクに乗らず家に籠る状態が何日もあった8月。

今までは暑かろうがガンガン乗ってたんだけど今年は父亡き後の実家整理その他で四輪車の稼働が増えたのもあるけどバイクの稼働率がかなり下がってる。まぁ人生の中でそういう年もあるさ、少なくとも数年前の僻地の現場出張生活時代はもっと乗れてなかったんだから、今なんて幸せな方さ(^^)

…とはいえ、今日は突発的な大豪雨に巻き込まれて、全身水没状態にズブ濡れたけど。ちょっと童心に帰っちゃったよ、トホホ(T◇T)

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で、本題。今日の午前中、エビぞー君の水槽(と言ってもちゃんとしたモノではなく、今は梅酒を漬けるようなガラス容器を使用)の水替えをやって、久々に手乗りヱビして遊んだりして、キレイになった水に戻してから久々に乗るバイクを引っ張り出して点検等準備してた。

10分ほどしてから屋内に戻ってみたら、また分裂してた、というか脱皮してた。

Ebidappi20230801

ついさっきまで普通に手の上に乗ってたのに、その殻の下には新しい殻がスタンバイしてたのね、ちょっとビックリしたよ。

前回が6/26だったので二カ月ぶりの脱皮。無機質なバイクと違って、生き物はどんどん成長して行く、ちゃんと飼育してるからほったらかしではないものの、自分は変わらないのにエビぞ―君は勝手に大きくなって行くイメージある。もしも子供がいたら、その日々の成長はこれの何倍(何千倍?)も楽しく面白いのかな?、と思うけど、エビぞ―君の其れでも十分に楽しいよ、よく育ってくれた、ありがとうな(^^)b

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恒例の1円玉(直径20mm)との画像を見ると初期の頃の画像と比べるとかなり大きくなったことが判るカモ。以前はただただカワイイ小エビだったけど、今はだんだん色濃くなって立派になってきた感ある。とはいえいわゆるアメリカザリガニとしてはまだかなりチッコイ方だけど。もう1年チョイ飼ってるけど、まだこんなサイズでいいのかしらねぇ?

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脱ぎたてホヤホヤの旧殻と並べてみると、確かにちょっとだけ大きくなったような気がする。脱皮したてなのでまだプヨプヨだからもう少し締まるのか、それとも膨らむのかは判らない。でもこうやってヱビだって日々成長している。…自分はどうだ?、父の死から精神的には立ち直って来てるけど、それでも足踏みしてないか?、仕事ではどうだ?、やる気モードに着火してるか?、そんなことを自問自答しながら、エビぞー君をそっと元の容器に移す。まだ身体が柔らかいエビぞ―君は身が固まるまでじっとしてる。カワイイ~(^^)♪

ザリガニの寿命は2~3年だという。今は推定で生まれて1年と1~2か月くらい。だからエビぞー君との生活は長くてあと1~2年。脱皮した殻のエビのシッポ部分の内側には抱卵脚がしっかり見えてるようにこのコはメスだから、自分が捕らえなければ本来ならもう少ししたら卵を産んで次の世代を育てるモードになるのだろうけど、…ゴメンな、条件付き特定外来生物なので、もう自然には戻せないし、繁殖させてやることも出来ない。悪いが自分との同棲生活をこのまま続けてももらうしかないんだよ、すまないなぁ。
 

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2023.06.03

窮猫、オレを噛む(T◇T)イテテ

画像無短文投稿。

昨日は嵐のような豪雨と強風、自宅回りもバイクカバー飛ばされてないか、夜に何度か見回りをした。

そしたらザンザン降る豪雨が傘にあたる音に紛れてか細い猫の鳴き声。声量と音程からしてこれ子猫だな、しかも相当幼い感じ。
数台バイクの下を見てたらそこに手のひらに乗るくらいの赤茶と白交じりの子猫が2匹、バイクの車体の下でカバーがあるから直接降雨を浴びはしないけど、大雨故に水がタラタラ流れてるコンクリートのタタキ2でプルプルしながら雨宿りしてた。

ちょうどカワイイ盛りのサイズ、乳離れは出来てるくらい、親猫とはぐれてここで雨宿り?、でもなぁ住宅地とはいえ野良猫は野生生物なのよ、北海道で見かけるキタキツネと同じ。カワイイからといって保護するのは人間のわがままでこいつらはこれから荒野で生きてゆくのだから、心を鬼にして悪いけど屋内保護や給餌をせず、自宅敷地退場してもらう事にした。

こう見えて超が付くほど猫好きなのでこういうのは苦しいけど、情けをかける方が野生の動物には酷だ。悪いが許せよ。

ということでその場で傘をたたんでバイクとバイクの間に突っ込んで手放し、全身ズブ濡れになりながら両手でむんず、と子猫を左右に握る。久々に手にした小さく暖かい命がなんだか愛おしい。それなりに暴れるがまだ小さいのでそこはまさに赤子の手をひねるがごとし。ただ外は豪雨なのでとりあえずそのまま玄関前の屋根のあるところまで持ってきた。バイクカバーの下と違って、そこは地面がまだ濡れてないからね(^^)。

で、そこにそっと置こうとしたら左手に持ってた子猫が全力で指に噛みついてきた。

小さい子猫だから大したことないだろうって?、いやいや可愛くじゃれてる甘噛みじゃないよ、生死をかけてた本気噛み、しかも子猫の牙は細いから簡単に指に刺さるのよ(T◇T)

しっかりブッスリと刺さってさすがの痛みに左手だけでなく右手の子猫も離した。すると二匹は豪雨の中を外に向かって転がるように走って行ってしまった。左手人差し指の噛み跡からは血がポタッポタッっと滴る。獣の牙や爪での外傷は化膿リスクがあるので指の根本から患部に向けて血を絞り出すように何度も扱いて、玄関前のタイルはボタボタ滴った血に染まる。

その後自宅に入り流水で噛まれ跡を水道水で洗い、外傷用の歯磨き粉のようなチューブに入った処方薬のイソジン消毒薬を塗ってキッチンペーパー巻いて今度は圧迫止血に入る。10分ほどでポタポタは止まったので(そのままにするとにじんでくる)圧迫したままテープで指に滅菌ガーゼ巻いてポリ袋に指を入れて今度は冷蔵庫でいつも冷やしてある水道水をコップに注いでポリ袋越しに幹部を冷水に突っ込んで冷やした。

やっぱり自己満足な行動はするもんじゃないなぁ。向こうからすれば巨人に採って食われるような恐怖があったろうし、こっちはそれなりに痛い思いをする羽目で、Lose-+Loseという結果。

とはいえ子猫よ、お前の行動は自分で命を守る野生生物として当然の行為だ、人に慣れるよりも、そうやって命の危機を感じて行動できるように強く生きてけよな(^^)
 

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2023.02.28

ヱビの感情を見抜く

ああっ!、もう2月が終わりだ!、気が付いたらここ2月中1回もupしてなかった!、
どんなに忙しくても一カ月あけたことないのに、マズい!、…という事で即席up出来るヱビネタすみません。

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この寒い冬の、とはいえ室内だから野生よりは暖かいのだろう2月を結局一度も脱皮しないまま元気に過ごしたニューえびぞう君。
ずっと見ていて二つ気が付いたことがあるので備忘録。
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1)えびぞ―君じゃなく、えびぞ―さん、だった件
 単純にこのコ、メスだということが判明。いわゆるエビの身の部分の下に抱卵するための腹脚というモノがメスにだけあるんだけどはっきりそれが見えたので、えびぞ―君は「エビ嬢」だったという事です。まぁ今はジェンダーフリーな世の中なのでメスでも君で行きます悪しからず。

2)エビの意思表示は3つだけしか無い件
 …何を言ってるんか判らないと思うんだけど、ずっと観察してたらこれに気が付いた。
 そもそもエビは表情らしい表情がほぼ無い。目の動き、触角やハサミや脚の動き、シッポの角度なんかで何となく感じるんだけど、その感じ方を一杯見てきてそれが3要素に要約出来る事に気が付いた。冗談みたいだと思うけどまぁ最後まで見てみて。
 以下の画像はさっき上げたものと同じ画像、それにえびぞ―君の感情を示すたった3つの表示を文字で記した。この3つでほぼ全部網羅出来てる気がするのだ。

  動きが無い時は寝てるのか考えてるのか何も考えてないボーっとしてるのか判らないけどそういう場合はこういうイメージ。

  Ebiimpre01

  のしのしゆっくり歩いてる時や、エサとなる水草や市販エサなどに近づく時、ブクブク空気を履くエアストーンや隠れ家になる割れ陶器に近づく時はこういうイメージ。

  Ebiimpre03

  そして何かに気付いた時、それがエサだと判った時、警戒すべき敵を認定したとき、割りばしでシッポをツンツンされて逃げるとき、一心不乱に砂利を抱え上げて水底リフォームするときなど、生き生きと動く場合はこういうイメージ。

  Ebiimpre02

…たったこれだけ?、と思うかもしれないけど、本当に要約すると僅かこの3要素でエビは生きている、いやホントなのよ(^^;;)

 これに気が付いてからは、えびぞー君を眺めていると彼が(彼女か)いつもこの3つの文字をぽわん、と吹き出しで発しているように見えて仕方なくなった、たった3文字なのに、ほぼエビの意思や生態が表せてしまうの面白いなぁホント(^^)

なのでしばらく眺めてるとこういう感じで言葉にならない言葉を発しているように思えてきて会話してるような気になる。
これは動きのないエビのシッポをツンツン突いてみた時のえびぞー君の発するメッセージ。

「…」、「…」、「?」、「…」、「?」、「?」、「!」、「!」、「!」、「!」、「…」

ツンツンすると2回目で気が付いて何が起きてるか把握して慌てて逃げだして安全な所に入って落ち着いてる様子。
この文字に、水中でのエビの動きをリンクさせた動画を見せたら自分が何を言ってるのか判ると思うんだけどなぁ、残念(笑)


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2023.01.31

ヱビは反社(身請けした責任は果たす)

ああ、またヱビねたスミマセン。ダイソ―ネタやその他の話しが溜まってるのに。

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さる1月20日に、環境省からこういうプレスリリースがされた。詳細はリンクから辿ってみて欲しい。

平たく言えば、俗称ミドリガメ、正式名称ミシシッピーアカミミガメと、アメリカザリガニを条件付き特定外来種として各種規制をかけますよ、というものだ。ミドリガメは人間が夜店の屋台とかペットショップなどで大量に売りさばき、飼いきれなくなった人間が故意に自然にばら撒いた結果であり、これ以上の商取引や自然放流を食い止めて新たな個体を持ち込ませず売らず、にしないと本当にマズい状態なのでやむを得ない…けど、ここでは割愛する。もう一方のアメザリはウシガエル用のエサで持ってきたのが芦ノ湖だったかな?、から逃げ出して繁殖して広がったというたくましい生命力が起因ではあるが、やはり日本の自然界を荒しに荒らして今に至る。

孤独な中年の一人暮らしに加わった、小さな同居人のニューえびぞう君が、そういう社会的には許されないコだということは十分に判った上で、二度と野に放さないこと、彼が死ぬまで面倒みることを覚悟して自分は令和4年の夏から飼い始めた。…実は今なら野に放せる。今は自然から取った個体はその場に戻すことは罪じゃないはず。でも再リリースが罪となるキビシイ規制はあと4カ月後から施行される。でもね、そのつもりはないんだけどね。

自分が責任をもってあずかれる命の数は限りがあるから、新たな個体を採取して増やそうとは思わないけど、自然界には無数の個体が生きている。そう簡単い日本からいなくなるとは思えないから今からでも新規制開始後でも、飼おうと思えたら誰でも自力で捕まえてきて飼う事は可能。いざ飼ってみると予想以上にかわいくて面白いのはしつこくなるから繰り返さないけど。

よくアメザリやウシガエル、ブラックバスなんかの外来種はもう自然に根付いたのだから在来種と同じ野生生物扱いでいいだろ(だから自分が釣りに行きやすいところにブラックバス放流しても問題ない、と続く)、という何も考えてない無責任なルアー釣り人が居たりするけど、自分はその意見に全く賛同できない人なので、ヱビのかわいさにメロメロではあるけど環境庁の施策は支持する。

けなげにたくましく日本の野に生きてるヱビたちには罪はない、よくわかる。でもその陰でそのヱビに抹殺されてゆく在来種にはヱビ以上にもっと罪が無い。そのどちらかを守らねばならないのならば、守るべきはどっちだ?

…ごめんな、エビぞ―君、やっぱり君の仲間じゃなくて、君らがモリモリ食ってしまう方の在来種を守らねばならない。

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と、言う事で、このBlogを見て、もしもこれから自分もヱビを飼いたい、と思った人(なんて居るの?)は、河川や用水路でタモ網でガサゴソやればいくらでも採れると思うけど、一度連れ帰ったら、捕らえた場所に再リリースするのも禁止だから覚悟を持って採って飼ってね。本当に飼いきれなかったら、その命を自分の手で消すカルマを背負うか、〆て食って命の襷を受けるかしかないからね?。

飼いたい人、詳しく知りたい人はこの注意書き(PDF)をじっくり全文よく読んでね。

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2023.01.29

ヱビは成長する

…いや、生き物なんだから、そんなの当たり前だろう?、と言わないでちょっとお付き合いを(汗)

我が家の同居人、アメリカザリガニのニューえびぞう君、先日目の前で脱皮した話をUPしたけど、その続き。

先日の話で、雑食でタンパク質大好きなはずのザリガニが水草ばかり食っててどうなってんの?、ということを書いたけど、あの脱皮以降、ニューえびぞう君に何かが起きたようでそれまでと違う挙動というか生き方を始めたもよう。

まず、水草を以前のようにもりもりそればかり食わなくなった。ちょっとは食ってるけど。じゃあ肉食に戻ったの?というとそうでもない。目の前に以前大好物だったボンレスハムの切れ端とかを近づけても反応しない。でもそれを放置したまま夜寝て朝になると無くなってたりするからこっそり食ってるみたい。まぁ偏食が治ったのならそれでもいい。でもなんというか、そういう新たな仕草も、自分が行うインプットに対して、隠れて反応するというか、意図的に歯向かうというか、理由なき反抗期みたいなものに入ったような気がするのだ。

寝しなにいつも自分は割りばしでえびぞう君のエビのしっぽのあたりをツンツンしてみる。するとえびぞう君はアワアワしながら水中を前進して進む。その動きがユーモラスでカワイイ。ただあまりつつきすぎるとストレスになるのでほんのチョイの一瞬の戯れなスキンシップなんだけど、今まではただ逃げてただけのえびぞう君が、ここ最近は二回に1回くらいクルリと向きを変えて、その割りばしに戦いを挑むようになってきた(笑)、小さいハサミで防戦一方でカワイイことはカワイイんだけど、そこに今までとは違う成長を感じたりする。

また水底の砂利をかかえて動かすリフォームは今もやってるけど、今までの幼児が砂場で遊んでるようなほほえましい動きではなくなっていて、身体がちょっと大きくなった分もう少しそのやり方が上手になっていて、でもそこにたまにちょっとぶっきらぼうでヒネた動きをするようになった。…文字ではこれをうまく言えないんだけど、先の割りばしに対する戦い方と同じで、なんとなく今までは無かったワンパク小僧感というかナマイキ感が出てきた感じ。

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何をするにも仕草がカワイイ3歳くらいの子供から、ちょっと口答えするようになった小学校低学年くらいの子供に成長するとこういう感じ?。…いや、これ人間の子供じゃなくて、単なるエビなんだけど。でもその動きやしぐさに幼さからの成長を感じられる。面白いなぁ(^^)

自分には出来なかったけど、自身の子供がいてその成長を見てると、ただカワイイだけのころから徐々に物心ついてくるようになり、背も伸びて口答えするようになって自身の意思を行動に移すようになって、親と関係ない自分だけの交友関係を築いて自分の世界を作ってゆく姿が体験出来るんだと思う。それは自分自身が子供から大人になってゆく過程を重ね合わせて見直してゆくことが出来る貴重な体験なんだろうな、と未経験の自分は想像するしかないんだけど、ニューえびぞう君に、ほんのちょっとだけその姿を見たような、そんな気がする。

…ん?、まてよ?、とするとあと何回か脱皮するともっとグレてくるの?、いやいやえびぞう君よ、楽しく共生しようぜ、大事にするからさ(^^)

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2023.01.13

ヱビの偏食に悩む

我が家の同居人、推定アメリカザリガニであろう、ニューえびぞう君のネタを前回に引き続き。

単なる小さいエビにすぎないコイツなんだけど、自分が自宅に帰ってくるとこんな感じでちっこいハサミを振り上げて歓迎してくれる(威嚇してる?)カワイイ奴(^^)

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そんなえびぞー君、飼ってて不思議なのは、やたら水草を食う事。ザリガニっていったらスルメで釣ると言うくらい、動物性たんぱく質に目が無い、というイメージなのに、このコはやたらと野菜ならぬ水草を、そりゃもうモシャモシャと食ってばかり(汗)

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余りに美味そうに喰うから、別の所で増やしてて、毎週くらいの頻度でこんな感じでちょっとずつ提供してるけど、なんかいつも喜んで食ってるんだよなぁ?、たしかに雑食ならば植物も食うだろうけど。

じゃあたまには御馳走だぜ、と、ある日、夕食の準備してる時に生肉のカケラとか投じたら、えびぞー君は水中に堕ちたそれに気付き何やらクンクンと匂いをかぐようなそぶりをするが、それだけで全然喰いつかない。そしてしばらく目を離すと、「こんなのはボクはキライ!」とばかりにそれを抱えて水中から持ち上げて、器の内面の水面より上のところに押し付けて水中から排除してしまってた(泣)

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そっか~、獣肉はダメか。じゃあザリガニと言えばイカ、イカならいいだろ?、ほれ食いな(^^)、とまたある日、サキイカのカケラを落とすと30分後には同じように水中から気中に向けて押し出して排除してしまってた。イカすら全く食うそぶりを見せない…ナゼやねん(-_-;)?

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オマエはヱビなんだから、野菜ばっかり食ってたら大きくなれんぞ?、ちゃんと何でも食ってくれよ…(T_T)

でも、こういうの苦手なのか嫌いなのか、食ってる姿どころか全く食いたそうなそぶりも見せない。かといって草ばっかり食ってたらヱビだって動物だから身体がもたないだろうから、やむを得ず百均(セリア)で売ってるこれを買ってきて、一日に1~2粒ずつ目の前に落とす。以前は喜び勇んで食ってくれたけど、最近はかぶりつくようなそぶりはなく、たまに頭の上に堕ちて乗った状態でそのまま、じーーーっ、と30分くらい同じかっこしてる事もある。そういう場合は数時間後に見るとエサが無くなってる(ように見える)ので、もしかしたら砂利に埋めてるかも?だけど、多分こっそりと食ってるんだと思う。

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…なぁ、もしかして人間社会のカルト的なアレの思想に毒されてしまったのかぃ?、いいか?、自然の摂理に逆らってもいいこと一つもないぜ?。そういえば何となく以前より殻の色が濃くなってきてるような感じがする、もしかしてだんだん不健康になってるのかな?。たかがヱビとはいえ、ヱビなりにストレスとか心的な何かを抱えてるの?、じゃあちょっと安らげるようにこんなの設置したるよ、と物陰に隠られるモノを入れてみたら、そそくさと籠った、そっか、これはお気に入り認定なのね(苦笑)

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身を隠す場が出来ても、食が細ってて偏ってるのは生命体としては不自然な状態であることには変わらないので、そろそろ不自然な住環境で飼われているニューえびぞ―君の生命力が尽きてお別れの時が迫ってるのかもなぁ、などと考えながら、ほんのついさっき覗いてみたら、今まで見たことがない、不自然なカッコしてた。

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…ん?、これはもしや脱皮しようとしてる?、前回以来約2カ月ぶりの脱皮?!?!?!、カメラを静止画撮影モードから動画モードに切り替えて、録画しながら様子を見てたら、その後25秒ほどたって旧外殻から分離して新たなるニューえびぞー君がピチピチと水槽に誕生。動画はココには直接up出来ないから載せないけど、ザリガニの脱皮の瞬間を始めて見れたよ、ちょっと感動。その直後の撮影はちょっとピンボケ失礼、プヨプヨしてまだ固まってないえびぞー君をツンツンして愛でた(^^)y

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全然脱皮しなかったし、食生活が乱れまくってたから、このまま弱って死んでしまうかと思って覚悟してたけど、無事脱皮したということは、今のままでも成長する、という事だね。じゃあ君の不思議な偏食には目をつぶって今のままの食育で行こうか、ザリガニだけど野菜大好きというのも君の個性ということで受け入れよう、そいういうザリガニがいてもいいじゃん、面白いじゃん(^◇^)


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2022.11.21

ヱビは楽しい♪

ウチでお迎えしたニューえびそう君という名のザリガニ、今も元気で小さい容器の中で生活している。

最近百均で「ザリガニのエサ」という直径2mm~3mmくらいのすぐ沈むエサを買ったらそれがヒット、自分が近づくと際まで寄って来て容器の壁を登るように背伸びして、エサをねだるようになった。そこに狙いすまして一粒落とすと、アワアワしながらそれを抱え込んで食ってる。たのし~(^^)♪。

まさけヱビが懐いてくるとは思わなかったよ、まぁエサをクレクレ、の時だけなんだけどさ。

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で、ある時、ほんの2分ほど、ふと目を離したすきに、容器の中でエビが二匹に分身してた。

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…へ?、一瞬驚いたが脱皮したことに気が付いた。こんなにクイックに脱皮ってするのかい、さっきまでシッポを割りばしでツンツンして遊んでたのに、その殻の下にはもう一枚を着てた訳ね(^^)

脱皮したてのヱビは柔らかい。直後はアブナイので少したってから掬って手の上に載せて柔らかいプニプニしたニューえびぞう君とスキンシップ。よしよし成長してるなぁ。少したって固まってきてから、サイズ計測をしたらこんな感じ。ちょっと以前から一回り大きくなったね(^^)
以前UPした画像と見比べるとこんな感じ。ちょっと大きくなって太くなった?、でもハサミは小さいままなんだよなぁ。君はもしかしてメス?

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こうやって動きがあって成長するものが身近にいると生活が楽しい。植物でも楽しかったけど、明確に自分を認識して、エサをねだって脱皮して大きくなって行く小動物はカワイイというか愛おしいなと思う。正直ザリガニはこれ以上大きくなると猛々しくなっていってしまって、プリティ感が無くなっちゃうイメージだけど、でもまぁそこはそれ、オマエがどんな姿だろうとカワイイし、大事にするよ~、共に生きるってそういうことじゃん。カワイイ時期だけ楽しいんじゃなくて、同じ時間同じ空間で一緒に変わって行くその様を共に認めて今を生きる、それでいいじゃんね(^^)

そんなニューえびぞう君、少し大きい身体でパワフルに土遊び?、砂利をせっせと運んで地形を変えてゆく。こう言うのを見てるだけで楽しい。多分子供が居たら砂場で遊んでるのを見て同じような感想を持つんだろうか、などと思いつつ、観察してると、どうやらブクブクが嫌いなようで、砂利でエアストーンを囲んで埋めている。しまいにはこんな地形にリフォームしちゃった。

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ブクブクが嫌いなのはなんでだろう?音なのか、酸素過多が嫌なのか、循環する水の流れが出来るのが苦手なのか、よくわからないけどコイツが居なかったらそんなことを絶対に考えない時間を過ごしてたはずだよな、などとも考えた。小ヱビの寿命なんてそんなに長くはないだろうから、この愉快で幸せな共生期間はほんのちょっとの間なんだろうけど、このコの行動に癒されながら見守って行こう(^^ゞ
 

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2022.09.26

そばにいてくれる幸せ(には面倒もあるしその先に悲しさもある)

久々にに生き物との暮らしを楽しんでる。とはいえ小さいザリガニだけど。

2cmくらいのミニミニなエビだった、ニューえびぞう君、昨夜さらに脱皮して、気が付けばこんなに大きくなった。

Yebi202209

脱皮の周期は、エアレーション(要はブクブクと水中にバブリングさせるアレ)の量によってかなり変わることが飼っていて判った。エアレーション殆どしないとその周期がやたら伸びるけど、エアレーションを沢山すると周期が短くなる。つまりあまり大きく育てたくない場合はエアレーションしない方がいいのかも。

でもちょっと苦しそうに横になって水面に浮いてる姿がなんだかちょっとかわいそうになってしまう…。それに水も抜気しないと汚れて臭くなるからザリガニ的にはいいのかもしれないけど人の感情としてはやりたくなってしまうんだよね。

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ザリガニは動きがユーモラスで見ていて飽きない。それだけで楽しいし、飼ってない人には理解しがたいだろうけど、多分思ってるよりもずっとカワイイ(^^)

帰宅して水槽に近寄ると。水中でも何かが近づいてくることがわかるんだろうな、両ハサミを持ち上げて威嚇のポーズをとる。でもそれが、両手を上げて「やぁ、お帰りY(^^)Y」って挨拶してるように見えるから不思議。

そして、自分が夕飯の支度をしながら、…これならオマエ食えるだろ?、と考えてちょっとした食材のカケラを差し出すと、真剣なまなざし(に見えるだけかも?)で、それをハサミで掴んで、ムシャムシャと喜んで(るように見えるだけかも?)、それをもくもくと食いだす。

そして食い終われば、足元の砂利を両ハサミで掴んで動かす水槽内リフォームの始まり。一心不乱に(見えるだけかも?)砂利を運んで、高低差3cmくらいの自分にお気に入りの地形を作るさまはまるで砂場遊びしてる子供のようだ。たまの水替えでそれらはフルリセットされてしまうんだけど、それでも文句を言わずに(と見えてるだけかも?)、また違う地形を作り始める。

それらを見てて思う、その存在がどんなであっても(それが人間や犬や猫や小鳥や小魚や昆虫であっても)自分に反応してくれる命ある者がいて、一緒にご飯を食って、無邪気に遊ぶ姿を眺めるのは、ホントに楽しいし癒しになるなと思う。いなかった時よりも余計に手間や面倒はかかるけど、そういうネガティブ面は得られるポジティブ面で帳消しされ、さらに多大なおつりがくる。人によって定義や感じ方は異なるだろうけど、それはきっと「幸せ」と言う感情にも繋がるんだろうな、と。そしてこれを失う時は、想像している以上に悲しい思いをするんだろうな、と。

たかがエビ相手に何言ってるんだよ、と言われるかもしれないけど(苦笑)、それでも純粋にそう思う(^^)。
何せ、いままでも目いっぱいそういう経験をしてきたからね。

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そいういえば最近や恋愛や結婚を必要ないというワカモノが増えてるらしい。クルマの免許も取らないワカモノも増えたらしい(共に実感する)

でも、色々なことにチャレンジして、実際にやってみたら、やる前にデメリットばかり見えてるかもしれないそれも、実は幸せや、楽しさの方が上回っている、なんてことはよくあることだ。100%のメリットやデメリットしかないことなんてこの世にはない。そして人によってそれは全然違う。他人にとってのデメリットがメリットになったり、感じ方の違いで圧倒的に幸せだったり、不幸を感じたりもする。

だから臆せずに、何でもまずやってみればいいと思う。良ければ儲けもの、ダメならそこで撤退すればいい、人生経験としてそのダメはきっと役に立つ。一度結婚して、挫折して、結局再婚することもなく、そういう人生を選んで、多分このまま死ぬ自分もそれをやってみた一人だけど、貴重な人生経験を積めたと思う。そして無謀だったとはいえ挑戦したことに後悔はしてない、反省は嫌と言うほど目いっぱいしたけどね。

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幸せな生活の後には、必ず別れが来る。幸せの積分値を積み上げれば積み上げるほど、その別れの悲しみは強く痛くなる。それを先の例でいう「デメリット」として避ける気持ちもわかる。でもそれ以上に、共に生きて感じた幸せは大きくて、代えがたい貴重なモノであるはず。

言い方を変えれば、必ず別れがあるからこそ、その有限の幸せは輝きを増すのだ。逆にいえば、人が幸せを得るとは、それの大きさや深さに比例した失う覚悟とそれを経験する事がセットになる、と言う事でもある。

たかが指先くらいの小エビ一匹ではあるが、自分もその覚悟をもって、今の些細なる幸せをしばらく感じさせてもらおうと思う(^^)
だけどこんなにかわいく思えてしまうと、いざという時に自ら命を奪って食ってその襷を受ける、という当初の決心が揺らぎそうなんだよなぁ(T。T)
 

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2022.08.15

ヱビと暮らそう

中年改め初老のアラフィフバツイチ男の一人暮らしは機械とモノに囲まれていて命の息吹が感じられない。

…といった事が無いように、ウチには庭木があり、ちょっとした空間には野菜を植えて勝手に生やしているので、それはそれで楽しい。でも動きがあるものは庭の片隅にうごめくダンゴムシやオンブバッタくらいで、室内にはたまにハエトリグモがピョンピョンしてるくらいでガサゴソ言うゴキすら現れないのでチト寂しい。なおハエトリグモさんは見つけたら全部屋外に逃がしてる。ウチの中だと餓えちゃいかねないし、繁殖しようもないしね(^^)

でも一時期、ウチにも命の息吹があったことがある。それは庭土の中から出てきたトカゲの卵の孵化と、火鉢での小魚飼育

トカゲさんはかわいかったなぁ。野に放ったけどその子孫がどこかで生き延びててくれたらいいな。小魚は半年くらい生きてたけど、ある時期からパラパラと死んで行ってしまった。それまで元気だったのに残念無念。それ以降水生生物は飼ってない。そういえば今の家に越す前のボロ長屋では一時期捨てザリガニを拾って飼ってたこともあるなぁ、と思い出した。

…で、ふと思い立って、盆休みに近場の田んぼの用水路に行ってちょっとガサゴソやって、こんなコを一匹だけお迎えしてみた。

Newebizokun

ニューえびぞー君と命名。カワイイ~、カワイイ~、あ~カワイイよぅ(^^)

ザリガニと言えばスルメやサキイカをタコ糸で縛って笹とかを釣竿にして釣れるんだけど(ハサミでイカ欠片を挟んだら釣りあげて持ち上げても離さないのよね)、このコはサキイカのカケラにあまり興味を示さず、どっちかというと薄切りハムのカケラとかの方が活発に反応して食ってる。まぁ元々アメリカ原産だから、和食よりも洋食好きなコなのかも(^^;)<ばき

このコがどれだけ大きくなるまで一緒に暮らせるか判らないけど、しばらくは飼ってみる。今アメザリは外来種ということで成長しても野に戻せないから、このままやたら大きく育てられる事が出来たら、その時は最終的にはこのコを自分の手で〆て…食ってみるつもり。

飼ってるものを食うのかよ!、と言われるかもしれないけど、無駄に死なせるくらいならその命を自分が預かる方がいい。自分は新たな命を生まず、そして死してもその命を他に譲ることは難しいかも、なんだけど(孤独死してハエが死体に卵を産み付けてウジが湧けばその可能性がある)、でも自分が生きてる限り、その命は無駄にはならないからね。

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2022/8/17追記:

ニューえびぞー君、本日脱皮(に成功^^)b。命あるものの成長は楽しいなぁ♪

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