2023.10.22

高すぎて冬が怖い

たった一カ月前まで、中秋の名月の頃を過ぎても、朝の気温が25℃を下回ることはなかった、日中も30℃を平気で越してた。真夏と変わらない秋が始まって、そこから急速に気温が冷えて行って、今では日が暮れると肌寒いし、メッシュジャケットで山道を走るのは日中でも涼しさを通り越した寒さを体感するようになってきた。

とはいえ、まだ10月だ、日中は暖かく、歩いて出かける分には上っ張りを羽織らなくても意外と快適だ。ああ秋よ、もう少し今少し、頑張って快適な時期を少しでも長く保っておくれ…

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扇風機がまだリビングにあって、そろそろ暖房で使うサーキュレーション動作の最小限を残して仕舞って、まだ早いけど暖房器具を引っ張り出そうか、そんなことを考えてた少し前、ウチから一番近いガソリンスタンドの灯油の値段がいきなりドカン!、と値上がりした。

真夏なので灯油の値段なんてノーマークだったのであまり正確には覚えてないけど確か108円とかだったんじゃないだろうか?それが少し涼しくなったら、何とこんな値段に。

Touyu131

131円/Lって一体なんだよ!、18Lで2358円じゃないか!、軽油の値段かと思ったくらいの高値だ、これは困った。去年の冬は100~105円/Lだったはず、それがウクライナだパレスチナだときな臭い話が多いけど、こんなに値上がりするもんなのか…愕然としたよ。

自分の生活では暖房は灯油がメインだ。強力でエネルギー効率もいいエアコンがあるから電気代が安ければそれを使えば必要十分な暖を取ることは出来るが、電気代もとんでもなく上がってしまって、気楽に使えなくなってしまった。オール電化の我が家では給湯が一番電気を食うので、電気代抑制のため湯舟に湯を張るのを自粛しはじめたのが今年の3月。それ以降一度も自宅で湯舟にお湯を張って浸かった事がない。おかげで電気代は単位料金が上がってるにもかかわらず、絶対額では去年を殆ど下回っている。とはいえ猛暑の夏のエアコンは最小限にしたがさすがに耐え切れず使ったので、9月請求がきた電気料金だけは、昨年から30円程上回ってしまったけれど、kWh単位料金が全然違う環境で消費電力は昨年比で大幅ダウンさせてるから、そこはご勘弁を。

おっと話しが脱線した、暖房は灯油、という所まで話を戻そう。

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自分が灯油を暖房の熱源エネルギーに使い始めたのは結婚する前にボロアパートで一人暮らしをしてた頃からだ。詳細は省くが、その頃灯油は安かった。50円/Lくらいだったのが最安値だったかな?もっと安かったかもしれない。それを一冬で18Lポリタンクで2~3回給油して乗り切る、というのがいつものパターンだった。これはボロアパート暮らしから結婚して二人暮らしになり借家の一軒家で生活した時を除き、その後の長いボロ二軒長屋暮らしでも大体同じだった。

諸事情でやむなく今の家を買って引っ越して、居住空間が倍以上になったのと、ここぞの一発熱源&防災対策で、反射式ストーブを増設したりして灯油暖房器具が増えてそれを便利に使ってたこともあって、今の家では灯油は大体だが1.5~1.8倍くらい消費するようになってる。つまり18Lポリタンクに直すと、3~5本分を冬シーズンで使ってしまう。

若い頃は寒くてもどうにかなったので石油ファンヒーターのLoモードだけで過ごせたけど、今は最小火力だけで暮らすのはちとツライのもあってフンダンに燃料を燃やしてしまっている、と怒られても否定できない。ごめんなさい。

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まぁそんなわけで、仮に灯油ポリタンク4本この冬で消費すると仮定すると灯油の値段が131円/Lになったら

 131円×18L×4コ=9432円

…も、灯油代に使うのか!!!、これ使いすぎでしょ、家計維持管理警報が脳内で鳴り響く感ある。困った。代替えがそれよりもエネルギーコストの高いエアコン暖房しかないから、止むをえないけど、それでも高い。この増幅コストはどこをどうやって捻出すればいいんだろう?、

絶望にも似た感情で、日々の生活支出とは切り離した別腹管理のバイクに乗って、自宅から少し離れた市内最安値のガソリンスタンドで給油しようと思ったら、このガソスタは灯油がまだそんな阿鼻叫喚を呼ぶような値段ではない事に気が付いた。

Touyu104

去年よりチョイ高い部類だけど、今後これが最安値になる可能性がある。当然逆もまた真なりだけど、今の世界情勢的には値段が下がることは当面なさそう。なのでまだ暖房を焚くほどじゃないけど、安い値段で買えるウチに、と給油を終えてから自宅に直帰して、空のポリタンを車に積んでいって、10月半ばなのに、灯油を購入してしまった。ガソリンを0.5Lくらい使ったけど約480円くらい安いから元が取れる。長い独り暮らし生活の経験でこんなに早く灯油を買ったことは多分ない。貧乏節約生活者としては、なんだか『負けた』感が強い。

ああ、寒さの神様、どうにか今年は(今年こそは)厳しい寒さになりませんように…、長期予報では暖冬傾向出てるけど、こればっかりは運を天に任せるしかないのでどちらに転んでもどうにでも生きられるように備えを固めておくようにしよう。

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2023.09.26

庭先に潜む危機

真夏の暑い盛りが9月になっても継続していて、夏バテしたのか体力低下してグッタリ。

ここ数日やっと涼しくなった感があるので、日曜に真夏の間放置してた庭木の剪定を実施。そんなに広くない庭先に生えてる木々の伸び切った新芽を3時間ほど無心で剪定ハサミでガツガツ刈っていって、集めたそれらを次にゴミ袋に収まるように小枝をまとめたり指ほどの太さの枝を30cmほどにして、充填効率がよくなるように、薄いポリ袋が破けないように注意しながらまとめ上げた。麦わら帽子かぶってても真夏にこれをやったら絶対熱中症でぶっ倒れてたと思う。最終的にその日だけでいわゆる普通のゴミ袋(45L)で10袋ほど剪定屑が出た。ふぅ、疲れた(^^;)

Niwakikuzu202309

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これは作業を終えた後の画像だけど、実はこの姿にするまでの作業でひと悶着あった。それは後半戦の落とした枝を処理して袋詰めしてた時のことだ。柊とかのチクチクする葉っぱは当然注意するけど、それ以外の枝は特にあまり注意せず素手で作業してた。長く伸びた枝を短く折ったり工具で切ったりしていたら、右手薬指の根本辺りに、いきなり激痛が走った。トゲが刺さったとか、切ったとかじゃなく、もっとギリギリとした違和感ある強い痛みだった。

え?、何っ!?!、と思って右手を見たら、薬指根本辺りに、約1cmほどの小さい毛虫が居た。その瞬間判った、ヤベェ、これイラガ系の幼虫だ!。イラガの毛虫には毒針が無数に生えてて、それに振れると激痛が走る。それを無防備&無意識だったのもあって、モロに素手でやらかした。ガーデニングする人ならチャドクガの次くらいに嫌ってる毛虫だと思う、知らぬ人はこのリンク先を見てみて欲しい。

イラガ幼虫の対策&刺された時の処置方法<完全マニュアル>

自分ガヤラレたのもこの最初に出てくる色のヤツ。なお虫系にかなり強く、イモムシくらいなら普通に手に乗せてツンツン突いて愛でる自分でさえもかなり毒々しいと感じる毒毛虫が画面ドアップで出るのでそういうのが苦手な人はリンク踏まないよう注意してほしい。

その毒針は即効性で、かつ痛い。まぁチャドクガのように延々長期間悩まされることはないけど、それでも警戒すべき対象だった
慌てて右手を振り払って付いてた小さい毛虫を落とす。そして申し訳ないけど踏んづけて駆除。生き物大好きな自分ではあるが人体に悪影響を及ぼす生命体は悪いが外敵として駆除するのだ。

そして室内に戻り、洗面所でお湯を出しながらも揉み出し洗いを繰り返してから石鹸で刺された箇所を外から患部に向かって古い歯ブラシで洗い、水気をふき取ってから強めのステロイド軟膏を塗っておいた。そして着ていた作業服にも毒針が付いてることを想定してすぐに脱いで洗濯機に叩きこんで着替えた。痛みはそれなりにあるが悪化はしないことを確認して、ポリウレタンのぴっちりした保護手袋をして、さらにハーフゴム引きの作業手袋を装着して、かつさらにイラガの幼虫がいないか注意しながら作業を続行。

そしたら作業途中で同じ毛虫を3匹ほど葉の裏に居るのを見つけた。危ない危ない、もっとひどい目に合う所だった。どうにかしのげたよ。

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ウチの庭にはトカゲ、カナヘビ、ヤモリといった爬虫類からイモの葉を食うオンブバッタ、それを食うカマキリ、各種の蜘蛛、ダンゴムシ、アリ、といった地を這う生き物雨水がたまったジョウロに湧くボウフラ(気付くとすぐ打ち水に使って駆除)まで少ないながらも様々な生き物がいるけど、今まで自分に害をなすのは蚊くらいしかいなかった。今回初めて直接被害受ける害虫(と呼ばせてもらおう)に遭遇した。

庭木の中には背の高さくらいの椿が1本あるから、それにチャドクガがいないかはいつも気を付けたけど、今回イラガがいたのは別の立ち木。この経験を生かして今後も注意して庭作業をすることにしよう。

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蛇足:毒のあるイラガは成長すると毛虫から特長ある硬い繭を木の幹とかに付けて冬の間はその中で蛹になる。その蛹、実は淡水のタナゴ釣りのエサになったりする。蛹を半分に切って中のどろどろを小さい小さいタナゴ針に絡めてつけてエサにする。ガーデニングの嫌われモノのイラガだけどこれがタナゴ釣りが趣味なら逆に養殖するくらいのことをするのかもしれない。つまりそれが害虫か益虫かは、絶対指標ではなくあくまで一人一人の相対指標でしかない、ということなのよね。

 

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2021.10.17

弔いは穢れじゃない

自分が現在住んでいる家は諸事情により購入するに至った中古の一軒家。

高齢のご婦人が老後の終の棲家とするために特化した注文住宅で、家族連れが住むには不便なつくりだけど、もう少し経つと老後生活の入り口が見えてくる中年男の道楽一人暮らしに十分対応可能なつくりなので、相当な値段だったけど個人的にはここを買えて、そして住めてよかったと思ってる。

なにせ老人一人暮らしに特化したバリアフリーの最新設計平屋注文住宅(築浅で耐震耐火等今の技術でやれることがほぼ全部入ってる)なんてまず世の中に無いし、自分では新築でこんなに思い切った作りの家はとてもじゃないけど建てられない。少なくとも自分がここで老人になったとしても、車いす生活になったとしても、リフォームする必要が全くない。だから初期費用は高かったけど、長い目で見ればお買い得だったと思う。

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この家を建てたおばあさんは長く共に暮らした愛犬とこの家で生活を始めたものの、短期間で愛犬を亡くし、一人暮らしになってから一気に足腰等身体が弱って1年未満で有料老人ホームに移られた、と言う話は購入時や、引っ越してきてから辺りに長く住んでる方から何度も話を聞いた。

そして、この家に越してきて早5年たった先日、最近初めて聞いた事があったので紹介しておく。

少し広めの敷地なので、こじんまりした庭がこの家にはある。その一角に、直径30cmくらいの、手のひら位の石を丸く並べた場所が引っ越してきた当初からあった。何だろう?。とは思ったけど、植木鉢でも置いてたのかな?くらいしか思ってなかった。でもつい最近、そこには先住のおばあさんの愛犬の遺骨が埋められてる、という話を近所のおばちゃん連中との家庭菜園井戸端会議で聞いた。その話しをしてくれたオバちゃんはその直後「しまった!」みたいな顔をして謝ってきた。なんでも、そういう話を引っ越してきたばかりの自分に話すと気分を悪くするんじゃないか?、と気にして話せなかったとのことだ。

…なんだ、そういう事でしたか、いえいえ全然気になりません。自分も子供の頃から飼ってた虫や動物が死んでしまうと泣きながら団地の片隅の土や実家の庭に埋めて埋葬してましたよ。それだけ前の方が大切に思われて埋められたのであれば、きっとその犬も成仏してるでしょうし、命が土に還るのは(それが焼かれて遺骨になった後であっても)正しい事だと思いますよ、自分はそういう考えの人なので、全然気にしませんよ、大丈夫です。

…という感じでその場で話した。取り繕いではなく本心からそう思うので、正直にね。

ちゃんと弔われている御霊なんだ、その犬はそれだけ飼い主に大切に想われていたということ。その気持ちも一緒にここに埋まっている。それを汚らわしいとかイヤだとか気味悪い、なんて思わない、むしろ命は土に還るべき。なのでその命が土に還って草木や虫やトカゲや鳥の命にこの庭が媒体となって襷渡しされるなら、それはいい事だと思う。その場所は庭の端で、かつ植わっている灌木の袂なので、自分がイモを植える場所からは数m離れているけど、例えば植えたイモがその命を引き継いで育ち、そのイモの命を自分が食って引き継がれるのだとすれば、汚らわしいのではなく、それは尊い事だと思うのだ。

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2020.05.31

さらば、半自動洗濯機

自分が長く使っていたポンコツ洗濯機のネタをUPしたのは…調べたらなんと8年も前だった(^^;)

過去のネタにあったように、回転槽のロック機能が死んだまま、ずっとゴム板を丸めて挟んで使い続けてた。ずっとそうやってきたから、洗濯というとそういうモン、と生活の中で固定化しつつもあった。

Hanjidousentakuki

だが、形あるものはいつか崩れて、電化製品はいつか壊れて動かなくなる時がやってくる。3月ごろから、半自動洗濯をしてると、カランカラン、と何かが何かに当たる音が聞こえるようになってきて、それがだんだん振動を伴うようになってきていた。何が起きているかを詳細には調べなかったけど、機械としてそろそろ限界を迎えつつあることは何となく判っていた。

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この洗濯機、今だから言うけど、実は結婚した時に買ったもの。諸事情で入籍だけしてその一か月後にすぐ新居に引っ越して新生活をするために、とりあえずあわてて買った安物、というと怒られるけど、当時は一番安かったかもしれない、単身者用クラスの4.2kgのだし。

その後、ごく短い結婚生活が離婚により終わり、洗濯機は自分が持ってかつて住んでいたボロい長屋に引っ越した。それがもう20年くらい前の話。しかも8年前に「一年前くらいから壊れた」と言っているから、約10年間使って壊れ、その後9年間は壊れたままでゴム板を抜き差ししながらずっと使っていた。

家電の耐用年数は8年くらいだという。つまり倍以上働いてくれた、そう考えるとよく今まで頑張ってくれた。ありがとう、助かったよ。でももう限界なんだね。

Oldsentakuki

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新型コロナウィルス騒動で、外出自粛モードになっていたGWに、自宅から歩いていける距離にある家電量販店に出向いて、自分以外の客がほとんどいないガラガラの店内で品定めして、店員に相談して、そこから値切って<ばき、そしていくつか家電を買った。洗濯機はそのうちの一つ。残りはまた別ネタで紹介する(^^ゞ

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新しい洗濯機を買うにあたって、自分が求めた条件は以下の通り。

 ・洗濯を開始したら終わるまで自動で進行すること(こんなの当たり前)
 ・深夜電力の安い時間に洗濯出来るようにタイマー欲しい(これも当たり前)
 ・洗い始めた後から洗濯物を追加で放り込めること(よって縦型限定)
 ・4.2kgの洗濯機だと正直小さかった、もっと多く洗いたい(毛布くらいは自宅でやりたい)
 ・乾燥機は持ってたけどほぼ使わなかったからもういらない(必要となれば浴室乾燥機を使う)

そのため、「縦型」、「8~10kg」、「乾燥機能無し」(ただし風乾燥はあると嬉しい)で、安くて値切れるものをチョイスして商談した。

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詳細は省くが、新家電がやってくる搬入日。朝方最後の洗濯をしてみたら、今までに聞いたことのないくらい大きい音と、ガタガタ!いう振動が出た。なんだか捨てないで!、と泣かれているような気もしたが、今までと違いすぎる状況に、コイツが無理やり音と振動を出して、自分に長年連れ添った洗濯機を捨てる罪悪感を薄れさせてくれているような、そんなやさしさまでもを感じた。ホント長いことありがとう。じゃあな、正しく家電リサイクルされたら、またカケラでもいいからウチに戻ってこいよ、歓迎するからさ(^^)/

9年間も突っ込み続けた黒い薄ゴム板2枚を残して、旧洗濯機と、ほとんど使ってなかった乾燥機は、あっけなくバラされ倒され担ぎ出されてトラックの荷台に乱暴に積み込まれていった。(BGM:ドナドナ)

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空いた場所を雑巾がけして掃除してたら新洗濯機がえっちらおっちらと二人掛かりで運ばれてきて据え付けられた。
やあ、よろしく!、これから何年供にするかわからないけどよろしく頼む、出来れば壊れないでくれな(^^;)<ばき

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どっかり据わったのは東芝製の8kgタイプ、縦型、風乾燥付き。以前の旧洗濯機は4.2kgと小さく、モーターに強いという下馬評の日立製だった。実際19年チョイも(壊れながらも)使えたけど、今の時代の洗濯機はどこまで持つだろう?、日本メーカーとはいえ、もう白物家電は殆どが中国やアジアの会社になっていて、この洗濯機も東南アジア製だしなぁ。

試しに洗濯してみた。この機種は風呂水をくみ上げて使うポンプが内蔵されてるので、取説を見ながら専用ノズルを伸ばして浴槽に突っ込んでそういうモードにしてスタート!…あれ?動かない??、いろいろ調べたら、インターロックで上蓋を締めないと洗い始めないのね、旧は洗いは開けたまま出来たけど今のは無理みたい。

Newsentakuki

閉めたら水道水がジャンジャン注がれて風呂から吸い上げない。あれ?、と思ったら数分後に違う音がし始めて、吸い込み始めた。ある程度水を飲みこんでからインペラが回って攪拌水流の中で洗濯物が踊り始めた。

…あらま、静かだわ。最近の洗濯機の音ってこんなに小さいのね。旧は調子が悪かったのもあって夜中に脱水すると近所迷惑になるかとヒヤヒヤするくらいだったけど、これなら深夜にタイマーで洗濯しても目が覚めないかも、そのくらい静か。洗濯終了後、さらに試しに風乾燥モードで2時間くらい運転。すると化繊地のシャツは結構水分が飛ぶ。木綿のTシャツはそれなりだけど、でもこれは意外と使えるかも風乾燥。

さあ!新しい機能とともに、今までにはないワクワクの新生活が始まるぜ!!

…と、思ったけど、実はあんまり生活が変わらない。タイマーが使えるとはいえ、朝起きてから寝てる時に着てた下着や、オッサン臭が染みついた枕カバーとして何枚も用意して使ってるボロくなったTシャツを洗濯機に突っ込んで、洗面器で浴槽の残湯を汲みだしては洗濯機にザバー!っと注いでいた、そんな洗う習性が自分に染みついてしまっていて、せっかく新兵器が導入されたのに生活パターンが思ったより変わらない。容量が倍増したのもあって洗濯頻度も少し下がって、洗濯する回数が減ったのもある。そのために洗濯物を一気に干すためのハンガーはちょっと増えたけど。

Hangercolorful

まだ機能を全然使いこなしていないけど、これから少しずつ新機能を使ってみよう!
…しかしフタしないと洗い始めないのはやっぱ不便だよなぁホント。

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2020.05.01

指先がイタイ(T_T)

今日から5月。旅に出れない自宅生活の長い休みも半場にさしかかってきた。

で、今日は天気が良く、今までに一通り車やバイクを弄ってきたのでじゃあ庭のメンテをしよう、と麦わら帽子をかぶって庭木の伐採と雑草毟りを延々丸一日やってた。庭草もまるで初夏のような暑さに元気いっぱい。

Tutujiichigo
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Imo2020
Negi2020

食える植物も元気だけど、花も綺麗♪。でもしつこい雑草もガンガン茂っていたのでザクザクブツブツと雑草を抜いて毟って土を掘り返して根を出し…、と素手で薄暗くなるまでやってたら、指先が酷使されてイタイのなんの。キーボードをたたくだけでイタイ~(T_T)

実はこの文章を打つだけでも四苦八苦。雑草との闘いはまだ進捗50%…すみません今日はここまで、指先を氷水で冷やして養生します(泣)

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2019.10.07

腐乱死体にならないために(次に繋ぎたいので)

自分は離婚してかれこれもう17年?18年?もう記憶が薄れつつあるくらい前に一人暮らしに戻って今に至る。

若い頃はそうとは思わなかったけど、最近同世代の独身(男)が自宅で孤独死するパターンが増えてきた。

団地やアパートみたいに自宅の窓を隔てたすぐそばに人が行き来するような生活だと死体が腐り果てる前に発見してもらえそうだけど、現在の自宅は庭付き一戸建てでの一人暮らしなので、もし自宅内で倒れて死んだら、簡単には発見されないと思う。そうなると会社勤めの期間は会社から身内に出勤してないという情報が入って、身内が警察に連絡して、という手順で発見に至ると思うけど、それでも数日は放置状態になるだろう。

そして今後定年リタイアしたら、今度は自分が自宅から出てこなくても誰もそれを気に留めなくなるから、下手すると腐敗どころか白骨化しても発見されないかもしれない可能性がある。まぁ自分が死んだらあとは関係ないので、周囲に迷惑を掛けまくってしまうとはいえ自分には影響が無い<ばき

墓に入って子孫に祭ってもらいたい、と言う願望は自分には無い、そもそも子孫が居ないんだから即無縁仏か散骨堂とか適当なところにバサっと灰をぶちまけてもらってかまわない。ただ心残りは今住んでいる家。自分の人生設計ではある程度歳を食ったら、リバースモーゲージか転売して現金化して、ケアホームなりの費用等にバケさせる予定。ハッピーにこの家を引退して、長期優良住宅認定された老人の終の棲家として設計建築されたこの家を必要とする誰かに託して使ってもらえるといいな、と思う(^^)

でも、その前に自宅でぶっ倒れて突然死んだら、そこは腐乱死体が出た事故物件としてネットに上げられてしまい、売り物にならなくなってしまうだろう。自分に妻子はいないから、遺産相続としては兄弟か、甥やら姪やらに相続されるんだろうけど、そういう状態で渡すのは本意じゃない。身内はどうせこの家を有効活用は出来ないと思う。そうなればたぶん売って現金化するだろう。その際に必要とする人にまたわたればいい。でも腐乱死体になってしまうとそれは(たぶん)出来なくなるのだ。

せっかくいい家だし、特殊な造りだから決して一般受けはしないけど、こういう家を必要とする人はきっといるはずだ、特に高齢化が進行するこれからの日本なら絶対に。なのでどうにかして突然死→腐乱死体、にだけはならないようにしたいと思う。子供を成せなかった自分が死して残せるのはモノしかない。乗り物は好きモノが乗るだろう、家も必要とする人がいれば使ってくれるだろう。そうすることで、自分がこの世に生きてきた理由が出来るのだ(自分が居てこういうモノを維持していたから、次の人がそれを使って生きられる、という点で自分に存在価値が初めて出てくる)

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じゃあ具体的にどうすればいいのか?、まずはご近所と仲良くなっておくことだ。いい関係を作っておけば、自分が窓を開けっぱなしで何日も出てこない、とかいう事態を察してくれて警察なりに連絡してくれる人が一人でもいれば最悪の事態は避けられる。

そのために寝るときにはどこかを軽く窓を開けておく(無論防犯上人が入れるような窓じゃないよ)。そうすることで死臭が早く表に伝わるだろう。まぁウチは24時間換気が入っているので換気の出口、これは屋根なんだけど、そこから屋内の臭気が撒かれることになるんだけど、平屋だから気付かれやすいだろう(^^;)

またさまざまな手段で世間とつながっておくことだ。会社人ならある人と人とのくもの巣のような人間関係も引退すると一気に薄くなる。そのためにネットでもリアルでもいい、仲間を作って交流を欠かさないようにする。すると身内より先に事態に気付いたり発見してくれる可能性がある。

そして最後の手段として、死ぬ前に本人がどうにかして回収サインを出すことだ。もし心臓なり脳なりが原因での突然死だったら、本人に残された意思を持って行動できる時間は秒単位しかない。なので「苦しい!助けて!」というサインを出しても間に合わない。出すサインは「今から死にます、死体回収ヨロシクぅ!」というものだ。そうすれば新鮮な死体を回収してもらえて家に対する物理的メンタル的ダメージは無くなる。

Drsecom2019

それをするためには少々の投資が必要だけど、現場生活が終わって当面自宅生活が続く今がチャンス!、これは独居中年男には必要な経費!、とケチらずに導入(^^ゞ

この赤いペンタントは「マイドクター」というサービスで、医療的緊急事態通報用のスイッチ。コレを作動させるとセコムの発報システムを使って警備会社に一報が入り、警備会社がまず電話してくる。それで状態を確認できれば終わり(誤発報ならここで終わり)、でも電話に出ないとか出ても非常時を訴えていたら、。警備会社は救急車を手配し、そして自宅の鍵を渡してあるので自宅に踏み入ってくれる。そこで発見されれば出来立てホヤホヤの死体なので問題なく回収できる。もしまだ生きてれば呼んだ救急車が対応してくれる(はず)。イニシャルコストはかかったけど(セコムのシステム自体はもともとビルトインされていて契約して防犯防火センサーによる監視体制は引越し日からずっと継続してるけど、この医療用緊急通報システムはまだいいか~、と導入してなかったのをついに導入してしまったよ(苦笑)。

もし激しい突然死でこれを発報させることが出来なかったらそれ以外のバックアップシステムで後日できれば腐乱する前の死体回収してもらうけど、こうやって準備をしておけば、これが使えるような事態になればきっと役に立つと思う。現状はスイッチONで警備センターに直接信号が飛ぶけど、将来的にはウェラブル・バイタルセンサーを装着して日々の運動量や血圧、心拍数などをリアルタイムモニタリングして、かつスマホと連動して自宅外でも健康状態をウォッチし続けられる。そして屋内屋外外出先問わず、バイタルが途絶えたらいちいちスイッチオンしなくても回収班が出動する「マイドクター+」というシステムあるそうな。今はいいけど将来的にはそっちにアップグレードして、「腐乱化予防全自動死体回収システム」をきっちり構築する、ここはカネをケチる所じゃないから徹底的にヤルよ~(^^;)

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これはHPを見てもらうと判るとおり、本来は自分くらいの世代が、自分の親(後期高齢者)に対して設定するサービスだったりする。これを自分はこの歳で自分自身にかけた。でも突然死は最近は中年以上だと誰でも起こりうるリスクになってきている。自分は災害にしろ、日常生活にしろ、こういう非常事態にしろ「備える」と言う行為が大好きなのでこういう機械導入も楽しませてもらってるよ(^^)/

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2019.06.10

カモナ・マイハウス

自宅生活に戻ってかれこれ一ヶ月チョイ。
この家に引っ越してきてから3年目を迎えた。

この3年間に住んでいた期間は1/4もない。造り自体は築7年目くらいだけど、この家を作った前オーナーさんの暮らしていた期間と会わせても実質で3年間くらいしか使われていないため、玄関を開けるとまだ少しだけ新築の香りがする。いや、大げさじゃなくて本当だよ。

そんな自宅はまだまだ新しめな事もあって機密性高くて、スキマがなく、風を通しても全部に網戸があるので自分以外の生き物がほとんど室内に入ってこれない造りだ。

なので、自分はこの家でゴキに出会った事が…実は一度も無い。

引っ越してきた時にワクワクしながら据えたホイホイは結局一匹のゴキやその他の生物が巻き添えになることなく無駄になった。

Gokihoi3yearsafter

…もしかしたら、地球上からゴキは絶滅してしまったんじゃないだろうか?、と思うほど会ってない。でも、そんなに好きな昆虫ではないから会わなくてもいいけどね(^^;)<ばき

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他にも、庭に繁ってるクチナシの若葉に大好きなオオスカシバの幼虫が何匹も付きムシャムシャ、モリモリと葉っぱを食べている姿をずっと眺めて癒されたりすることはあったり、(画像は小さめ)

Imomusi201905

門扉には夜になると全長5cmくらいのヤモリの赤ちゃんが現れたり(つまり繁殖している、ということ!)

Risard201905

いろいろな生き物たちが中年男の一人暮らしの自宅に現れてくれて嬉しい限り。、やぁ、ようこそ我が家へ(^▽^)♪

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そんなとある休日の朝、玄関を開け放って風を通しつつ、その玄関先でバイクを整備していたら、玄関内に速いスピードで黒い鳥が2羽飛び込むのが見えた!おいおい!、なんで屋内に!!、

あわてて室内に戻ると、部屋の中で黒いツバメが二羽、パタパタと羽ばたいてホバリングしながら室内の様子をあちこち探ってた(^^;)。

どうやらイワツバメ?のカップルがウチの中を洞穴かなにかと思って飛び込んできて、営巣する場所を探しているようだ。飛ぶのを止めて停まったタイミングで一羽だけその姿をパチリと撮影(^^)

Tubame201905

このままだと明るいガラス戸に向かって飛んでしまって当たって怪我したり死んでしまう可能性もあるので、あわてて全開放が出来る窓類を
家中全てあけてやったのに、ツバメ夫婦は場所探しに夢中みたいでなかなか出て行ってくれない(苦笑)

しばらくして一羽ずつ飛び出していった。ふぅ、コレで一安心、と思っていたら、また飛び込んできて、部屋の隅々までもう一度飛び回って、出て行った。すぐ窓を閉めてカーテンも閉めて玄関も閉じた。出て行ったところのガラス戸に飛び込んでしまわないようにね。

ツバメが巣を作って、ヒナが孵って成長する様を近くで見ていられたら楽しいだろうけど屋内はさすがに終日窓を開放しておくのは無理なので、軒下だったらフン害くらいはどうにでも面倒みるんだけど、今回のカップルはそっちには興味はないみたいだった。

でもツバメさんが室内訪問するなんて滅多に無い事なので、ちょっと嬉しかったよ。また機会があればおいで~、取って食おうなんてしないから仲良くなりたいな(^^;)

 

 

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2018.10.09

10年早かったのかも

気が付けば、借家立ち退き&自宅購入騒動から
もう2年以上が経過している。なのに、その自宅で
生活した日数は実質半年くらいで、残りの3/4は
あちこちのビジネスホテルで暮らしが今も続く。

ちょっと前に強烈な台風がやってきたのもあって、
放置してる自宅が心配になったので無理を言って
この3連休に自宅に戻ってみた。ご近所さんに色々
お話を伺うと、相当強い風がここにも吹いたらしい。
でも自宅は何の被害もない。被害と言えばバイク
カバーが一枚風圧に負けて裂けオシャカになった
くらい。それはそれで約5千円のダメージ(T_T)

ほぼ最新スペックの平屋住宅が地震に強いのは
地盤改良計画書やら設計図面やらハウスメーカー
発注仕様書を見れば一目瞭然なんだけど、今回は
台風(大風)にも強い事が判ったよ(^^;)

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で、せっかくの3連休なので、久々にバイクを満喫
…したかというと、なんと帰りの新幹線の中で隣の
客が2時間くらいずっとゲホゲホやっていたのを
ノーマスクで受け続けていたため、翌朝から発熱、
結局丸二日寝込む、という無駄な時間の使い方を
してしまうハメに。

せっかくの秋晴れの自宅での休日なのにぃ~!

まぁ体調不良は仕方がないので、引越し以来
もしかしたら初めて?、な自宅で完全引き籠り
生活をやってみた。

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…結論から言うと、高齢者が一人で暮らすために
特化した特注フルバリアフリー平屋住宅は何の
不自由もなく不健康生活を過せた。備蓄食料も
豊富にあったので買物にすら行かなかったけど
何も困らない。体調不良の中年が一人で何でも
出来てしまう。

ウチにはTV自体が無いから、ダラダラした時間の
使い方は、古いノートPCによるインターネット閲覧
AMラジオくらいしかないけど、もしもこれでTVや
DVDプレイヤーでもあったら、相当長い出不精に
なってしまうんじゃないだろうか?、という感じ。

デメリットをあえて言えば自分が孤独死した時は
発見が相当遅れてしまいそう、という事くらいかな。
まぁその時のためにセコムの緊急ドクターコールを
契約してるからヤバい時その緊急ボタンを押して
から死ねば腐る前に死体発見してくれるはず(^^;)

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…ここでちょっと考えた。家を買う、という一大事は
そうそう何度も出来る事じゃないので熟考に熟考を
重ねて、人生設計を立てて、何百回、何千回と
電卓を叩いて今の趣味生活と老後生活を同時に
成り立たせられるバランスを考えてこの家を買った
けど、ちょっとそのバランスが今の生活よりも先の
老後に偏り過ぎていたかもなぁ、という気がした。

今の趣味を全開で楽しむ家、となると恐らく住居
スペースがオマケで付いているようなガレージ
ハウスが理想形になる。でもそんな家だとあと
10~20年後には単なる物置に成り果ててしまい
老人の生活としては不便でしかない事も判る。

でも、今という時期を目いっぱい楽しむためには
そういう選択肢の方が楽しいのかな?と。そして
その生活スタイルを満喫してから今みたいな家に
引っ越していたら、多分最高の選択だったと思う。

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まぁそれを叶える財力が自分にあるわけじゃないし
現時点で道楽に全力を注ぐと今後の老後生活が
全く成り立たなくなることも嫌と言うほどわかる。

そういう大人の計算と妥協を多分に含んだ人生
設計に従って自分は今の家を買った。FPあたりに
判断を依頼しても、多分最良の選択をしたね、と
言わせる自信もある。

でも人生は一度きり。もう少しだけ冒険して遊んで
みても良かったんじゃないのかな?、と、布団で
ゲホゲホしながら寝込みつつ思ってた。

養う家族もいない、守らねばならない物も何も無い。
そんな自分が、何でこんなにもガッチリし過ぎな程
守りに入ったモードでいるんだろう?

これが老いに対する無意識の恐怖心なのかな?
生物の本能みたいなものだとすると、それに抗って
いまさら遊びモードに突入は難しいかも(^^;)<ばき
 

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2018.07.17

災害に、もう少しだけ備える

ここ最近、大雨による大きな災害が西日本側で起きた。

災害の爪痕を見ると、あの東日本大震災の後で仕事で
乗り込んだ、変わり果てた石巻や女川が、縮小された
かのような、悲惨な状況が明らかになった。

津波被災地もそうだけど、こういう自然災害を受けた
場所は、その瞬間と、その直後は注目を浴びるけど
そこから一週間がたち、二週間がたち、1か月がたち
半年がたつと、そこと縁のない地域の人々はまるで
災害なんて無かったかのように記憶が薄れていって
一年もたつと、そういえば昔そういう事があったよね、
という思い出話にしてしまう。

でも直接の被害を受けた地域や人達は一年なんて
あっという間、しかもその一年間で元の生活が蘇る
なんていうのはドラマやアニメや、SFにはあっても
現実には無い。

災害はいつか来る、そしてそれは自分にやってくる。
後はそれに対してどう備えるか、そして自分以外に
被害が及んだ時に、そちらにどう力を貸すのか、
(これはつまり自分が被害を受けた場合、どうやって
助けてもらえばうれしいのか、という事を考えれば
意外と簡単に答えが出る)

それを何もない平常時の今一瞬から真面目に考え
そして備えておく事がとても重要だと思う。

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自分ま小学生の頃から、ロビンソンクルーソーや、
十五少年漂流記、といったいわゆる「漂流モノ」が
大好きで、何もない所に放り出された人間が知恵と
工夫で生き延びてゆくという所に人が人として在る
意味を感じて育ってきた。

なので小学生の頃から、遠足用のリュックサックに
いつも缶詰やらローソクやらロープやらを自分なりに
考えて集めて道具をアップデートしながら万が一に
(不謹慎だけど、わくわくしながら)備えてきた。

それが高じてアウトドアが趣味となり、さらにそれが
拗れて自宅サバイバル生活的な貧乏節約暮らしに
のめり込むようになっていった…のはこのブログの
初期のあたりを読んでもらえばなんとなく分かって
もらえると思う(^^;)

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そんな自分からして、今回の豪雨災害は、大震災
以来の危機感と、今の自分が整った自宅を購入し
仕事で不在がちなことを言い訳にして災害に対する
備えを怠ってきたことをいやおうなく再認識させた。

今の自宅は、最新基準でも最高レベルの耐震性が
ある。東日本大震災以降に作られた耐震等級3の
軽量鉄骨造の平屋だから相当な激震でも簡単に
全壊したり倒壊することはまずない。

そして、火災保険から水害オプションを全て外して
保険屋が『問題無いでしょう』と断言するくらい、
地域として水害やがけ崩れ、土石流といった物の
恐れがない場所にある。

なので巨大竜巻の直撃でも来ない限りは雨露や
風雨は避けられる場所は確保出来る。

食糧と飲み水、燃料の備蓄は旧宅の頃からずっと
変わらず今も継続しているから、これも特に大きな
不安はない。煮炊きに関しては主力のカセット
コンロだけでなく、キャンプ用ガス、車やバイクの
ガソリンが使えるガソリンストーブ、昔からある
固形燃料、アルコールストーブに至るまで一式
そろってる。木炭も薪も少しあるから、焚火台を
庭先に展開して煮炊きすることだって出来る。
自分ひとりだったら、多分1か月くらいは余裕。

Img_20180716_111337

雨水も常時200Lくらい貯めてあるから、トイレも
流せるし、いざとなれば浄化して飲める。その
仕組みも、旧宅の頃からちゃんと用意してある。

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ここまでは2年前の引越しの際に全て構築した。
でも一つだけ、旧宅では確保できたけど、今の
家では確保出来ていないインフラがあった。

それは電気だ。

旧宅では数十Wの出力の太陽電池パネルを
庭先に置いて、車用のバッテリーを充電する
事で、最低限の電力を得る事は出来た。

携帯電話等を充電し、ラジオを鳴らし、夜に
数時間だけ小さい照明を一個付ける。僅かに
それだけしか出来ない(最小限としては十分)
それは今の家でも出来るんだ、その仕組みは
今もそのまま持ってるから。

でも今の家が正しく機能するためには、もっと
大容量の電源が必要になる。(詳細は割愛)
今回の水害を見て、ずっと用意しようと思って
いたけど二の足を踏んでいたものを、ついに
買う事にした。

それはこれ、ガソリンエンジンの発電機。
それの、ちょっと余裕がある出力のタイプ。

Hatudenki80802018

ウチは沢山あるバイクや車の燃料タンクに
かなりの量のガソリンがあるから、停電が
起きてもそこからガソリンを集めて使えば
かなりの時間、発電する事が出来るのだ。

日中しか発電しない太陽電池パネルと違い
1.6kWhの出力を、1Lのガソリン消費で生む
このポータブル発電機ならばそこそこの間
停電になっても、昼夜問わず延々と発電を
続ける事が出来る。

そして、これが備わった事で、ウチはなんと
災害停電時にエアコンや洗濯機まで使う
事が出来るようになった(実話)

…ちょっと電気を知っている人なら、それが
難しい事が判るだろう。モータ等電動機は
起動時に定格消費電力の数倍の電力を
必要とするからこの手の発電機にその手の
器具を直結してもドロップしてしまうからね。

だけど、ウチには前の持主が自分に残して
くれた、とっておきの秘密兵器があるのだ。
それはこれ。

Libatthatudenki2018

家庭用大容量リチウムバッテリーシステム。
夜間電力を貯めて、昼間に使ったり、屋根に
太陽電池パネルを載せてあればそれを昼間
充電して夜に使ったりする事が出来るモノ。

太陽電池があれば屋根に乗せればそういう
使い方が出来るんだけど、ウチはそれは無い。
でもこのバッテリーシステムには電力会社
からの給電が停電等で途絶えた場合に使う
非常用外部給電入力(AC100V)があるのだ。

そこにこのエンジン発電機を繋ぎ、常時この
巨大リチウムバッテリーに充電するモードで
運転しておけば、そのバッテリーを電源として
ウチは停電時であっても、日常と同等の電気
インフラが使える。突入電流が大きい機器
でもバッテリーシステムなら対応出来るし、
エンジン発電機がガス欠で止まったとしても
給油の間はバッテリーが生きていればその
まま給電が続行するため、殆ど停電はない。

ただし調子に乗って1,6kWh以上常時使うと
バッテリーの放電が充電に追い付かずに
最終的に枯渇しちゃうので注意なんだけど
少なくとも携帯電話やルーターやPC電源、
ラジオ(ウチはTVが無いのでそれは無理)
冷蔵庫と、扇風機、換気扇、エアコン冷房、
暖房、偶に使う洗濯機、そして普通の照明
そのくらいならば余裕で確保出来る。

これで、引越し後に色々と考えていた防災
対応の備えは粗方そろった、よしよし(^~^)

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自分一人なら、ここまでの電力は要らない。
むしろ過剰というか、贅沢が過ぎると思う。

だけど大規模停電とか長期停電となった時、
自分の近隣で自分以外に細々とした電気や
明かりが必要になる事がきっとあるはず。

今みたいな猛暑でエアコンが必要になる
ご老人や乳児もいるかもしれない。そういう
時にエアコンが使える部屋が地域に一つ
あるだけで、救われることは多いはず。

災害への備えは、まず自分の安全、次に
自分の生活、それが満たされれば地域の
安全と地域の生活に貢献出来る所までが
一個人が出来る範疇だと思う(これ以上は
個人の領域を超えていると思う)

そして自分が運よく被災しなければ、その
ために準備した備えが被災した地域でも
使えるか、自分が被災民ならばそれが
活かせるものなのかどうか、までも考えて
おけば、そしてその考えの人間が広く薄く
増えてゆけばいいな、と考え実行してる。

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さあ、後は何を備えておけばいいかな(^^)?

…大人用紙おむつとかかな?、あと数十年
したら、自分自身が使うかもしれないから
今のうちから準備しておいてもいいかもね。

乳幼児用品や、女性用品は、独身中年男が
買いに行って持ってる訳には行かないから
それは誰かに任せるので頼む(汗

ここまで書いて置いていうのもなんだけど、
そこまでガッチリ備えを固めていても、当の
本人ははるかかなたの僻地に長期常駐と
いう本末転倒な有様。まぁ変わった趣味だ
と思って笑ってやってくださいな(^◇^ゞ
 

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2018.04.23

引っ越しから丸二年が経過

諸般の事情がたくさん重なって、まさかの自宅購入という
人生のビックイベントをほぼ強制的に迎えざる得なくなって
しまったのは、ちょうど2年前くらいだった。

どうにか買えたけど、正直なところかなりの予算オーバー。
中年男の老後を迎えるための終の住処、という思惑もあり
その増分は将来のリフォームやらをあらかじめ乗せたもの
と割り切って買った、介護や車いす生活を見越した作りの
フルバリアフリー作りの平屋。築わずかに2年半、そのうち
前オーナーが住んだのはわずか1年程度で、中古とはいえ
ほぼ新築といっていいくらいの築浅新同物件だった。

それまで住んでいたのは隙間風がガンガン入る昭和40
年代に作られた文化住宅的な間取りの広い庭付きの
2軒長屋。そこから突然平成の最新鋭ハウスメーカー製
注文住宅に引っ越ししたもんだから、生活レベルが突然
発展途上国のスラム街から平成のモダンライフに華麗に
変貌を遂げた…はずが購入する前からの地方長期出張が
継続したままで購入し、引っ越して、また現場に戻って、
土日に帰宅し一泊しては現場に戻りを繰り返し、長かった
出張生活がようやく終わってやっと自宅でまともに生活が
できるようになったのは、自宅の購入から実に11か月と
10日たった後だった。(ほぼ一年後、だよね)

そこからやっと引越しの荷物の整理を終えて、月曜から
日曜まで自宅で暮らすという生活スタイルに入った…が
わずか4か月でその生活は終わり、再び地方長期出張に
ぶっ飛ばされた、のはここを読んでくれている人ならば、
すでにご存じの通り(T_T)

この丸二年間、365×2=730日で、自分がどういう所に
寝泊りしたのかをちょっと集計してみた。

 自宅:243泊
 ビジネスホテル:478泊
 その他:9泊

なんとまぁ、自宅よりも狭っ苦しいビジネスホテルでの
暮らしの方が2倍!、これじゃどっちが「マイホーム」か
判らんじゃないか(T◇T)!!

ビジホの宿泊費は5500~5800円。平均で5650円と
すると、宿代だけで実に270万円にもなる。会社持ち
とはいえ勿体ないな。宿代がもちろんもったいないし、
自分の限られた余生という人生も本当に無駄使い
している気がしてならないよ…。
 

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