2023.10.04

ワカモノよ、結婚しようよ

自分のカイシャでたまに一緒に仕事をする他部門の若者がいる。

歳は30チョイ、身長は自分よりチョイ高くて178cmくらい?、体重は知らないけど太ってないスリム体系で筋肉質の細マッチョというやつ?。
顔もそこそこカッコいいとオッサンが見ても思う。一言で言えば「すげーモテそう」だ。なお性格も凄く良いヤツだと思う。それも含めて超モテそうだと思う。自分が結婚したのと大体同じくらいだけど、男としては完敗で自分に勝てる要素はない感じ(苦笑)

仕事もバリバリ出来るし、今の組織内でも一目おかれてる。今の職責&職位的に大体年収も想像出来る、うーん、600~700万くらい?、…え?何でそんな事判るのかって?、いや自分自身が今の彼のポジションだった時にそのくらいだったし、その経験と今の給与算出式が判ればカンリショクだと一般社員がどのくらい貰ってるのかは大体わかっちゃう。蛇足だけど彼の行く末が自分が想像してるような方向に進むのなら、将来は年収1千万級になると思う。まぁ想像でしかないけどね。

そんな彼は独身。いやさぞかしモテるだろう(自分が若い頃に彼のようだったら、今絶対にこんな歪んだ生き方を今してないよ)、と思ったのでそう言ったら(なおこういう発言は男女ではなく男男間でもセクハラにあたるそうだが、そういうざっくばらんな会話が普通に出来る関係なので「ハラスメント」には該当しないので悪しからず)

「ナニ言ってるんですか、そんなことないですよ~」

と謙遜する。そしてこう続けるのだ。

「それにオレ、結婚とかする気、全くないですし」

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うーん、仮に、仮にだ、彼が世にいう「婚活市場」に参入したら、超が何個も付く引く手あまたの売れっ子になりそうな気がするんだが…もったいない。その恵まれたスペックを持って、いい相手に巡り合えたら結婚してみるのもいいと思うよ?、破綻してこんなやさぐれた生き方を仕方なくしてる自分が言っても説得力に欠けるかもしれないけど、それでも自分は一度は結婚してみて良かったと思うし、経験したことで自分の限界も知れて、自分には無理なんだと判ったけど、やってみるまでは自分も普通に結婚して家庭を持って子供を持って生きられると思ってたよ?、やってみてからでも遅くないと思うんだけどな、正直モッタイナイと思うんだけど。

「いえいえ、交際や結婚はコスパ悪いですし、リスク多すぎで高すぎなんです、inoさんだってそれは理解してくれるでしょ?」

ひ、否定はできない。でもそれは個人差もあるし、むしろレアケースで、多くが幸せな人生を歩んでると思うんだけどな、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」って古来から言うじゃん?、自分は入ったら齧られて半身食いちぎられて撤退したけど、自分だって出来ることなら家庭を持って、自分の子供に会ってみたかったよ、もう無理だけど。

「inoさん、そんなに悲観的にならないでくださいよ、むしろ自身の好きな事を目いっぱいやって生きているinoさんみたいな生き方の方がオレはいいと思いますよ?」

おいおい、オレは人の生き方としては破綻してる方だぞ、家庭を持って子を成して育てる生き方が出来なかったからやむなくこう生きてるのであって、目指してここに達したわけじゃないぞ、むしろ『ああこうはなりたくないねぇ』という反面教師しとしてくれよ、頼むから(冷汗)

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こんな感じで話をしてみたけど、昔だったらモテモテな好青年、今の世でも結婚して家庭を築くに支障がない現有スペックと、そこそこの将来性を持ちながら、それでも結婚という未来を見いだせない、というか何となく拒絶に近い感覚を持っている事に軽く衝撃を受けた。価値観は人それぞれなので否定しないし改心させようとも思わないけど、男女交際や結婚は「コスパ」と「リスク」という物差しだけじゃ測れないと思うんだけど、今はそれが最重要になってるのかもなぁ、と深く考えさせられた。

彼自身には何か問題があると一緒に働いていて全く思わない。もし仮に若い独身女性の知り合いや例えば自分に娘が居たら彼を紹介したいと思うくらいだもの。まぁ自分にそんな知り合いは居ないので無理だけど(汗)。また自分自身は破綻した人間とはいえそれでも結婚出来た事は自分の人生にとってプラスに働いたと思ってる。だから失敗してもいいから試しに結婚してみてもいいと思うんだけどなワカモノ達よ。決して悪いことばっかりじゃないと思うよ、いいことも沢山ある。やってみてダメならロスカットだと思って損失抱えてでも止めればいい、そこで失うコストなんて人生の中で微々たるモンだと思うし。

まぁそれも彼の判断、彼の選んだ生き方ならば、それは仕方ない。もしかしたら今の女性も似たような価値観なのかもしれない、最近の女性は普通に仕事して普通に男と同じ給料もらってるからなぁ(ウチの社員は、だけど)。いわゆる少子高齢化の原因はココにあるんじゃないかと思ったり。経済的な理由じゃなく、男女間の価値観が恋愛や結婚からかけ離れてしまって、コスト管理リスク管理する次元にまで墜ちてしまった、そんな感じがするんだよね。ああもったいない、モテない青春を送ったオッサン目線では本当にもったいないと思う

…これも一種の貧乏性なのかも(汗)

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2012.01.08

女子力、男子力

自分にはよく理解しがたい言葉だが、世間には「女子力」という言葉がある。
そしてあまり聞かないが、それに対応する「男子力」という言葉もあるらしい。

面白いのは両方とも「女性に対する~の好感度」を示している、ということ。

「女子力」は女性が女性を肯定、同感するシステムなので、いくらそれを
UPしても男に対するウケはよくない。…というか、むしろ逆効果だろう(^^;)

「男子力」は女性が男性を肯定、認定するシステムなので女性にとってのみ
都合が良いパラメーターで計っているようだ。だからそれがUPすれば女に
対するウケは良くなるんだろうが、仮にそれがUPしても、別に男の日々の
生活の質がUPする訳じゃない。

逆に男からみた男を肯定するシステムは、オタク指数とか、マニア受けとか
言われて、どちらかというとネガティブな方向にキャンペーンされているし、
男からみた女を肯定するシステムは大昔から一般的普遍的に存在するのに、
それが公にされる事があまり無く、むしろ「女が嫌う女」、みたいな醜い形で
同様にネガティブキャンペーン化されている。

コレで思うのは、マスコミや市場というのは女がターゲットだ、という事。
女を制すものは市場や経済を制す、というのは大昔から言われてるもんな。

男は別にそれらに煽られなくても、あまり大差のない消費行動を取るか、
踊らされた女によって踊らされた男がサイフを開かされたりするんだろう。

…え?、「何をいまさら」って?確かにそうだ、昔からそういうモンだもの。

じゃあ今は昔と何が違うのかというと、いちいち煽らなくても元々それがある、
と思われてた「男が女からよく見られたい」とか「モテたい」、という本能的
欲求が草食系という言葉で表されるように減っている、と言う事なんだろう。

つまり「女子力UP」とは、そんな今の男のサイフが固くなってきているので
(当然、仕事や収入が減っているとか、そういう時代背景もあるだろう)
やむなく女のサイフを直接狙ったマーケッティング、という事なのだろう。
でも、その結果、

・女は女から認められたいがために、結果として男から離れる方向へ、
・男はそういう女を必要とせず、結果として自身の幸せを追求する方向へ
(以下無限ループ)

…これじゃ、どうやってもベクトルが噛み合ってないな、ダメじゃんか(^^;)

繁殖期のワカモノよ、もっとお互い歩み寄れ!。戦線離脱したオッサンは
キミらを温く見守っているぞ~(^◇^)/<ばき!
 

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2010.08.18

そういう人なら専業主婦OK♪

ネットニュースを見ていたら、こういう記事(ネタ?)があった。

 「夢は専業主婦」は、結婚相手に選ばれない時代?

詳細はリンク先を見てもらうとして、まぁ長くはネット上に存在
しないだろうネタなので後日になると内容が伝わらなくなるので
その概要をあっさり要約すると

専業主婦希望の女性が増えている中、専業主婦を養える男性は
専業主婦に日々の節約と生活コントロールのプロ性を求めていて、
選ばれた女性も それに答えて質素な生活を成り立たせている。
そんな「セレブ妻」となる女性の資質とは「人を愛する能力」。

…といった感じかな?

そもそも年収一千万超の男と結婚しただけで「セレブ婚」、という
発想にすげぇ驚いたが、(だってちょっと前までは年収一千万以下の
男には存在価値など無い、とオンナ達は厚顔無恥に言っていたのに)
上記のような記載は自分としてもすごく納得が行く、男側の自分と
しても完全に同意見の内容だった。

つまり上記の記事で言う、こういうところ

 ・シンプルな欲しがらない暮らしぶりや内助の功
 ・夫の年収が1000万以上でも1日1500円で暮らす人
 ・夫がいつどうなっても『リヤカーをひいても大丈夫』という覚悟
 ・年収100万でも貯金する気がある女性
 ・お金を使う話ではなく、いかに貯めるか、節税するか

…いいねぇ、こういう事を実践出来る女性が、この世に本当に生き
残っているのならば、(無論自分のような中年バツイチ男をわざわざ
選ぶとは到底思わないが)ぜひ専業主婦をしてもらいながら(別に
専業に拘らなくてもいいけど)共に一緒に生きたいな。おっとっと、
その前提として、当然そこには愛が無いと駄目だよん<ばき

個人的には良い共生関係が築けるのならば専業主婦はウェルカム!
でも一方的な寄生関係だけを要求するような専業主婦はむしろ害悪
だから寄生される前に駆除しないと夫が死に至っちゃうのでイラネ!

ならば共稼ぎだったならそういう女性でなくてもいいのか?、いやいや
これはそんなに単純じゃない、一緒に暮らす意味があるような、ある
程度生きるベクトルが一致するダブルインカムならば一緒に暮らしてる
意味があるけど、お互いの生き方が融合せずにいつでもバラバラに
なれるような、いわば逃げ道を確保している共稼ぎだったならば、
そういうのも自分とは相容れないな、それなら一緒に暮らさなくても
別にいいから。

欲しいのは近い価値観でお互いの人生を助け合いながら融合しながら
新しい価値を生みつつ、共に励ましあいながら同じ歩幅で歩む、夫婦と
言うよりも人生の戦友と呼ぶに相応しいパートナ<ばき

あとは蛇足ついでに

 ・動物大好き、植物大好き
 ・アウトドア出来る、(趣味としての)貧乏節約生活大好き
 ・バイクに乗れなくてもいいけどMT車の運転出来る

ならば、もう言う事無しだな(^^)♪<ばき

おっと、そんな未来が無いオレが何言ってんだろ、脱線脱線:-p

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でも現実とは、そんなに甘くは無いのだな。

自分の周りを見渡すと年収が一千万超の独身男は30代後半以上でいい
なら多くは無いが居なくもない。だけど、上記のような三顧の礼を持って
しても専業主婦に迎えたいような素晴らしい独身女性は、そんなあり
ふれた独身男より圧倒的に貴重で希少な存在だろうし、そういう結婚
適性に満ち溢れた人ならば、若い頃にとっとと夫や父親となるに相応
しいだろう素晴らしい男が奪い合い、とっとと嫁に行っちゃってる
もんなぁ(^^;;)<ばき

そう考えると、上記のような『ちゃんとしてる専業主婦』と結婚が
出来る男こそが本当の意味で「セレブ婚」なんだろうな。

頑張れよ、そして選びに選べ!、もしそんな人が全然いないなら、
無理して結婚しないほうが、実はいいのかもよ、若い独身男諸君!
くれぐれも『ご安全に!』<ばき
 

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2010.05.30

8回目の記念日に思うこと

現場から一時上がってきて、持ち出していた生活用品を片付け、
次の現場に旅立つために荷造りをやり直したりしていたこの休日、
ひさびさにかつて行きつけとしていた格安銭湯に出向いた。

一回数十円で入れるこの廃熱再生利用の公営銭湯は以前と
あいかわらずむさくるしいホームレス風のオッちゃんばっかり
だったが、その中に、子連れの若い父親がいた。

子供は5~6歳と2~3歳くらいに見えた。幼く甲高い声でわめく
上の子と、身体と比較すると大きく見える洗面器を抱えて湯船の
お湯を汲んでは父親の元に運ぶ下の子のしぐさがかわいくて、
湯船に漬かりつつそのほのぼのとした風景をみて、ふと思った。

もしかしたら自分もこんな生活が出来ていたかもしれない、ってね

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そんな今日は、5/30。この日は横浜市ではゴミゼロの日だが、
自分にとっては元カミさんとの離婚記念日だ。

2003年の今日、自分と元カミさんと二人で一緒に役所に緑の紙を
提出して夫婦だった二人は一生二度と会う事のない他人になった。

もし、そうならず、元カミさんと一緒にこの7年間を過ごしていたら、
もしかしたら、ちょうどこのくらいの子供が生まれて、自分もこんな
風に、子供をあやしながら風呂につれてゆくような、普通の暮らしが
出来ていたのかもしれないな…

どんなに望んでも、それが許されなかった男だから、万が一戸籍の
上では夫婦のままでいたとしても、きっとそういう家族を作って暮らす
楽しく明るい未来にはたどり着けなかったと思うけどね(^^;;)<ばき

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あれから何年もかけて、自分はそれまでの過去に築き上げたものの
破壊と新たなる生まれ変わりを目指した再生を繰り返して今に至る。

発作的に死すら願ったくらい苦しかったのは最初の半年間くらいか、
そこから一年半くらいは一日も欠かさず元カミさんを思い出して、その
記憶が夢となって現われていたっけ。今から思えばとても懐かしい。

そこからさらに数年間たって、自分の心の傷は醜い引きつれと固い
しこりを残して塞がり、やっと流血を止めた事で先に進む気力を得た。
とはいえ、以前のようには歩けないし、以前目指した世界には到底
たどり着けない変わり果てた姿での復活ではあったが。

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長期地方出張に明け暮れるウダツのあがらない疲れ果てた41歳
サラリーマンの自分には今から再婚して子供をなして、家族と共に
成長する、といった以前あこがれたような暮らしは実現不可能だ。

可能だったら、とっくにそれをしているはずなんだが、未だにそれが
出来てないのがなによりもその証拠ってこと。さらにこれから老いる
一方だ、つまりそういった可能性を日々確実にリアルに失いながら
自分はこれからも生きてゆくのだ。

だから銭湯で子供をあやす、この若い父親の姿が眩しく見えた。
うらやましいぜ、楽しそうだね、ガンバレよ、お父さん(^^)

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未来は不定形だから、まだどうなるのかは誰にもわからない。
でも、年齢だけは確実に刻まれてゆくから、その結果得るもの、
そして失うものは万物不変のものだ。

あこがれた未来へ至る可能性を捨てたことで自分は別の何かの
可能性を代わりに得ている。だから喪失が確定したとしても決して
悲観はしないよ、今の自分にしか出来ない何かが、lこんな自分に
まだきっとあるからさ。

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とりあえず、いつもやってる新しい可能性追求の一つとして台所で
芽吹かせといたムラサキイモを庭にインストールしよう(^◇^)<ばき

Violet

 

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2009.05.07

年収は単なるパラメータの一つでしょ?

さっきTVを付けたらNHKでこんなタイトルの座談会をやっていた。

 「独身者急増!“未婚社会”日本の、これから」

生涯未婚率が上昇してて、草食系男子は悪く、独身女が男に
収入を求めている事だけはよく分かった(苦笑)

一旦その世界を垣間見て、その戦線から撤退した身としては、
独身男女の話を聞いていると「こいつらは何を言ってるんだか」と
思ってしまう。とはいえ戦歴はたった一年と五ヶ月で参戦→即死
したスーパーヘタレなんだけど_| ̄|○<ばき

この話、もう自分は無関係な世界の話だけど、一応自分も独身者
なんで、その可能性のある一人として番組を見続けてみた…けど
駄目だね、ここに出てるようなタイプのは、自分は生理的にアカン。

無論、当然逆もそう思うに違いない、自分みたいな男はアカン、と。

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恋愛自由主義世界におけるハゲしい恋愛格差社会において、
常に最下層にいて、一度も勝てず負け続けた今の自分が、
唯一有利なのは自分という人間の本質とは無関係で程遠い
年収ぐらいなもんだ。番組の中で出てきた独身男の年収分布の
中で一番上のバーの中にいるから、もしかするとちょっとだけは
希少価値があるのかもしれない。

…でも自分がコレに出てた肉食系ハゲ・タカ子さんの食欲を満たして
やれるのはそれくらいしかない。だから、その必然として今の自分が
ここに在るし、そしてこれからも、この立ち位置からは動けない。

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そもそも収入なんて永遠じゃないから、去年稼げても今年稼げるとは
限らない不安定なシロモノだ。なんでそんな不安定なモノを欲しがる
んだろうね。だってもしそれを武器に結婚活動をして相手を見つけても
交通事故で入院して収入が激減したらその理由で、あっちゅーまに
ソッコーでCOされるって事なんだよ?そこにゼニ勘定はあっても恋愛
感情は皆無だわな。

だから、まず無いだろうけど、万が一、それだけを目的として自分と
いう人間は必要としてないような肉食獣がヨダレをたらし舌なめずり
しながらやってきたら、彼女らがTV内でそう言っていたように、自分も
こう言ってどう反応するのかを見ようと思う。

 「結婚相手は自分と同じくらいの年収を稼げる女性が希望です」
 「その方が今の生活レベルを落とさなくても生活出来ますから」

無論これは自分の本心じゃない。そんな必要なんて全く無いから。

それに『今の生活レベル』っていうのはボロ屋に住んで、庭で
イモを育てて収穫して喰う、というレベルだからそれを実現する
のは年収150万のアルバイト生活でだって可能だからそんなに
高いハードルじゃないし:-p<ばき

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第一、そのくらい稼ぐ女性だったら自分ほどではないにしろ相当に
忙しいだろうから、それだと一緒に暮らす意味なんて無いし、生活に
困ることも無いだろうから、それなら最初から結婚する必要なんて
無いじゃん(苦笑)

経済的なシガラミから開放されても共生の時間が無い二人では
心(だけ)を通わせる付き合いくらいしか出来ない。それが欲しい
なら結婚して夫婦になるんじゃなく「親密なメル友」で十分だな、
籍を入れる意味は無いよ。

二人の人間が一緒に生きるっていうのはもっともっと本質的なもんだ。
年収という、たった一つのパラメータなんかで決めたり、左右される
もんじゃない、と思う(と言うより信じていたい…)。

だって、それが少なくても結婚して幸せな人生を歩む人もいるし
少し余計にあってもしない人や出来ない人もいるんだからさ(^^;)

 

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2008.08.31

強いて言うなら「してみれば?」かな

盆休み後から一日も休みなくずっと夜勤&残業三昧だったが、今日
やっと休みが取れた。とはいえ、今後も夜勤モードが続くために、
昼間寝て、夜起きていないと生活リズムが激しく乱れるため、結局
こんな時間にちゃんと活動しておかねばならない。

日勤なら休みにどこかに行こう、とか、買い物する、とかも可能で
あるのだが、完全昼夜逆転の夜勤じゃなぁ。

こういう生活が続くとしみじみ思う。…俺って人間なんだろうか?
もしかしたら違う何かなんじゃないだろうか?何のために働いて
そもそも一体何のために生きているんだろうか?…ってね_| ̄|○

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そういえばちょっと前に、こんなネットニュースが流れていた。

 「年収260万」の男性 結婚無理なのか、がネットで話題
 

詳細は上記リンクをたどって欲しいが、年収260万の男が彼女の
両親にそれをバカにされて結婚を諦めるか悩む、という事らしい。

バッカじゃなかろか?これが額面だとして、260万って事は独身だと
大体手取りで220~230万はあるって事だから、毎月約16万の手取と
年2回32万のボーナスが入る、と仮定すれば身の丈にあった生活で
贅沢さえしなければ夫婦二人だけの生活ならやっていける
じゃんか。

それに一生年収が260万と固定された訳でも無いだろ?そして結婚
相手が一生専業主婦という事もあるまい。単にスタート地点がそれ、
っていう事であって、一番大切な事はそんな自分と付き合ってくれて
いる彼女がいる、という事なんだから、そんな二人の将来的に不足、
という事が判っているのなら、これから夫婦二人で頑張れば
まだまだいくらでも改善出来るんじゃんか。そうだろ(^^;)?

その年収をバカにするその親が一番バカだが、そんな事で悩む男も
バカだわな。ま、痴話ゲンカみたいなもんだな、頑張れよ~(^^)/

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と、思いながら読んでいたが、その記事の最後の方にはこんな話題
が振られていた。

 「男は結婚するべきではない」というまとめサイト登場


自分としては、あまりそうとは思わないが、なにせ一度失敗して、
一生を一緒に暮らすと思っていた当時元カミさんから徹底的にダメ
出しを食らって、その資格が無いことを思い知らされた男としては
ちょっと興味があったので、そのサイトにも行って、どういう主張
であるのか、さわりを一通り読んでみた。
(ただし過去ログはあまりにも膨大過ぎて読破は無理_| ̄|○)

うーん、なるほどね。確かに「男にはデメリットが多すぎる制度」
という主張は一理あるし、説得力もあるな。実際にその片鱗を垣間
見た経験者にして失格者としてはそれを声を大にして唱えたい男の
気持ちは良くわかる。

…でもね、確かにオレはそれに失敗して傷つき、倒れてのたうち
回って苦しんだけど、それでもこう思うんだよね(^^)

 「そうであっても、一度は結婚して、それを体験してみなよ」

その上で今と同じ主張をするのならば、それが一番説得力があると
思う。

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そのサイトでは「結婚」という事を著名人が語った名言集なるモノが
ある。たしかにニヤリ、とさせられる内容ばかりだが、それをino的に
表現させてもらうと、

 ino:「結婚とは、パンドラの箱(のような物)である」

つまりあけるまではワクワクドキドキして、そこに素晴らしいモノが
詰まっているんだろう、と思ってしまうけど、実際に開けてしまうと
開ける前に全く予想も付かなかったような黒いモノや、汚いモノや、
苦しいモノ、辛いモノ、悲しいモノがたくさん淀んでいて、嘆いたり
悲しんだりする事が起きたり、判っていても避けられなかったりする。
さらに、それを一旦開けてしまったら、経験してしまったら、もう
それを元に戻す(無かった事にする)事は出来ない。

でも、それを開けた(結婚した)事によって、開ける前には無かった
『希望』という、全てのそんな嫌な事を全て吹き飛ばしてしまう事の
出来るパワーの『種』を手にする事が出来るんだな。これはその箱を
開けないでいたら、絶対に手に入らないモノなんだ、しかもそれは
どうやっても金では買う事が出来ないんよ。

その「種」を信じて、負の出来事にも挫けず、辛抱強く二人で一緒に
育てる事で、いつしかパンドラの箱を開けて二人の進む先に(未来に)
ぶちまけてしまった禍々しいモノを(無くす事は出来ないけども)軽く
吹っ飛ばしたり、気にせず踏んづけて進めるようになるのだ(と思う)。

そしてそれは二人の礎となり、二人を繋ぐ鎹となり、そして二人で
新しい未来を切り開く鉾になる…んだろうな、多分そうだ<ばき!

そして離婚とは、暗いドロドロの経験を残したまま、脆くはかない
その「希望」を失ってしまう事だ。うん、それは断言出来<べき!

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と、実際にはそれが出来ずに結婚不適格者という消せぬ烙印を戸籍に
背負った自分が、何を判った風に、偉そうに語るのか、というと、
一度結婚したことで、独身では判らなかったそれらを体験する事が
出来たからだ。そして実際にそういう荒波に揉まれながらも自分には
出来なかった「希望」を育て、結果幸せな人生を歩んでいる人たちを
沢山知っているからだ。

確かに、結果として自分と同じように破綻したり、結婚する事で
かわいそうなくらい不幸せになった人も沢山いる。でもそうでない
人はそれよりももっと沢山いる。え?その証拠を出せ?それはこれを
読んでいる、あなた自身が、長い長い襷リレーを繋がれて、今ここに
在る、という事が、その証明になるのではないかな(^^)?

だからカネとかいうような小さい杓子定規で結婚を計るのはもったい
ないと自分は思う。「結婚しただけで一億円の損」、とかいう主張も、
天災や理不尽な殺人、不幸な事故で家族を失った人間が、もし一億円
払ったら失われた家族が蘇る、と言われたら多分誰もがそれを払うか、
払うために死ぬほどの努力を惜しまない、と思うよ。

そう考えたらたった一億や二億で得られるのであれば、またはそんな
人生経験が出来るのであれば、それは安いんじゃないか、と思う。

この世で一番価値のあるものはいくらカネを積んでも買えない。
むしろ不思議な事に、カネなんて無くたって手に入る事もある。
逆にカネはいくら稼いでも、誰かが売っているものしか買えない。
カネは「楽する、楽しむ」ために使えるけど「幸せ」は買えない。

これは青臭い奇麗事なのかもしれないけど、ただカネのためだけに
独り者としての自分の時間や人生を会社に切り売りしながらまるで
強制収容所のような所で毎日残業三昧で働く今の自分はそう思う。

だから、今の若者にはぜひ一度結婚にチャレンジしてみて欲しい。

別に「結婚」というシステムでなくてもいい、好きな相手と二人で
一緒にお互いが一人の人間としてそれを曝け出して一緒に生活する、
というだけでも十分だ。それを一言で言うならばこうなる。

 ino:「踊るアホゥと見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損♪損♪」

…一度踊ってみて、ダメだこりゃ、と思ったり、懲りたら、そこで
離婚するなり別れるなりしてから非婚モードに入ればいいのさ<ばき!

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かく言う自分は、結婚の機会があればあと一回だけはチャレンジして
みようか、と思っていたが、でも残念ながら、もうそれが出来る年齢の
上限が…目前に来てしまった(苦笑)

なので結果として非婚というか不婚の人生を歩むことになりそうなので
上記まとめサイトのいう「非婚のメリット」と「デメリット」を甘受
して、これからの老後を独りで生きる事になりそうだ(^^;)

確かに男の一人暮らしは長くやってるけどそれほど辛くないし、今年の
年収は男の上位7%にとりえず入る気配なのでそのくらいあれば、まぁ
ここしばらくの間はバツイチ中年男の一人暮らしで困る事は無いだろう。

また福利厚生や、老後の年金といった話もそれなりの規模の会社の
正社員なので、不安が無い訳ではないが、さりとてそれは大きくもない。

それが幸せな事か、不幸せな事かは、今はまだ判らない。個人的には
多分不幸せ側に偏っているとは思うが(苦笑)、それがどうしても避け
られない未来であるのなら、それを嘆き悲しむよりは、むしろそれを
どう楽しんでやろうか♪、くらいの気構えで、自分の「これから」を
見据えて、そして生きてゆこうと思う(^^)

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2006.02.28

「元カミさん」からのメールに動転

ちょっと前に、夢を見た。

それは元カミさんの夢。誰かと子供と楽しそうに笑っている姿だった。
その笑顔は自分が一度も見たことが無い、楽しそうでとても幸せそうな
笑顔だった。

…ああ、今は幸せになれたんだね、良かった。それがわかればもういい、
じゃあね(^^)/、と、その幸せな場所に自分の意識があることが居たたまれ
なくなって、とっとと逃げ出そうとした。

そしたら、自分は透明な電話ボックスのような器の中にいて、そこから
一歩も逃げ出せない。目を瞑ってもなにせ夢の中だから全部丸見え(苦笑)
そのまま延々と幸せそうな元カミさんの姿を見続けて、…朝に目が覚めた。

あ、いやいや、別にそれでうなされてはないよ(^^;)
元カミさんが幸せならば、自分も幸せなんだから。

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…でも何だろう?何でこんな夢を見たんだろう?

離婚した当時はともかく、最近はそういう夢は見なくなったのになあ。
…元カミさんに何かあったのか?とはいえ、何があろうと、今の自分は
彼女を助ける立場には無い、それは今のダンナがする仕事なのだ。
自分は何もする資格は無いし、自分に可能であっても絶対にそれを
してはならない。ちゃんと判ってるので大丈夫。

でもまぁ、この一件で元カミさんが意識の上の方にやってきたのは
確かだった。ちょっと前に元カミさんネタを書いたのはその頃だ(笑)

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ちなみにこのblogでは、特に意味も無いのだが自己紹介欄でフリーの
メルアドを晒している。そしてたまにここを見た人から直メールが届く。
中には明らかに勘違いしてる人や、無礼千万な人もいるけど、中には
メールで何回もやり取りしたりする事もある。

とはいえ、メルアドを公開していると当然それを標的としたspamメール
が沢山やってくる。と、言うよりチェックするたびspamメールがドドン!と
届いていて、まともな私信は殆ど皆無だ。だからsubjectとメルアドを
見て、spamだ、と割り切ったら読まずにズバババッ!と一気に削除する。
そのためあるとき、ちゃんとした私信を誤ってそのまま削除しかけた
事もある。

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で、最近も久々にメールチェックしてみた。ちなみにチェック周期は
2週間に一回くらいだし、必ず返信するとは限らないのであしからず。

…ふんふん、またspamばっかりだな、まるでゴキブリホイホイを開いて
何匹掛かっているかを見てるようだね、などと思っていたが、その中の
一通を見て、身体も意識も瞬時に凍りついた。

そこには送信元に元カミさんのフルネームと、「○○○です」という
元カミさんの名前をひらがな書きされたsubjectが付いたメールだった。

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身体は凍りついたまま、意識は次に大爆発していた。

いまさらなぜメールが来るのだろう?もしや、何かあったのか?
まさか自分とやり直したいとか(^^ゞ<ばき(by 元カミさん)
…これだけは何があっても、お互いでありえないよなぁ(苦笑)

じゃあなんだ?全てが終結している今、離婚後に必要な事務的な
連絡無いはず。それに万が一にも元カミさんから自分に普通にメール
してくるはずも無い。これはうちらが復縁するくらい可能性が無に近い。

…あれ?ちょっと待て、このアドレスにメールしてくるということは
まさかこのblogに何かしらで辿り着いてここを見たのか(冷汗)?
ならばココもこれまでだ、いやいやそうじゃなくなおさら解せない。

だってここで展開してるオレの生き様は元カミさんが自分という
人間性の中で心底嫌がり、嫌悪していた姿そのものなのだ。

ん?「またこんな事してるのね」という嫌味でも言って来たか(^^;)?
…いやそれも無いな、俺は元カミさんの中には元々存在してない。
万が一そうでないとしても、他人となった今更そんな嫌味な事を
する程、陰険な人じゃない。だったら惚れないよ(*^^*)<ばき

じゃあなんだ?まさか「離婚慰謝料よこせ」とかなのか?<ばき
確かに離婚後3年間が慰謝料請求の時効だから時期的に合<べき
でも、孤独な一人暮らしを送る自分と違って、すっかり幸せになって
いる(はずの)彼女に、慰謝料を払わねばならないような事は自分は
一切してないぞ。

思考が堂堂巡りを繰り返して、夕飯を炊いて作る事や空腹すら忘れ、
そのまま数時間、液晶モニターの前から動けずにいた。結局その日は
そのメールを開く事が出来ずPCを落とした。ダメ男だ…_| ̄|○

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こう言う時の葛藤は仕事に没頭で誤魔化せ!若者が自我で抑制
出来ないムラムラした性欲を運動で発散するように、答えの出ない
事が最初から判ってる葛藤は、他の事で脳の占有率を上げて、Hold
させれば自分という人格が高負荷がかかってフリーズせずにすむ。

オラオラオラ〜〜!と仕事に没頭。とはいえ、残業代は無いが(T◇T)

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でも、仕事が終われば誰もいない暗く寒い家に帰らねばならない。
そうなると、どうしてもそのメールから逃げ続ける訳にはいかない。

意図してPCに触れないように、夜なのに掃除機かけたり、パスタを
3人前以上茹でちゃったりして明らかに気が動転しながら過ごしたが
遂に覚悟を決めてそのメールを開いてみることにした。もしかしたら
何か良いニュースなのかもしれないじゃん、そう思ったらちょっと
楽しくなれたし(^^)<ばき

覚悟してPCを立ち上げ、webメールにログオンしてみると、やっぱり
そのメールは存在していた。夢じゃないんだよな、これは。

恐る恐るそのメールをクリックするべくマウスカーソルを近づける。
ふと、思い出した。このワクワクドキドキ感は…そう、付き合う前
元カミさんから初めてメールを貰った時、それを開く前のそれと
同じって事に。

これ、どういう内容なんだろう、過大な期待と、莫大な不安を抱え
ながら届いたメールを開く前のあの気持ちそのもの。もう老いた
今の自分にこんな気持ちが残ってた事にちょっと嬉しさを感じた。

…どんな内容でもいい、全てを全力で受け入れよう。そう決心して、
ついにそのメールをクリックした。 …あれ?そういえば何でこの
差出人の苗字が旧姓のままなんだ?という事に、気が付くのと、
ほぼ同時に。

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そのメールは、遂に開かれた。
そこには大体こんな感じの文面が書かれていた。

「○○○ちゃんで〜〜す♪、■△で一人暮らししてる22歳のOLで、
 最近カレシと別れてとっても寂しいの・・・身体だけの付き合いでも
 いいから、こんな私を慰めて欲しいな♪、 私のプロフィールはここよ、

 http://(以下怪しい所なので自主規制)             」

ふっ、ふっ、ふざけんな!こりゃ誰が見ても単なるエロspamやんけ!
ためしに送信者のプロファイルを開いたらメルアドが「info@…」って、
完全にspamや!確かに稀に個人名の奴もあるけど、なんでよりに
よって、オレの元カミさんの名前を一言一句完全に一致させてそんな
モンを送ってくるんだぁ!!偶然にしてはヒドイ!あーーまったく!

第一!オレの元カミさんはそんなに若くな<ばき
じゃなかった、そんな女じゃな〜〜〜い(T◇T)!

速攻でそのメールを削除し、波打っていた気持ちを落ち着かせた。
その波が収まった後に残った感情は不思議と「なんだ、残念…」
だったのは、元カミさんにはナイショだ<ばき

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まあ、実際、元カミさんが自分に連絡してくる事はありえない。
そして自分から元カミさんに連絡する事もありえない。自分に
とって元カミさんという人格はこの世の人じゃないし、
元カミさんにとって自分は元々(以下自主規制)だからだ。

もし本当に連絡があったとしても、それに反応しない方が彼女を
そして今の彼女の家族を幸せにする一番の方法だし、それを
見ない方が自分も元カミさんとあったような幸せとは違う形の
幸せにより早く辿り着ける最良の方法だと思う。

だから今後はこうやって惑わされたりしないよう、どのメルアドに
届いた今回のようなメールも開かずとっとと削除してしまうつもり。
もしその中に本当の元カミさんからのメールが入っていたとしても、
その方がお互いの未来の為に、いいよね、きっと(^^)

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でも、結局は偽者のspamだったと判った後に感じた感情が、実は
今の自分の本心…なんだよなぁ。今回の一件でそれを再確認して
しまった(苦笑)


 

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2006.01.14

「選んではいけない男」に適合

自分は自他共に認めるバツイチ中年男だ。つまりは、結婚生活を行う
資格も能力もない、と、国の管理する公文書に記されている人間だ。
つまり前科者や禁治産者と同じようなもんかもな<ばき

まあこれこそが自分の人間や男としての実力だから、それについては
とやかく争うつもりは無い。誰かから張られた、言われ無きレッテル
ならば徹底的に争い名誉回復をするところだが、事実は事実だ(苦笑)

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で、定期的に眺めているAllAboutの最新ガイド記事一覧をみていたら、
そんな自分の事を特集したかのような記事があるのを発見したので
恐る恐る読んでみた(^^;)

  【離婚】こんな男と結婚してはいけない!

…なるほど、確かにそうかも。ここで挙げられている典型的なダメ男
は、ごくごく当たり前的な一般的項目で、自分自身に該当しない項目
もあるが、中には当然のように該当するものもある。

う〜ん、よく空き巣犯や、性犯罪者が「こういう手口で犯罪を行って
ましたので、みなさんご注意を」という告白がモザイクと声を変えて
TV番組に出てるが、今の自分の心境は、そんな彼らと同じかも<ばき

未婚のお嬢さん、こんな男やinoにはダマされちゃダメよ(^^ゞ<ばき

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詳細はリンク先の原文を参照してほしいが、その内容を一部抜粋し
そこで挙げられている「結婚不適合男」がどういうタイプの男なのか
その項目を抜き出して、自分はどうなのか自己分析(自己擁護?)
して併記してみた。自虐的かもしれないが、ま、ご参考までに。

1. 俺様男
    うーん、書かれている内容とはちょっと違うが、冷静に分析
    するとオレはこれに該当するんだろうな。いつもどこかで自
    分を必要として欲しかった、それで日々加速度的に失ってゆ
    く自信を取り戻したかったんだと思う。オマエにそんな実力
    は無いんだよ、と常に示されてたにも関わらず。そしてもっと
    もっと、元カミさんの事を大事にして、その気持ちを理解して、
    彼女なりのアイデンティテイやプライドを、自分のそれに対し
    もっと激しい唾棄をし続けながら認めてあげるべきだった。
    反省。

2. ホラふき男
    ある意味、これにも該当するかもしれない。元カミさんが
    理想としていた男では無かったもんな。信頼関係を裏切る
    行為や、悪意あるウソは一度もついた事はないけどね。

3. 転職男
    これは該当しない。自分の将来ビジョンは就職前に立ててた
    から、その目標を達成するために、今の会社を選んで入った。
    その目標は今もブレてないから、そこに至る最短距離にいる
    今の仕事は自己都合で投げ出すつもりは、全く無いよ(^^)。

4. 浪費男
    これも該当しない…いや、するな。結婚してた時、毎月平均
    3〜4万くらいは単車に金をかけていたもんなぁ。ただ、人生
    の中で唯一将来を夢見て計画的に貯蓄をしてたのも事実よ。

5. 借金男
    これは絶対該当しない、産まれて今まで一度も赤字になった
    事が無いから。単車も車も全て現金購入でローンも皆無だし、
    結婚した時にかかった資金も全部自分の手持ち現金で済んだ。

6. 偏食男
    これも該当しないな、何でも感謝し美味しく残さず食うよ(^^)。

7. セックスしない男
    …該当しないっす(^^;)、でもヘタだから今も自信は無いけど。
    若い頃にもっと自分に投資し練習しとけばよかったな<ばき
    でも金で身体を売れる女性と違って、金で身体の関係を持つ
    事にどうしても罪悪感があるので、恥ずかしながらこの歳に
    なっても未だに風俗童貞なのだ(自爆)

8. モテ男
    残念ながらこれも該当しない(苦笑)、今まで女に惚れられた
    経験は一度もない。当然、異性の知り合いは一杯いるけども
    「女友達」は居ないし、浮気は絶対しないから(きっぱり)
    この項目だけは自信を持って「大丈夫」と言えるぜ(^ー^;)

9. 干渉男
    明らかに怪しい行動や、残念ながら裏切られてる事が判って
    いる場合を除き、信頼している相手なら、ある程度お互いが
    (=心で繋がってれば)自由でいいと思う。直接会えなくても、
    抱きしめられなくても、文通とかで恋愛出来る人間なんでね。
    よって(自称では)該当しないだろう。

10. マイナス思考男
    バリバリに該当する気がするな(自爆)。これはゲロせずとも
    ここのBlogを一通り見れば、一目瞭然か(^^;)。自分としては
    自己弁護自己擁護しないニュートラル思想と思ってるんだが。
    些細な事は常にプラス思考にすり替えられるけど、基本的に
    性根が腐ってる心の弱い男だから、

     「大丈夫!どうにかなるよ(^^)♪」

    っていう感じで、相方がそばに居て、片方がネガティブ化
    しそうな時にもう一人が励まし互いに支えあう関係が無いと、
    すぐマイナス思考しちゃうのかもな。これからの人生を一人で
    鼻歌雑じりで生きて、死んで行けるよう、もっと頑張らないと

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以下蛇足:

ここに挙げられた項目はあくまでも代表的一般論で、例えば言語道断な
DV男や、ギャンブル男、マザコン男とかは、入っていない。まあそれでも
選んでくれる女が世の中には多々いるようだが、それはさておく。

で、一般論としてもう一つ。これらの要注意項目、「女が注意すべき男」、
の事らしいけど実はそれだけじゃなくて、上記元記事の「〜男」を
全て「〜女」に置き換えてみれば
「男が注意すべき女」、つまりは
「こんな女と結婚してはいけない!」ってことをそのまま表していると
言ってもいい。

世の中の、まだ結婚する可能性のあるどくしんだんせい諸君、
事後に下記Linkみたいなメに会わないよう、ご安全に(-人-)<ばき

 参考資料:男はつらいよ'97 by 中国新聞


 

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2005.10.30

かつて惚れてた女に出会う

こう見えても一応一度は結婚していた事もあるが、今では
本来あるべき基底状態の「中年バツイチサラリーマン」と
なっている自分は、ぶっちゃけた話、今まで女にモテた事が
…一度も無い(自爆)

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そんな自分は「惚れたら一途」タイプの人間なんで若くから
多くの女を経験して遊び倒し、相手がいても浮気したり常に
二股や三股をしながら生活するなんていう生き方はとても
出来なかった。

「この女に惚れた」と、なると、もう他の女は意識の中では
「女」じゃなくて「人」となってしまうからだ。だから自分は
一度惚れたら絶対に同時進行たる浮気はしない。

…実は恥ずかしい話、以前はこんな自分が自身の「長所」と
思っていた事がある。でも、世の中の女が求めているのは、
自分のような「負け組」でなく全く逆の生き様を好んで行い、
そしてより多く存在する「勝ち組」の男達だった(^^;)

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これは、実に単純な大自然の摂理、原理原則に基いている。

「その方が生物のオスとしてメスから見て魅力的だから」

どんな生き物も、大きかったり、強かったり、派手だったり、
大きな声で鳴いたり、より優秀な巣を作るオスをメスは選ぶ。
そこにはたった一つの例外も存在しない。

ギャンブルに狂い、借金して、暴力を振い、浮気を繰り返し
酒を飲み酔って暴れて、実母べったりのマザコンダンナでも
離婚せず夫婦でいられる男は世に当然の如く多々存在する。

一見するとそんな夫婦関係が一発で破綻しそうな状態の男が
持っていて、女が求めている「男の魅力」はそんな些細な事で
決して相殺する事が出来ない程に莫大なファクターであって、
そして自分に欠落している「何か」に違いない(自爆)

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 「メスに選ばれないオスに存在(生存)価値無し」

この自分が敬愛して止まない大自然の、鉄則に命ある者は
逆らえない。自分に「男」として許されていた事を、多分全て
やれた、その結果だから、潔く、粛々と堂々と淘汰されよう(^^)

残念ながらこれは卑屈な負け犬根性で言っているのではなく、
自分自身を卑下して自嘲しているのでもない。自分が惚れて
心底必要として求めていた女達がそういう評価を下している。
…ある意味最も信頼性の高い客観的絶対的な解析結果だ。

当然それだけの単純な理由じゃなくて、自分の人間性自体に
そもそも問題がある、つまり「人としても致命的な欠陥」が
あるから、その当然の結果として自分はバツイチとなった。

その致命的欠陥とは…ここのブログを最初から一通り見れば
全てが込められているので一つ一つ論う(あげつらう)必要は
無いだろう(^^ゞ

…おっとっと、前フリが長くなりすぎたな。

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ちょっと前の事だ。

とある仕事絡みのイベントに出向いた時、本当に偶然に目の
前に以前惚れていた女がいるのに気が付いた。彼女とは残念
ながら付き合っていたのではなく、十数年前にコクって玉砕
したのだ<ばき

そして向こうも、自分を見て訝しげな顔をして何かに気が
付いたような顔をして、その直後に目があった。凄く驚いた
顔をしているのは、後で聞いたら自分が当時と違って丸刈り
中年男に変身していたからだったそうだ(苦笑)

お互いがお互いを認識しているので、無視する訳にも行かず
あの時以来だから十数年ぶりに、思い切って声をかけてみた。

 ino :「…やあ、久しぶり、inoです。覚えてます(^^)?」
 女 :「うわぁ、久しぶり!、…一体何よ、その頭は(^^;)?」
 ino :「うん、色々あって、出家したんよ、南無ゥ(-人-)」
 女 :「またまた〜、ウソばっかり言って(^^)」

その後少しばかり立ち話をしていた。彼女は自分の一つ上だが
今でも独身でバリバリ第一線で働いてるとか、実に彼女らしい。
以前もイイ女だったが十数年たった今の方が表情が生き生きと
していて、正直あの頃よりもずっとずっとイイ女になってた(^^)

自分は落ちる所まで落ちてこの有様、と話したらケラケラと笑い

 女 :「inoはまだ若輩なんだよ、今からでも頑張りなよ」

と、励まされたがフラれた相手に言われても説得力が無<ばき

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そんなこんなで、数分間立ち話して、そして別れた。

ドラマならここから何かが始まるかもしれないが現実はシビア。
当然のように連絡先も聞かないし、再会の約束をする事もない。
いくらイイ女になっていてまだ独身だったからといって自分の
過去の想いが蘇りはしないから、また会いたいとは思わない。

当時の彼女への思いは、その後とっくに「上書きインストール」
されて、もう残滓も残ってない。薄情なようだけど、その後で
本気で惚れた女が現れたら、悪いがそれ以前に惚れた女は
「昔知り合いだった人」に格下げになる。

そういう人が現れない限りは、終わった後も心のどこかに当時の
気持ちがデリートされずにアーカイブされてずっと残っている(^^;)
もう存在しない人なんだけど、自分は弱い人間だから心を完全に
「空っぽ」には出来ない、いや、したくないんだろうな(苦笑)

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とはいえ遠くから幸せを願っていても、会いたいとは思わない。
そういうストーカー的行為?は自分が最も苦手とする事なんよ。

今回は本当に思わぬ偶然で狭い場所での遭遇だったので逃げる
に逃げられなかったが、実は本当は逃げ出したかった(自爆)
元カミさんを筆頭に、自分の事が嫌で嫌で、本当に嫌で仕方無くて
不快な想いをさせてしまった人の一人だから、あわせる顔が無い(>_<)

でも今回思い切って声をかけた事でイモを齧りながら底辺で生きる
自分が、より輝いていた彼女と邂逅し、話が出来たのが嬉しかった。
もし、また何か偶然が重なる事で、再び彼女と出会う事があったら、
今回のようにぎこちなく、ではなく、もう少し気楽に話が出来るような
「もっと強い人間」になっていたいもんだ(^^)

 

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2005.05.30

命日であり誕生日でもある

今日は5/30、別名「ゴミゼロの日」だ。そして自分にとってはかつての
自分自身の命日であり、今の自分の誕生日でもある

よ〜し!今日は久々に酒でも飲んで酔っ払いながら思いっきり
その手のネタを語ろ<ばき

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でも、冷静に考えてみるともう離婚して一人暮らしに戻って、丸2年も
経つんだな。ということは、結婚してた期間よりも「その後」の方が
もう長いのか(苦笑)

その二年間、色々思う事は多々あったけど、結局一人静かに基本的には
穏やかなる日々を淡々と過ごしちまった。つまり丸2年間女っ気皆無(自爆)

この2年間をそうやって過ごした事が、自分にとって良かったのか、
それとも取り返しのつかない事だったのか、今はまだ分からない。
ただ一つ確実なのはその間に、確実に老いて着実に死に近づいたって事。

そういえば最近ある知人の女性(既婚)と会話してて、その最中こう言われた。

 知人A:「…ええっ?inoさんって、まだ結婚願望あるの?信じられなーい。」
 ino  :「ほぇ?なんで?別にいいじゃん、バツイチが再婚したってさ」
 知人A:「inoさんは見てると、そういう雰囲気がぜんぜん出てないのよね」
     「なんかね、『もう女はこりごり』」っていう修行僧みたいなのよ」
     「実際、奥さんいなくても生活はぜんぜん困らないでしょ?」
     「女は敏感だから、そういう人にはなかなか寄り付かないわよ(^^)」

…そっか、女性から見ると今の自分はそういう風に見えるのか(苦笑)
もう少し色気を出して、切羽詰って、女の尻を追いかけないとダメか<ばき

いや違うな、多分今の自分にはまだ「元カミさん」という残滓がどこかに
こびりついていて、そのカケラだけで事足りちゃって他の女は不要、てな
雰囲気というか、気持ちが自分にあるんじゃないだろうか?

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確かにこの二年間を振り返ると、今はどこかで誰かと幸せに暮らしてるだろう
元カミさんを思い出さない日は一日も無かったような気がする、マジでね。

今となっては世界中の誰より遠い、地球の裏側に住んでる人より、大国の
権力者より、悪の枢軸の将軍様よりも遥かに遠い遠い存在、だというのに。
その感覚は未練や、後悔や、感傷や、慕情といった、生々しいモノじゃなくて
どちらかと言うと、亡くなってしまった親しい人をふと懐かしむ感じ…かな?

なんていうのか、切り落としてしまった腕の感覚が脳はまだあると感じる
事があるように、物理的にも、そして精神的にも一切存在していないのに
自分の周りにぼんやりと「在る」ような、そんな気が何となくするのだ。

つまる所、自分は今もどこかで、まだ元カミさんが好きなんだろうな。
確かに結婚したいと思った女は今までの人生で元カミさんだけだったし、
もし、何かしらの事情で今までの記憶を一切無くした状態で
再びどこかで巡りあえたら、今でも多分また好きになると思うよ(^^)。

女と違って男は心底惚れると失ってもなかなか忘れられない生き物だから
「次」が始まるまで少しずつ経年劣化しながらも、どこか残ってしまうモンだ。
ちなみにそんな状態で「次」が始まると、残っていたそれを保持し続けながら、
なんて器用なことは出来ず「無警告で上書きインストール」してキレイに
その断片は無くなってしまうのも男の特徴と言えば特徴<ばき

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そんな話をBlogではなく直に人との会話で話した時に、こんな事を
言われたことがある。

 他人A:「ならばその元カミさんとやらに連絡してみたらどう?」
 
確かに何度か発作的にそういう衝動に駆られたこともあったけど、
それはダメだ。何があってもそれだけは絶対にしてはダメ、ありえない。

なぜなら、それは元カミさんが最も自分に望んでいない事だから。

自分と暮らしたことが彼女の人生にとって最大の汚点である以上、
そのコ汚いシミをいまさら炙り出すような真似は彼女を傷つけるだけ。
自分が幸せにしてやれなかった元カミさんは今は幸せであるようだし
そんな状態で自分が連絡できるはずもない。そんなに厚顔無恥じゃない。
そんな最後の最後に彼女が自分に望んだことを、自分はいつまででも
叶え続ける責任があるのだ。

色々な事があって、苦悩し、様々な思いが錯綜し、精神的に参ってたあの頃。
以下のHPの、その中の引用文を見た瞬間に顔面を拳で殴られるよりも強い
衝撃を受け、淀んで腐臭を放っていた心はすっと楽になり、そして自分は
ようやく一人暮らしに戻る決心がついた。実話だ。

http://www.1101.com/essay/2000-12-06.html

その結果は案の定、と言うか元々最初から自分のモノではなかったので、
結局は今に至るのだけど、自分は今もこの時の決断を後悔してない。
だって今の彼女は自分と違う人生を歩む事で自分と一緒に居るよりも
ずっとず〜っと幸せになっているのだから(^^ゞ

男として、これほど嬉しくて、これほどに恥ずかしいことは、そう無いだろう。
でも、これがゲタを履いてない自分の実力だから、受け入れて認めなきゃ…ね。

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相当古い歌だから若い人は知らないだろうけど「ペドロ&カブリシャス」
というグループ(Voはあの高橋真梨子)が歌う「五番街のマリーへ
という名曲がある。

その存在は以前から知っていたけど、最近車に乗っている時にラジオを
聞いていたら、その曲が流れていてその歌詞が、自分が元カミさんに今
思う事が一部を除いてほとんどそのまんま歌われていて、我ながらびっくり(^^;)

決定的に違うのは、自分は今の元カミさんがどういう暮らしをしてるのか
知りたい、などと全く思わないって事。だって少なくとも自分と暮らしてない以上
自分と一緒にいた時よりも彼女は幸せだと信じているから。それでもう十分さ♪
それに元カミさんも、自分が今ここでUPしてるような暮らしをしてるなんて事は
見たくも、知りたくも無いだろう。つまり、それと同じだよ(^^ゞ
 

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